#7688/7688 連載 : AWC.3.2 ★タイトル (CKG36422) 01/11/29 22:42 ( 42) @コラム392 護憲勢力は結集を!   ヨウジ ★内容 自衛隊派遣を巡ってまた民主党の内紛が起こっています。 以前からどうして政治的信条が異なるのに 一緒の党にいるのか疑問に思っていました。 そもそも今のような勢力分布になったのは 衆議院に小選挙区制が導入されることになり 小党では生き残れないと慌てて政党が離合集散し ねじれたまま政党の枠組みができてしまったからです。 この結果、散り散りになった社民・護憲勢力が 小選挙区制の影響で勢力を衰退させ 政治が右傾化してしまいました。 「国旗・国家法」もこの流れから強行採決されてしまいました。 先の戦争を美化・歪曲するつくる会の歴史教科書も 検定を通過してしまいました。 小泉首相の靖国参拝も内外からの強い批判がある中 日付を少しずらしただけで当然のことのように強行されました。 今回の「テロ対策特別特措法」も 憲法で集団的自衛権が禁じられているのに 十分な審議もしないまま 首相の常識論(詭弁)で強行突破されました。 社民・護憲勢力の衰退で 市民を束ねる力も弱まり 市民運動もすっかり衰退してしまいました。 労組の力も弱くなってしまいました。 このままでは憲法が危うくなります。 有権者からすると第1党が圧倒的に有利な小選挙区制のため 小党に投票しても当選しないので 投票意欲をなくします。 無党派層が増えたのもこのことが大きく影響しています。 民意の反映には別の選挙制度が良いのですが、 今すぐには変えられません。 ならば現在の選挙制度に適応し 同じか近い考え方の勢力が結集する以外にありません。 平和憲法を守るため 護憲勢力は結集してください。 選挙になっても投票する政党がないのです。 投票に行きたくなる頼りになる政党を作ってください。 私たち一般市民に希望をください。                     ヨウジ