#25/27 ●連載 ★タイトル (CKG ) 02/05/07 14:43 ( 49) @コラム431 イスラエル:パレスチナ=アメリカ:世界 ヨウジ ★内容 イスラエルの横暴とそれに肩入れするアメリカ。 世界から二重基準と言われてまで 何故、アメリカはイスラエルに肩入れするのか。 普段は強気のアメリカが イスラエルに対しての事となると急に腰が引けて来る。 アメリカ国内の僅か2.5%、550万人のユダヤ系アメリカ人の存在が アメリカの政治を動かしているからと言われる。 要するに資本家が多く、政治献金で政治を動かしているのだ。 ならばイスラエルに対する政策だけでなく アメリカ政治全般に渡ってユダヤ系アメリカ人の影響力が及んでいるはすだ。 すると最近特に目に余るアメリカの単独行動主義も 源泉はそこにあるのかも知れない。 シャロン政権のパレスチナに対する手荒な対応と軍事行動は アメリカの同時多発テロ後のアフガニスタンに対する軍事行動と良く似ている。 大型爆弾等を使った空爆中心の戦争で アフガニスタンの一般市民4000人以上が犠牲になったと報じられた。 アメリカ人以外の犠牲者も含んで2000数百人の 同時多発テロの犠牲者数を遥かに超えている。 しかし、これに対してアメリカはテロリストを一掃するのが目的であって 一般市民を殺すのが目的ではないからと言い訳し 遺族に対して詫びるところか、見舞い金・補償金の支出もしなかった。 亡くなった人々とその遺族の気持ちは 同時多発テロの犠牲者と同じではないのか。 ジェニンその他で虐殺されたパレスチナの一般市民も同じである。 犠牲者にとっては名目がテロであろうがその報復であろうが 意味に違いはないのである。 どちらも人道主義に反する手前勝手な殺戮であることには違いない。 どのような大義名分を付けようが正義とは言えない。 パレスチナ問題の根本原因がイスラエルによる占領と それに肩入れするアメリカと アメリカが反対すると国連も世界も何もできないという 国際政治の非民主性にあるという中では 「テロは悪だ」 「テロ支援国も悪だ」 だから「テロとの戦争だ」 と言った単純な「正義と悪」論では片付けられないのである。 イスラエルのパレスチナに対する横暴と アメリカの世界に対する横暴とが良く似ている。 イスラエルがアメリカに似ているのか、 それともアメリカがイスラエルに似ているのか。 イスラエル:パレスチナ=アメリカ:世界。                             ヨウジ *--------------------------------------------------------------------* | Backup&Copy BCOPY / Shell&Menu SMENU / 地球温暖化対策Program CO2 | | PC-VAN:CKG36422 e-mail:CKG36422@biglobe.ne.jp | | NIFTY :BXC02020 e-mail:BXC02020@nifty.com or BXC02020@nifty.ne.jp | | Home Page http://www5b.biglobe.ne.jp/~youji/ | *--------------------------------------------------------------------*