#7696/7696 連載 : AWC.3.2 ★タイトル (CKG36422) 01/12/10 12:32 ( 48) @コラム399 軍事法廷と米国の独断専行  ヨウジ ★内容 証拠の一部も公開したし、 政権側(行政)が犯人だと確信したのだから 通常の司法制度に基づいた裁判など行なう必要はないというのでは もはや民主主義とは言えない。 証拠は行政や立法とは独立した機関である 裁判所が認定して初めて証拠となるからだ。 軍主導の軍事法廷で秘密裏に裁くのでは 事の真偽に関わらず正当な裁判とは言えない。 その「証拠の出所を明かすとテロリストを利することになるから」という 軍事法廷で裁く口実にも疑念がある。 第二次世界大戦でルーズベルト大統領が ドイツのスパイを軍事法廷で裁いたのも FBIの失敗を隠すためだったと言われている。 エシュロンなど国際正義に反する入手手段が 明るみになることを避けるためではないか。 いずれにしろ近年の米国はおかしい。 世界の声に一切耳を傾けず独断専行に陥っている。 軍事政権ではないかと思われる程軍部の力が突出している。 あの一連の炭素菌事件も軍の自作自演ではないのか。 報復軍事行動に対する国内外の支持を維持するための プロパガンダだったのではないか。 このところは新たな炭素菌事件が起こらないことと プロパガンダの必要性がなくなっている現在の状況とが 奇妙に一致しているのはそのためではないのか。 それから7日に生物兵器禁止条約が米国一国の拒否で合意できなかったこや パレスチナ問題に対する態度がここへ来てまたイスラエル側に偏ったものに 戻ってしまったのも 各国に対する支持取り付け努力をする必要性がなくなったからではないのか。 全てが政治的に画策されていて、明ら様に態度を変えている。 もうその兆候が表れているが、 この戦争が終わればまた「単独行動主義」に戻り 世界に不協和音を鳴らし、 世界のために真面目に努力している人々の心を打ち砕くのではないか。 世界の足かせになった唯一の超大国アメリカ。                          ヨウジ *--------------------------------------------------------------------* | Backup&Copy BCOPY / Shell&Menu SMENU / 地球温暖化対策Program CO2 | | PC-VAN:CKG36422 e-mail:CKG36422@biglobe.ne.jp | | NIFTY :BXC02020 e-mail:BXC02020@nifty.com or BXC02020@nifty.ne.jp | | Home Page http://www5b.biglobe.ne.jp/~youji/ | *--------------------------------------------------------------------* P.S.12月8日にDVDで映画「パールハーバー」を観た。     そんなこともあり余り気持ち良く観られなかった。