#7702/7702 連載 : AWC.3.2 ★タイトル (CKG36422) 02/01/05 12:13 ( 62) @コラム405 環境を守るには文明の逆回転が必要 ヨウジ ★内容 温暖化防止等環境保護対策を行なう速く確実な方法は文明を逆回転させることだ。 待機電力を減らしたり、車の燃費を高める等の技術的改良は 初期の対策には有効だが、 更に対策を強化し目的を達成するにはライフスタイルを変える以外にない。 そしてライフスタイルを変えるとは、すなわち昔の暮らしに戻すことだ。 スイッチ一つで料理ができる、暖房が入る、お湯が出る、 あるいは何の準備もなく車の座席に座ったままで旅行のできる暮らしは 確かに便利で豊かだが、環境には最悪の暮らし方だ。 何故なら全て資源とエネルギーの大量消費と廃棄で成り立っているからだ。 例えエネルギー効率やリサイクル率を高めても 地球にはとても50億人もの人間の文化的生活を支えるだけの キャパシティーはない。 だから効率を高めるだけでなく、使用そのものを止める必要性がある。 極力、機械などの文明の利器を使わない暮らしに変えることだ。 例えば車を止め自転車や電車などの公共交通機関に乗るようにしたり、 給湯を使った食器洗いを止めて、ビニール手袋をはめて水で洗うようにしたり、 エアコン暖房を止め外出する時のような防寒着で暮らすという類のことだ。 そのための最も確実な方法は、 車を廃車にし、あるいは車を持たない乗らない生活に変え、 給湯の配管を撤去したり、エアコンを撤去または使えない状態にすることだ。 こうすれば否応なしに機械を使わない環境に優しい生活ができる。 機械を使わない暮らしにすることは、 すなわちライフスタイルを変えることであり 文明を逆回転させることと同じだ。 昔のような質素な生活に戻ることで 環境も綺麗になり あくせく働く必要性もなくなり 心にもゆとりが戻って来る。 健康で精神的に豊な暮らしができるのだ。 生活そのものがスポーツを兼ねているから わざわざお金を払ってスポーツジムに通う必要性もなくなるし、 病気も減るから医療費もずっと少なくて済むようになる。 つまり文明の弊害をなくすために使う 余計なエネルギーがいらなくなり 社会構造と暮らしがシンプルになるのだ。 我々自身を滅ぼす文明など文明の名に値しない。 だから文明の逆回転とは悪い意味なのではなく 反省をし持続可能な文明に改めることなのだ。 大部分は昔の暮らし戻すことで、 一部は自然エネルギーや新技術に置き換えることで 持続可能な文明を達成させることができる。 温暖化防止等環境保護対策を行なう速く確実な方法は文明を逆回転させることだ。 待機電力を減らしたり、車の燃費を高める等の技術的改良は 初期の対策には有効だが、 更に対策を強化し目的を達成するにはライフスタイルを変える以外にない。 そしてライフスタイルを変えるとは、すなわち昔の暮らしに戻すことだ。                          ヨウジ *--------------------------------------------------------------------* | Backup&Copy BCOPY / Shell&Menu SMENU / 地球温暖化対策Program CO2 | | PC-VAN:CKG36422 e-mail:CKG36422@biglobe.ne.jp | | NIFTY :BXC02020 e-mail:BXC02020@nifty.com or BXC02020@nifty.ne.jp | | Home Page http://www5b.biglobe.ne.jp/~youji/ | *--------------------------------------------------------------------* P.S.環境を守ろうとすれば政治や経済のあり方も自ずと変わる。     21世紀は環境の世紀だ。     『京都議定書』は人類の未来にとって非常に重要な意味を持っている。