#9/9 ●連載 ★タイトル (CKG ) 02/04/01 18:49 ( 40) @コラム420 正当なテロと正当でない報復 ヨウジ ★内容 02/04/01 18:52 修正 第2版 パレスチナ人によるテロは 領土を武力で不当に奪われた被害者によるレジスタンスであり 正当化できる根拠がある。 これに対してイスラエルによる その数十倍の規模の圧倒的軍事力による報復(テロ)は 侵略・占領を守るためのものだから正当化できない。 これは本来なら11年前のイラクのクウェート侵略に対する湾岸戦争と同様に 多国籍軍によりイスラエルの侵略を止めさせるべき問題だ。 それなのにそのように処理されないのは イスラエルがアメリカと親戚のような関係にあるので 特別扱いされているからだ。 これは国際正義に反しているし 民主主義の精神にも反している。 パレスチナの過激派テロ組織が 「イスラエルとの交渉には一切応じない」と言っているのは イスラエルの政権の長が 占領地も聖地も返さないし パレスチナ国家樹立も 難民帰還も許さないと 常日頃から言っているからだ。 交渉ではなく占領地の無条件全面返還という前提がなければ この問題は解決しない。 イスラエルがそういう姿勢を示せば 新たなテロは起こらなくなるのだが、 実際にはパレスチナの人々の心を逆なでするような 強硬な対応ばかりが行なわれて来た。 物の道理に従わないから 今日の危機的状況に陥ったに過ぎない。                          ヨウジ *--------------------------------------------------------------------* | Backup&Copy BCOPY / Shell&Menu SMENU / 地球温暖化対策Program CO2 | | PC-VAN:CKG36422 e-mail:CKG36422@biglobe.ne.jp | | NIFTY :BXC02020 e-mail:BXC02020@nifty.com or BXC02020@nifty.ne.jp | | Home Page http://www5b.biglobe.ne.jp/~youji/ | *--------------------------------------------------------------------* P.S.望ましい状況ではないが「聖戦」に値する。 注)この作品からアーティクルの形式が少し変わっていますが、   これは今回から新AWC(http://www.awcjapan.net)に掲載したものを   転載しているからです。