#7594/7594　連載 : AWC.3.2
★タイトル (CKG36422)  01/06/07  12:36  ( 61)
＠コラム��331　軍国主義化の脅威は残っている　ヨウジ
★内容

「ビンのふた論」で説明されるような
日本の軍国主義復活が日米安保による
米軍の日本駐留で抑えられているということは
私は過去のものではないと認識している。
昨日の朝日新聞の「ｏｐｉｎｉｏｎ　ｎｅｗｓ　ｐｒｏｊｅｃｔ」欄の
米海軍分析センター研究部長　Ｍ．マクデビット氏の
「集団的自衛権��　９条触れず解釈変更を　２００５年をめどに行使実現へ」
には、米国の安全保障専門家の中には「ビンのふた論」を否定するグループと
肯定するグループがあるが、全体のコンセンサスまでには至っていないものの
現在では否定するグループの方が多いと思う述べているが、それはあくまでも
アメリカ人が外から日本を観てのことだ。
日本の国民性は今も昔と何も変わっていない。
島国の単一民族で長い封建制度の下で抑圧されながら世代を重ねてきた
日本人が持っている気質的な特質は何も変わっていない。
横並び気質で、自己主張をしない、
正義より村社会的な結び付きを優先する
上からの押し付けに従順な、
権力に支配され易い国民性なのである。
だから敗戦で現憲法を外から与えられるまでは
国民は民主主義を手に入れることができなかったのだ。
最近、政治が民意から離れ歪み右傾化が急速に進み
政治勢力としては改憲派の方が多くなった。
世論調査では７割以上の国民が９条改正には反対しているにも関わらず
政治家は９条を執拗に改正しようとしている。
これと同時に「靖国神社参拝」や「歪曲歴史教科書」や
戦前の国家主義的教育に戻そうとする動きが起こっている。
９条改正により集団的自衛権の行使が可能になると
もう、現憲法が持っていた軍国主義復活の抑止効果がなくなる。
すると海外派兵を口実に軍備の増強が行われる。
防衛庁を防衛省に格上げする動きもすぐに表面化し、
自衛隊は軍隊として再編・増強される。
そして政治は防衛族の発言力が突出して来る。
９条により今まで抑えられ欲求不満が溜っていた右傾勢力が
せきを切ったように動き出す。
国家主義的教育が復活し、徴兵制度が敷かれる。
軍事クーデターの危険性も出てくる。
もうこの流れを誰も止められなくなる。
島国の単一民族で長い封建制度の下で抑圧されながら世代を重ねてきた
日本人が持っている気質的な特質は何も変わっていない。
横並び気質で、自己主張をしない、
正義より村社会的な結び付きを優先する
上からの押し付けに従順な、
権力に支配され易い国民性なのである。
日本人とはそういう国民性なのである。
最近の日本の右傾化の動きに
一国民として大きな危機感を持っている。
日本人の血が流れる私には
それが良く分る。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヨウジ
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Ｐ．Ｓ．特に１８年間も警察の完全監視下に置かれ
　　　　人権を奪われ続けて来た私には。