#17/17　●連載
★タイトル (CKG     )  02/04/06  00:55  ( 44)
＠コラム��427　二重基準　〜矛盾する正義〜　ヨウジ
★内容                                         02/04/06 01:03 修正 第2版
アラブ対イスラエルの構図の中で
イスラエル側にだけ
核ミサイルやミサイル迎撃ミサイルを始めとする
最新鋭のハイテク兵器がある。
イスラエルに許されている核ミサイルが
何故イラクには許されないのか。
あるかないか分らない核査察を拒むだけでも
米英空軍の爆撃の理由にされる。
また防空レーダー施設を修復しただけでも
空爆の対象にされる。
まるでイラクには領土権も自衛権も許されていないかのように。
イラクのクウェート侵攻が多国籍軍により排除されたのに
何故、イスラエルのパレスチナ占領は許されているのか。
今回は一応米国も言葉では非難しているように見せ掛けているが、
本心では支持していることはこれまでの経緯を見れば明らかだ。
世界には専らアメリカのプロパガンダだけが流されている。
また都合が悪くなると敵側の放送局を爆撃して口を塞ぐ。
米国の標的になった国は全てこの方法で良いように潰されて来た。
領土を武力で奪われたパレスチナの人々が
領土を取り戻そうとすることは当然のことだ。
ついこの間までは自治権さえも許されていなかった。
まるでイスラエル人より身分が下であるかのように。
戦車も戦闘機も一つもないパレスチナの人々が
侵略者であるイスラエルからどのようにして領土を取り戻すのか。
アメリカの警察がただの泥棒や交通違反者でも
静止命令に従わないとピストルで撃つように
パレスチナの人々にも返せと言っても領土を返さない領土泥棒に対して
自爆テロを行なう位の権利はあるはずだ。
丸腰同然のパレスチナの人々は
可哀相にも自分の体に爆弾を巻き付けて
自分を犠牲にして戦っているのだ。
大抵は家族にも知らされないで決行する。
先日の結婚を前にした女子高校生も例外ではなかった。
悲しみのどん底の遺族に見舞金を贈るのは当たり前だ。
例え外国からであっても。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヨウジ
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