#1021/1029 ●連載
★タイトル (CKG     )  14/09/10  14:26  (347)
◎2014年8月度 CO2削減実績報告 〜その@〜 ヨウジ
★内容

 深刻さを増す地球温暖化問題に対して1地球人である私としても何とかしたい
と1996年夏からCO2 削減に取り組んで来ました。そして1999年からは
1997年12月の『地球温暖化防止京都会議』で定められた国別の削減目標の
内、日本の削減目標である2008年−2012年までに1990年レベルより
6%削減する」という数値目標に習って我が家の削減目標を設定し、粘り強く削
減努力を続けてきました。この結果、1999年には6.97%、2000年に
は26.22%、2001年には39.94%、2002年には45.70%、
2003年には53.04%、2004年には56.98%、そして2005年
には58.04%まで削減することができました。これにより太陽光発電等自然
エネルギーを使わない方法ではほぼ限界に近いところまで削減しました。それで
2006年以降はこのレベルを維持することを第一に取り組んで来ました。
 2006年は残念ながら削減目標を達成できませんでしたが、原因を分析し対
策し2007年は見事に達成できました。2008年はこれまで4台だったエコ
ワットを10台まで拡充し、万全のチェック体制で臨んだ結果、これまた見事に
削減目標を達成することができました。2009年はエコワット10台体制が板
に付き、危なげなく削減目標を達成することができました。
 2010年は、2009年11月に導入した太陽熱温水器が丸々1年稼働する
ので更なるCO2 の削減が可能と判断し、削減目標を1990年比で60.01
%削減まで引上げ取り組みました。結果は、記録的猛暑の影響もあり電気単独で
は目標を達成できませんでした。しかし、猛暑は太陽熱温水器にはプラスに働き、
ガスの使用量が目標の101m3のところ57m3まで削減できたので、全体の
CO2 排出量としては目標をクリアーできました。1990年比で61.99%
まで削減することができました。
 2011年は、電気については最新の使用実績を参考に努力目標になり得て、
かつ達成可能となるよう月別の目標や年間目標を適正化しました。ガスについて
は太陽熱温水器を丸1年使用したことで使いこなしのテクニックをマスターし、
省エネ効果がどれ程のものなのかが把握できたので、これに基づき目標を大幅に
引上げました。水道についてはずっと以前から節水に努めており、増減の要素も
ないのでこれまで通りの目標としました。これによりCO2 削減目標を1990
年比−61.68%に設定して取り組みました。この結果、CO2 排出量を
392.28Kgまで抑えることができ、1990年比で63.88%まで削減
することができました。
 昨年2012年は、家で一番電力を喰う冷蔵庫を最新型の省エネ冷蔵庫に買い
替えることでCO2 の更なる大幅削減を計画していましたが、エコワットに許容
できない程の大きな測定誤差があることが分ったため計画を延期しました。1年
程度、精度の高いワットメーターで測定して現状を正しく把握した上で冷蔵庫を
買い替えることにしました。新ワットメーターは、PC関係だけは2011年5
月31日に導入済みでしたが、2012年になり1月26日には冷蔵庫に導入し、
4月14日には一気に10台導入し、4月17日には最後に残っていた屋根裏換
気扇にも導入し13台全ての置き換えが完了しました。
 2012年の最大の計画は延期になりましたが、5月には我が家で最大規模の
屋根上遮光ネットを設置したり、7月には天井排気ファンを設置したり、換気扇
流用よる扇風機の省エネ化も進め、省エネ暑さ対策が大きく前進しました。その
他の省エネ努力も手伝い2012年はCO2 を1990年レベルから65.46
%も削減するという成果を得ました。
 昨2013年は、5月に省エネbP冷蔵庫を導入し省エネを飛躍的に前進させ
ました。5月中旬から12月末までの7カ月半で前年の同期間より256KWh
(47.7%)も削減できました。丸1年使用すればもっと削減できるわけで、
買い替えるだけで何も努力せずにこれだけ削減できる家電は他にはありません。
 それから各部屋の液晶テレビをLED液晶テレビに買い替えたことも省エネに
大きく貢献しました。DKの32Vを46Vに、自室の46Vと26Vを46V
と32Vに、妻の26Vを32Vにと合計4台の液晶テレビをLED液晶テレビ
に買い替えることで年間180KWh(42.5%)も削減できました。同様に
丸1年使用すればこれ以上の削減になるわけです。
 その他、照明のLED化等の対策により、年間では2012年に2792KW
hだったものが2013年は2289KWhと503KWh(18.0%)も削
減できました。これは2000年の1425KWh(27.0%)に次ぐ削減量
(率)になります。2000年は冷暖房全廃を始めた年で特別に大きかったので
す。ちなみに最も増加量(率)が大きかったのは1992年の1268KWh(
22.4%)でした。
 そして今年2014年は、昨年までに大きな対策は実施済みなのでこれと言っ
た対策は計画しておりません。日々を暮らしながらまた考えて行きたいと思って
います。今年も昨2013年の実績をそのまま今年の削減目標にすることにしま
した。ただし、昨年途中から実施した削減対策があるので、これ以上何も対策を
実施しなくても今年は昨年以上に削減が進むことになります。
 以下にこれまでの実績や今年の削減目標と実績についての計算結果を順を追っ
て示します。

注)内容が増えたため2011年の報告書より「その@」〜「そのB」の3部に
  分けて掲載するよう変更しました。


1.過去の実績と2014年のCO2 削減目標

  年        電気    ガス    水道      CO2
           KWh    m3      m3       Kg       基
1990 排出実績 5468  611    242  1085.92 ←準
                                                                    年
1991 排出実績 5655  647    277  1137.00
          削減率%  +3.4    +5.9  +14.5  +4.70%

1992 排出実績 6923  707    313  1333.32
          削減率%+26.6 +15.7 +29.3 +22.78%
                                   ピ
1993 排出実績 7312  710    280  1376.64 ←|
          削減率%+33.7 +16.2 +15.7 +26.77% ク

1994 排出実績 7400  685    300  1374.40
          削減率%+35.3 +12.1 +24.0 +26.57%

1995 排出実績 6199  668    307  1220.52
          削減率%+13.4  +9.3  +26.9 +12.40%

1996 排出実績 5609  693    276  1160.76 ←C
          削減率%  +2.6  +13.4 +14.0  +6.89% O
                                    2
1997 排出実績 5772  669    294  1167.84  削
          削減率%  +5.6   +9.5  +21.5  +7.54% 減
                                   ス
1998 排出実績 5657  757    286  1209.08  タ
          削減率%  +3.5  +23.9 +18.2 +11.34% |
                                   ト
1999 削減実績 5270  532   233 1010.16 
     削減率% −3.6 −12.9  −3.7  −6.98%

2000 削減実績 3845  476   220  801.24
     削減率%−29.7 −22.1  −9.1 −26.22%

2001 削減実績 3622  290   200  652.24
     削減率%−33.8 −52.5 −17.4 −39.94%

2002 削減実績 3341  249   183  589.56
     削減率%−38.9 −59.2 −24.4 −45.71%

2003 削減実績 2984  200   149  509.92
     削減率%−45.4 −67.3 −38.4 −53.04%

2004 削減実績 2951  145  127   467.24
     削減率%−46.0 −76.3 −47.5 −56.97%

2005 削減実績 2902  137  123   455.60
     削減率%−46.9 −77.6 −49.2 −58.04%

2006 削減実績 3030  148  121   477.68
     削減率%−44.6 −75.8 −50.0 −56.01%

2007 削減実績 2887  143  121   457.32
     削減率%−44.6 −75.8 −50.0 −57.89%

2008 削減実績 2917  140  111   457.40
       削減率%−46.7 −77.1 −54.1 −57.88%

2009 削減実績 2861  126  123   443.64
     削減率%−47.7 −79.4 −49.2 −59.15%

2010 削減実績 2981.  57  116   412.76
     削減率%−45.5 −90.7 −52.1 −61.99%

2011 削減実績 2905   42  105   392.28
     削減率%−46.9 −93.1 −56.6 −63.88%

2012 削減実績 2792   38   98   375.04
     削減率%−48.9 −93.8 −59.5 −65.46%

2013 削減実績 2289   29  102   309.56
     削減率%−58.1 −95.3 −57.9 −71.49%

2014 削減目標 2289   29  102   309.56
     削減率%−58.1 −95.3 −57.9 −71.49%
                                                      ^^^^^^^^^^^^^^

2.削減目標の詳細

 (1) 電気=2289x0.12= 274.68Kg
  (2) ガス=  29x0.64=  18.56Kg
  (3) 水道= 102x0.16=  16.32Kg
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   2014年のCO2 排出目標 309.56Kg(炭素換算)
             (削減率 71.49%)


3.今月までの実績

 (1) 電気・・・・・・削減目標 −58.1%

 ----------------------- 月別排出目標と実績(m3)-----------------------------------------------
  年     1      2      3      4      5      6      7      8      9     10     11     12     計
 ------------------------------------------------------------------------------------------------
 1990  572    467    381    367    437    359    547    774    523    375    311    355   5468
 (CO2)  68.64  56.04  46.08  44.04  52.44  43.08  65.64  92.88  62.76  45.00  37.32  42.60 656.16
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
  1991  530    465    377    350    339    409    521    619    629    419    494    503   5655
 (CO2)  63.60  55.80  45.24  42.00  40.68  49.08  62.52  74.28  75.48  50.28  59.28  60.36 678.60
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
  1992  629    530    511    535    406    407    597    835    715    511    649    598   6923
 (CO2)  75.48  63.60  61.32  64.20  48.72  48.84  71.64 100.20  85.80  61.32  77.88  71.76 830.76
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
  1993  690    588    542    589    556    567    562    735    715    572    591    605   7312
 (CO2)  82.80  70.56  65.04  70.68  66.72  68.04  67.44  88.20  85.80  68.64  70.92  72.60 877.44
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
  1994  700    711    601    505    467    481    713    914    696    506    565    541   7400
 (CO2)  84.00  85.32  72.12  60.60  56.04  57.72  85.56 110.04  83.52  60.72  67.80  64.92 888.00
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
  1995  637    517    475    415    533    477    582    729    558    431    451    394   6199
 (CO2)  76.44  62.04  56.88  49.80  63.96  57.24  69.84  87.48  66.96  51.72  54.12  47.28 743.99
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
  1996  503    404    432    429    471    422    532    629    539    395    420    433   5609
 (CO2)  60.36  48.48  51.84  51.48  56.52  50.64  63.84  75.48  64.68  47.40  50.40  51.96 673.08
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
  1997  524    467    445    453    433    414    633    638    530    401    427    407   5772
 (CO2)  62.88  56.04  53.40  54.36  54.36  49.68  75.96  76.56  63.60  48.12  51.24  48.84 692.64
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 1998  515    441    360    448    446    374    607    644    575    421    460    366   5647
 (CO2)  61.80  52.92  43.20  53.76  53.52  44.88  72.84  77.28  69.00  50.52  55.20  43.92 677.64
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 1999  448    383    396    380    390    514    548    622    665    342    302    280   5270
 (CO2)  53.76  45.96  47.52  45.60  46.80  61.68  65.76  74.64  79.80  41.04  36.24  33.60 632.40
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2000  359    307    305    287    345    315    373    389    350    276    295    244   3845
  (CO2)  43.08  36.84  36.60  34.44  41.40  37.80  44.76  46.68  42.00  33.12  35.40  29.28 461.40
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2001  310    271    282    255    296    293    355    369    309    297    304    281   3622
  (CO2)  37.20  32.52  33.84  30.60  35.52  35.16  42.60  44.28  37.08  35.64  36.48  33.72 434.64
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2002  306    263    265    233    274    266    314    351    307    256    276    230   3341
  (CO2)  36.72  31.56  31.80  27.96  32.88  31.92  37.68  42.12  36.84  30.72  33.12  27.60 400.92
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2003  251    251    234    257    265    231    268    277    281    221    222    226   2984
  (CO2)  30.12  30.12  28.08  30.84  31.80  27.72  32.16  33.24  33.72  26.52  26.64  27.12 358.08
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2004  284    236    220    250    246    226    277    250    303    213    238    208   2951
  (CO2)  34.08  28.32  26.40  30.00  29.52  27.12  33.24  30.00  36.36  25.56  28.56  24.96 354.12
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2005  222    245    243    231    258    241    270    294    258    230    202    208   2902
  (CO2)  26.64  29.40  29.16  27.72  30.96  28.92  32.40  35.28  30.96  27.60  24.24  24.96 348.24
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2006  272    225    216    210    250    225    292    322    292    224    264    238   3030
  (CO2)  32.64  27.00  25.92  25.20  30.00  27.00  35.04  38.64  35.04  26.88  31.68  28.56 363.60
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2007  313    231    195    191    238    223    253    312    270    210    218    233   2887
  (CO2)  37.56  27.72  23.40  22.92  28.56  26.76  30.36  37.44  32.40  25.20  26.16  27.96 346.44
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2008  279    240    204    248    258    227    281    265    279    218    209    209   2917
  (CO2)  33.48  28.80  24.48  29.76  30.96  27.24  33.72  31.80  33.48  26.16  25.08  25.08 350.04
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2009  270    225    201    230    247    212    277    259    271    225    236    208   2861
  (CO2)  32.40  27.00  24.12  27.60  29.64  25.44  33.24  31.08  32.52  27.00  28.32  24.96 343.32
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2010  235    208    226    213    246    216    292    315    322    237    256    215   2981
  (CO2)  28.20  24.96  27.12  25.56  29.52  25.92  35.04  37.80  38.64  28.44  30.72  25.80 357.72
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2011  269    217    220    223    255    229    289    274    275    202    243    209   2905
  (CO2)  32.28  26.04  26.40  26.76  30.60  27.48  34.68  32.88  33.00  24.24 29.16   25.08 348.60
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2012  246    204    211    186    243    215    272    273    264    243    213    222   2792
  (CO2)  29.52  24.48  25.32  22.32  29.16  25.80  32.64  32.76  31.68  29.16  25.56  26.64 335.04
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2013  237    215    194    215    193    171    204    193    190    166    160    151   2289
  (CO2)  28.44  25.80  23.28  25.80  23.16  20.52  24.48  23.16  22.80  19.92  19.20  18.12 274.68
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 目標  237    215    194    215    193    171    204    193    190    166    160    151   2289
  (CO2)  28.44  25.80  23.28  25.80  23.16  20.52  24.48  23.16  22.80  19.92  19.20  18.12 274.68
    累  237    452    646    861   1054   1225   1429   1622    1812  1978   2138   2289   2289
  (CO2)  28.44  54.24  77.52 103.32 126.48 147.00 171.48 194.64 217.44 237.36 256.56 274.68 274.68
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 実績  179    167    162    161    167    158    192    176                               1362
  (CO2)  21.48  20.04  19.44  19.32  20.04  18.96  23.04  21.12                             163.44
    累  179    346    508    669    836    994   1186   1362                               1362
  (CO2)  21.48  41.52  60.96  80.28 100.32 119.28 142.32 163.44                             163.44
  ------------------------------------------------------------------------------------------------
  達成率132.40 130.64 127,17 128.70 126.08 123.24 120.49 119.09                             119.09
                                                                                            ^^^^^^
そのAへ続く
                                 ヨウジ
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#1022/1029 ●連載
★タイトル (CKG     )  14/09/10  14:27  (447)
◎2014年8月度 CO2削減実績報告 〜そのA〜 ヨウジ
★内容                                         14/12/04 18:08 修正 第3版
 
  (2) ガス・・・・・・削減目標 −95.3%

 ----------------------- 月別排出目標と実績(m3)----------------------------------------------
  年     1      2      3      4      5      6      7      8      9     10     11     12     計
 -----------------------------------------------------------------------------------------------
 1990   94     79     71     52     48     38     32     28     30     37     44     58    611
  (CO2)  60.16  50.56  45.44  33.28  30.72  24.32  20.48  17.92  19.20  23.68  28.16  37.12 391.04
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 1991  107     83     67     52     41     35     28     26     29     37     66     76    647
  (CO2)  68.48  53.12  42.88  33.28  26.24  22.40  17.92  16.64  18.56  23.60  42.24  48.64 414.08
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 1992  110     90     78     53     56     46     39     26     32     49     55     73    707
  (CO2)  70.40  57.60  49.92  33.92  35.84  29.44  24.96  16.64  20.48  31.36  35.20  46.72 452.48
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 1993  128    100     91     57     49     35     31     27     34     61     19     78    710
  (CO2)  81.92  64.00  58.24  36.48  31.36  22.40  19.84  17.28  21.76  39.04  12.16  49.92 454.40
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 1994  109     89     84     74     58     39     30     22     28     30     49     73    685
  (CO2)  69.76  56.96  53.76  47.36  37.12  24.96  19.20  14.08  17.92  19.20  31.36  46.72 438.40
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 1995  128     96     82     45     35     30     35     19     29     34     50     85    668
  (CO2)  81.92  61.44  52.48  28.80  22.40  19.20  22.40  12.16  18.56  21.76  32.00  54.40 427.52
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 1996  126    107     95     68     48     37     29     25     26     31     44     57    693
  (CO2)  80.64  68.48  60.80  43.52  30.72  23.68  18.56  16.00  16.64  19.84  28.16  36.48 443.52
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 1997  100    107     59     43     39     29     27     30     32     48     59     96    669
  (CO2)  64.00  68.48  37.76  27.52  24.96  18.56  17.28  19.20  20.48  30.72  37.76  61.44 428.16
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
  1998  159    111     94     57     50     43     32     31     36     45     45     54    757
  (CO2) 101.76  71.04  60.16  36.48  32.00  27.52  20.48  19.84  23.04  28.80  28.80  34.56 484.48
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 1999   89     70     59     41     43     26     32     27     30     33     36     46    532
  (CO2)  56.96  44.80  37.76  26.24  27.52  16.64  20.48  17.28  19.20  21.12  23.04  29.44 340.48
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2000   72     57     52     43     37     33     27     19     24     35     40     37    476
  (CO2)  46.08  36.48  33.28  27.52  23.68  21.12  17.28  12.16  15.36  22.40  25.60  23.68 304.64
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2001   48     27     29     21     24     20     15     13     16     24     26     27    290
  (CO2)  30.72  17.28  18.56  13.44  15.36  12.80   9.60   8.32  10.24  15.36  16.64  17.28 185.60
 ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2002   36     25     24     20     19     15     20     11     13     19     25     22    249 
  (CO2)  23.04  16.00  15.36  12.80  12.16   9.60  12.80   7.04   8.32  12.16  16.00  14.08 159.36
 ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2003   34     22     22     16     17     11     12     13     14     12     13     14    200
  (CO2)  21.76  14.08  14.08  10.24  10.88   7.04   7.68   8.32   8.96   7.68   8.32   8.96 128.00
 ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2004   16     12     13     11     11     12     10     10     12     11     14     13    145
  (CO2)  10.24   7.68   8.32   7.04   7.04   7.68   6.40   6.40   7.68   7.04   8.96   8.32  92.80
 ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2005   16     13     13     10     11      9     10     10     10     11     10     14    137
  (CO2)  10.24   8.32   8.32   6.40   7.04   5.76   6.40   6.40   6.40   7.04   6.40   8.96  87.68
 ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2006   16     14     13     10     10     11     12     11     11     12     14     14    148
  (CO2)  10.24   8.96   8.32   6.40   6.40   7.04   7.68   7.04   7.04   7.68   8.96   8.96  94.72
 ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2007   14     13     11     11      9      9     14      8     10     14     14     16    143
  (CO2)   8.96   8.32   7.04   7.04   5.76   5.76   8.96   5.12   6.40   8.96   8.96  10.24  91.52
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2008   17     13     13     10     10     10     11     11     11     12     10     12    140 
  (CO2)  10.88   8.32   8.32   6.40   6.40   6.40   7.04   7.04   7.04   7.68   6.40   7.68  89.60
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2009   14     13     11      8     11      9      8     12     10      8     12     10    126
  (CO2)   8.96   8.32   7.04   5.12   7.04   5.76   5.12   7.68   6.40   5.12   7.68   6.40  80.64
 ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2010    7      8      6      7      6      3      3      2      1      3      6      5     57
  (CO2)   4.48   5.12   3.84   4.48   3.84   1.92   1.92   1.28   0.64   1.92   3.84   3.20  36.48
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2011    6      5      4      4      3      3      2      2      3      3      3      4     42
  (CO2)   3.84   3.20   2.56   2.56   1.92   1.92   1.28   1.28   1.92   1.92   1.92   2.56  26.88
 ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2012    6      4      3      3      4      3      3      2      2      3      3      2     38
  (CO2)   3.84   2.56   1.92   1.92   2.56   1.92   1.92   1.28   1.28   1.92   1.92   1.28  24.32
 ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2013    5      3      3      2      2      2      2      1      2      2      2      3     29
  (CO2)   3.20   1.92   1.92   1.28   1.28   1.28   1.28   0.64   1.28   1.28   1.28   1.92  18.56
 ………………………………………………………………………………………………………………………………
 目標    5      3      3      2      2      2      2      1      2      2      2      3     29
  (CO2)   3.20   1.92   1.92   1.28   1.28   1.28   1.28   0.64   1.28   1.28   1.28   1.92  18.56
    累    5      8     11     13     15     17     19     20     22     24     26     29     29
  (CO2)   3.20   5.12   7.04   8.32   9.60  10.88  12.16  12.80  14.08  15.36  16.64  18.56  18.56
 ………………………………………………………………………………………………………………………………
 実績    3      4      2      3      2      2      2      1                                 19
  (CO2)   1.92   2.56   1.28   1.92   1.28   1.28   1.28   0.64                              12.16
    累    3      7      9     12     14     16     18     19                                 19
  (CO2)   1.92   4.48   5.76   7.68   8.96  10.24  11.52  12.16                              12.16
  ------------------------------------------------------------------------------------------------
 達成率166.67 114.29 122.22 108.33 107.14 106.25 105.56 105.26                             105.26
                                                                                            ^^^^^^

  (3) 水道・・・・・・削減目標 −57.9%

 ----------------------- 月別排出目標と実績(m3)-----------------------------------------------
  年     1      2      3      4      5      6      7      8      9     10     11     12     計
 ------------------------------------------------------------------------------------------------
 1990    -     30      -     42      -     40      -     46      -     39      -     45    242
  (CO2)   -      4.80   -      6.72   -      6.40   -      7.36   -      6.24   -      7.20  38.72
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 1991    -     36      -     43      -     43      -     50      -     42      -     63    277
  (CO2)   -      5.76          6.88          6.88          8.00   -      6.72   -     10.08  44.32
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 1992    -     39      -     59      -     46      -     58      -     52      -     59    313
  (CO2)   -      6.24   -      9.44   -      7.36   -      9.28   -      8.32   -      9.44  50.08
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 1993    -     49      -     40      -     52      -     45      -     55      -     39    280
  (CO2)   -      7.84   -      6.40   -      8.32   -      7.20   -      8.80   -      6.24  44.80
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 1994    -     44      -     45      -     48      -     65      -     47      -     51    300
  (CO2)   -      7.04   -      7.20   -      7.68   -     10.40   -      7.52   -      8.16  48.00
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 1995    -     44      -     55      -     52      -     56      -     51      -     49    307
  (CO2)   -      7.04   -      8.80   -      8.32   -      8.96   -      8.16   -      7.84  49.12
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 1996    -     45      -     43      -     48      -     46      -     48      -     46    276
  (CO2)   -      7.20   -      6.88   -      7.68   -      7.36   -      7.68   -      7.36  44.16
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 1997    -     51      -     44      -     43      -     50      -     50      -     56    294
  (CO2)   -      8.16   -      7.04   -      6.88   -      8.00   -      8.00   -      8.96  47.04
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 1998    -     50      -     47      -     51      -     49      -     44      -     45    286
  (CO2)   -      8.00   -      7.52   -      8.16   -      7.84   -      7.04   -      7.20  45.76
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 1999    -     38      -     34      -     43      -     40      -     42      -     36    233
  (CO2)   -      6.08   -      5.44   -      6.88   -      6.40   -      6.72   -      5.76  37.28
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2000    -     36      -     32      -     38      -     41      -     38      -     35    220
  (CO2)   -      5.76   -      5.12   -      6.08   -      6.56   -      6.08   -      5.60  35.20
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2001    -     30      -     28      -     37      -     38      -     34      -     33    200
  (CO2)   -      4.80   -      4.48   -      5.92   -      6.08   -      5.44   -      5.28  32.00
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2002    -     31      -     30      -     31      -     33      -     29      -     29    183
  (CO2)   -      4.96   -      4.80   -      4.96   -      5.28   -      4.64   -      4.64  29.28
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2003    -     28      -     26      -     26      -     24      -     23      -     22    149
  (CO2)   -      4.48   -      4.16   -      4.16   -      3.84   -      3.68   -      3.52  23.84
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2004    -     19      -     17      -     19      -     25      -     24      -     23    127
  (CO2)   -      3.04   -      2.72   -      3.04   -      4.00   -      3.84   -      3.68  20.32
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2005    -     19      -     18      -     19      -     25      -     21      -     21    123
  (CO2)   -      3.04   -      2.88   -      3.04   -      4.00   -      3.36   -      3.36  19.68
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2006    -     19      -     19      -     19      -     23      -     21      -     20    121
  (CO2)   -      3.04   -      3.04   -      3.04   -      3.68   -      3.36   -      3.20  19.36
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2007    -     19      -     16      -     20      -     22      -     22      -     22    121
  (CO2)   -      3.04   -      2.56   -      3.20   -      3.52   -      3.52   -      3.52  19.36
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2008    -     17      -     15      -     17      -     23      -     21      -     18    111
  (CO2)   -      2.72   -      2.40   -      2.72   -      3.68   -      3.36   -      2.88  17.76
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2009    -     18      -     19      -     22      -     24      -     21      -     19    123
  (CO2)   -      2.88   -      3.04   -      3.52   -      3.84   -      3.36   -      3.04  19.68
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2010    -     18      -     17      -     19      -     23      -     22      -     17    116   
  (CO2)   -      2.88   -      2.72   -      3.04   -      3.68   -      3.52   -      2.72  18.56
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2011    -     16      -     17      -     17      -     20      -     18      -     17    105
  (CO2)   -      2.56   -      2.72   -      2.72   -      3.20   -      2.88   -      2.72  16.80
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2012    -     14      -     14      -     10      -     20      -     23      -     17     98  
  (CO2)   -      2.24   -      2.24   -      1.60   -      3.20   -      3.68   -      2.72  15.68
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 2013    -     16      -     17      -     17      -     19      -     18      -     15    102   
  (CO2)   -      2.56   -      2.72   -      2.72   -      3.04   -      2.88   -      2.40  16.32
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 目標    -     16      -     17      -     17      -     19      -     18      -     15    102   
  (CO2)   -      2.56   -      2.72   -      2.72   -      3.04   -      2.88   -      2.40  16.32
    累    -     16      -     33      -     50      -     69      -     87      -    102    102   
  (CO2)   -      2.56   -      5.28   -      8.00   -     11.04   -     13.92   -     16.32  16.32
  ………………………………………………………………………………………………………………………………
 実績    -     15      -     15      -     17      -     19      -             -            66          
  (CO2)   -      2.40   -      2.40   -      2.72   -      3.04   -             -            10.52       
    累    -     15      -     30      -     47      -     66      -             -            66          
  (CO2)   -      2.40   -      4.80   -      7.52   -     10.52   -             -            10.52       
  ------------------------------------------------------------------------------------------------
 達成率  -    106.67   -    110.00   -    106.38   -    104.55   -             -           104.55
                                                                                            ^^^^^^

  (4) CO2 ・・・・・削減目標 −71.49%

 --------------------------- 月別排出目標と実績(Kg)-------------------------------------------
  年     1      2      3      4      5      6      7      8      9     10     11     12     計
 -------------------------------------------------------------------------------------------------
 1990   68.64  56.04  46.08  44.04  52.44  43.08  65.64  92.88  62.76  45.00  37.32  42.60  656.16
  1991  132.08 114.68  88.12  82.16  66.92  78.36  80.44  98.92  94.04  80.60 101.52 119.08 1137.00
  1992  145.88 127.44 112.24 107.56  84.56  85.64  76.60 126.12 106.28 101.00 113.08 127.92 1333.32
  1993  164.72 142.40 123.28 113.56  98.08  98.76  87.28 123.68 107.56 116.48  83.08 128.76 1376.64
  1994  153.76 149.32 125.88 115.16  93.16  90.36 104.76 134.52 101.44  87.44  99.16 119.80 1374.40
  1995  158.36 130.52 109.36  87.40  86.36  84.76  92.24 109.88  85.52  81.64  86.12 109.52 1220.63
  1996  141.00 124.16 112.64 101.88  87.24  82.00  82.40  98.84  81.32  74.92  78.56  95.80 1160.76
  1997  126.88 132.68  91.16  88.92  79.32  75.12  93.24 103.76  84.08  86.84  89.00 119.24 1167.84
 1998   61.80  52.92  43.20  53.76  53.52  44.88  72.84  77.28  69.00  50.52  55.20  43.92  677.64
 1999   53.76  45.96  47.52  45.60  46.80  61.68  65.76  74.64  79.80  41.04  36.24  33.60  632.40
  2000   43.08  36.84  36.60  34.44  41.40  37.80  44.76  46.68  42.00  33.12  35.40  29.28  461.40
 2001   67.92  54.60  52.40  48.52  50.88  53.88  52.20  58.68  47.32  56.44  53.12  56.28  652.24
 2002   59.76  52.52  47.16  45.56  45.04  46.48  50.48  54.44  45.16  47.52  49.12  46.32  589.56
  2003   51.88  48.68  42.16  45.24  42.68  38.92  39.84  45.4   42.68  37.88  34.96  39.60  509.92
  2004   44.32  39.04  34.72  39.76  36.56  37.84  39.64  40.40  44.04  36.44  37.52  36.96  467.24
  2005   36.88  40.76  37.48  37.00  38.00  37.72  38.80  45.68  37.36  38.00  30.64  37.28  455.60
  2006   42.88  39.00  34.24  34.64  36.40  37.08  42.72  49.36  42.08  37.92  40.64  40.72  477.68
  2007   46.52  39.08  30.44  32.52  34.32  35.72  39.32  46.08  38.80  37.68  35.12  41.72  457.32
  2008   44.36  39.84  32.80  38.56  37.36  36.36  40.76  42.52  40.52  37.20  31.48  35.64  457.40
  2009   41.36  38.20  31.16  35.76  36.68  34.72  38.36  42.60  38.92  35.48  36.00  34.40  443.64
  2010   32.68  32.96  30.96  32.76  33.36  30.88  36.96  42.76  39.28  33.88  34.56  31.72  412.76
  2011   36.12  31.80  28.96  32.04  32.52  32.12  35.96  37.36  34.92  29.04  31.08  30.36  392.28
  2012   33.36  29.28  27.24  26.48  31.72  29.32  34.56  37.24  32.96  34.76  27.48  30.64  375.04
  2013   31.64  30.28  25.20  29.80  24.44  24.52  25.76  26.84  24.08  24.08  20.48  22.44  309.56
  …………………………………………………………………………………………………………………………………
  目標   31.64  30.28  25.20  29.80  24.44  24.52  25.76  26.84  24.08  24.08  20.48  22.44  309.56
    累   31.64  61.92  87.12 116.92 141.36 165.88 191.64 218.48 242.56 266.64 287.12 309.56  309.56
  実績   23.40  25.00  20.72  23.64  21.32  22.96  24.32  24.80                              186.16
  累計   23.40  48.40  69.12  92.76 114.08 137.04 161.36 186.16                              186.16
 -------------------------------------------------------------------------------------------------
  達成率135.21 127.93 126.04 126.05 123.91 121.04 118.77 117.36                              117.36
                                                                                             ^^^^^^
注1)3の(3)項、水道に奇数月の実績が入っていないのは、私の住む自治体の
   水道料が検針も集金も1カ月置きだからです。計算の便宜上奇数月の使用
   量は0とします。

注2)2014年の報告書より3の(1)項〜(4)項に1991年から1997年の実績を追
   加しました。 当ボードの1文書の最大行数が500行までであることから
   これまでこの制限を超えないようこれらの掲載を省いていました。ところ
   が2011年の報告書より「その@」〜「そのB」の3部に分けて掲載す
   るようにしたため行数に余裕ができていて、更に今回、「そのA」の一部
   を「その@」に移すことで制限内に収めることが可能になったため掲載す
   ることにしました。

そのBへ続く
                                 ヨウジ
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#1023/1029 ●連載
★タイトル (CKG     )  14/09/10  14:29  (499)
◎2014年8月度 CO2削減実績報告 〜そのB〜 ヨウジ
★内容                                         14/12/04 17:53 修正 第2版

4.考察

  ●クリオコナイトホールが北極圏の氷の融解を加速
    近年、グリーンランドでは氷にクリオコナイトホールと呼ぶ無数の黒い
   穴が増えています。調べて見るとこの黒い穴はある微生物が原因でできて
   いることが分りました。北極圏の温暖化で氷が解けたためシアノバクテリ
   アが活動を始め、光合成で繁殖し周囲の砂や有機物を巻き込みながらクリ
   オコナイト粒と呼ぶ直径2ミリ程の黒い粒となります。クリオコナイトホ
   ールは粒となったシアノバクテリアが増殖してできたものでした。クリオ
   コナイト粒は風で飛ばされ隣から隣へと広がり増えるためクリオコナイト
   ホールも凄い勢いで増えて行くことになります。
    クリオコナイト粒は黒いため太陽の熱を吸収するので通常に比べ氷が解
   けるスピードが2倍位速くなると言われています。このため今後、気温の
   上昇で見積もられるより格段に速いスピードで北極の氷が解けて行くこと
   が懸念されています。(北極の氷が少なくなることは異常気象の一因)

  ●メタン生成菌が温暖化を加速
    アラスカ州では各地でメタンガスが噴き出し始めています。原因は温暖
   化によりメタン生成菌が繁殖し始めているからです。アラスカ全土の四分
   の三が永久凍土と呼ばれている土壌でできており、永久凍土が解け出すと
   土の中に含まれている有機物が分解され、これをエネルギー源にメタン生
   成菌が繁殖しメタンガスを出すからです。メタンガスの温室効果は二酸化
   炭素の20倍以上もあるので温暖化が更に加速されることが懸念されてい
   ます。

  ●温暖化はメタンハイドレートが解けるところまで進むと制御不能になる
    メタンガスは陸だけでなく海にもメタンハイドレートとして閉じ込めら
   れています。ところが温暖化による海水温の上昇で海底のメタンハイドレ
   ートが解け出すとメタンガスが大気中に噴出され温暖化を加速させます。
    今から2億5000万年のペルム紀の大量絶滅の決定打となったのは、
   温暖化により深海のメタンハイドレートが一気に解けて大量のメタンガス
   が大気中に噴出されたことでした。メタンガス噴出による温暖化が更なる
   メタンガスの噴出と温暖化を引き起こし、生物に壊滅的な被害をもたらし
   ました。地上は摂氏50度以上となり植物は光合成ができなくなり、食物
   連鎖が断ち切られ動物も死に絶えました。海水温も40度に達し海の生物
   も死滅しました。生物の95パーセントが死に絶えるという地球史上最大
   の大量絶滅が起こったのです。
    すでに世界中の大陸棚からメタンガスの噴出が始まっています。特に東
   シベリア海の大陸棚は水深が平均53メートルと浅く水温上昇の影響を受
   けやすいため全体の噴出量の半分のメタンガスを噴出しています。
    ペルム紀と現在との違いはCO2 増加の原因にあります。ペルム紀のそ
   れは活発な火山活動の影響によるものでしたが、現在のそれは化石燃量の
   大量消費によるものです。現在のCO2 の排出量は産業革命前の3000
   倍にも達しています。CO2 増加の原因は違っていてもその後に起こるこ
   とは同じです。このままCO2 を排出し続け温暖化が進めば世界中の大陸
   棚にある大量のメタンハイドレートが解け出し、制御不能な急激な温暖化
   が引き起こされます。灼熱地獄となりこの世界は終わりとなります。

   注)これらの記事は次のテレビ番組から得た知識に基づき書きました。

     NHK国際共同制作「スペースシップアースの未来」
     第3回 「客室維持装置」に異変あり

  ★8月度の主なCO2削減関連の取り組み

   @8/01〜03
     ・自作冷風扇用ノズルにサブノズルを付加
        先月29〜31日にファルカタ集成材を使って自作冷風扇用ノ
       ズルを正式に製作しすぐに実使用を始めました。ところが風がい
       まいち物足りなく感じました。調べて見ると風が枕の高さより下
       方へも流れていて、その分枕か枕より上方へ行く風が弱くなって
       いることが分りました。それで取りあえず8/1ノズルの底板の
       下側にベニア板を張り付けて一晩寝て見ました。確かに風は下方
       へは行かなくなりましたが、それでもまだ風が物足りなく感じま
       した。そこで思い付いたのがサブノズルの取付けでした。ノズル
       の先にサブノズルを取付けることで風は下方に逃げなくなるだけ
       でなく上にも左にも右にも逃げなくなり、100%有効な風にな
       ります。そしてそのサブノズルの内部に左右ルーバーを取付けれ
       ば狙い通りの場所に風が集まります。8/2に組立、8/3にニ
       ス塗り。こうして先ルーバー付ノズルは完成し、自作冷風扇1号
       機も完成しました。

   @8/10
     ・台風11号が午前6時過ぎ高知県安芸市付近に上陸

   @8/11
     ・屋根型遮光ネットの修理
        昨夜の台風11号による強風で屋根型遮光ネットの手前枠止用
       フックが破損したので取付け直したり新しいフックを取付けて修
       理しました。(8/13部品購入で追加修理)
     ・ベランダ東西の内側と外側の遮光カーテンを手直し
        この遮光カーテンはパイプに通したリングランナーがJ−38
       Bというジョイントで仮止め状態になっています。通常の風なら
       遮光カーテンは開いた状態を保ちますが、強い風が吹くとリング
       ランナーがジョイントごとずれてカーテンが縮まります。それで
       棒でジョイントを押してまたカーテンを開いてやります。面倒の
       ようですがこの働きで設備の破損を防いでいます。

   @8/17
     ・サブウーハーの電源が入ってしまう問題が完全解決
        昨年の報告書に書きました通り、昨年8月21日に自室の46
       インチ液晶テレビを同一サイズのLED液晶テレビに買い替えた
       際にアンプ付スピーカーも導入しました。このアンプ付スピーカ
       ーは、アンプ部とメインスピーカー部とアンプ付サブウーハー部
       に別れていて、テレビの電源を入れると自動的にアンプ部の電源
       が入り、少し遅れてアンプ部の指令でサブウーハーの電源が入る
       ようになっています。アンプ付スピーカーの機能自体には問題は
       ないのですが、サブウーハー部はアンプ部とは別にコンセントか
       ら電源を取るようになっていて、アンプ部の指令にいつでも応じ
       られるよう常に電源スイッチをオンにしておく必要があります。
       この時に掛かる待機電力が問題なのです。サブウーハーの待機電
       力を測って見たところ1W〜1.8W(平均1.4W)もあるこ
       とが分りました。この大きさの待機電力は無視できず、このテレ
       ビを観る時間は1日平均1〜2時間しかないのに、サブウーバー
       の電源を丸1日・24時間も点け放しにするのは勿体無いと思い
       ました。そこで昨年9月に導入したのがパソコン連動タップでし
       た。連動タップのPC口にアンプ部の電源プラグを刺し、連動口
       にサブウーハーの電源プラグを刺すことで、アンプ部の電源が入
       っていない時はサブウーハーに電源が供給されないよう対策しま
       した。
        これで直ったものと思っていましたが、その後もアンプ部の電
       源が入っていないのにサブウーハーの電源が入ってしまう問題が
       度々起こりました。しかしこれ以上対処しようがなく、そのまま
       使っていました。
        その後も必要ない時にサブウーハーの電源が入ってしまう問題
       が起こり続け、ある日問題が起こっている時にHDMIセレクタ
       ーの電源を切ったところしばらくしてサブウーハーの電源も切れ
       ることに気付きました。それでHDMIセレクターの電源をどこ
       から取っているか調べましたが、やはりPC口からは取っていな
       いので配線ミスではありませんでした。
        そして今回、8/17に連動タップの感度設定をやり直して見
       ることにしました。まず、アンプ付スピーカーのアンプ部の電源
       プラグが連動タップのPC口に刺さっていることと、サブウーハ
       ーの電源プラグが連動口に刺さっていることを確認し、それから
       マニュアル通り感度設定を最初からやり直して見ました。そして
       46インチLED液晶の電源を入れたら、しばらくしてアンプ部
       の電源が入り、少し遅れてサブウーハーの電源も入り、両スピー
       カーから音が出ました。次にテレビの電源を切ったらアンプ部と
       サブウーハーの電源も切れました。ここまではいつも通りの正常
       動作をしました。
        次に問題のHDMIセレクターの電源を入れて見ましたが、サ
       ブウーハーの電源は入りませんでした。この瞬間にもしかして直
       ったかと思いましたが、続いてBDレコーダーの電源を入れたと
       ころ少ししてサブウーハーの電源が入ってしまったではないです
       か。BDレコーダーはHDMIセレクターの入力1に接続されて
       いますが、HDMIセレクターは電源を入れると自動的に入力1
       が選択されます。同様に入力2〜入力4についても選択した入力
       に対応する外部機器の電源を入れるとサブウーハーの電源が入っ
       てしまうか試して見ました。やはり電源が入ってしまいました。
        この結果からトラブルの原因が分りました。外部機器から
       HDMIセレクターを介してHDMI信号がアンプ部に送られる
       とアンプ部の処理回路が動き出しテレビにHDMI信号を受け渡
       すのです。アンプ部は表向きは電源オフになっていますが、内部
       では信号処理に伴い消費電力が増加するので、これを連動タップ
       が検知し連動口に電流を流すのです。それでアンプ部の電源が入
       っていないのにサブウーハーの電源が入ってしまうのです。
        ここから解決策も見つかりました。連動タップの感度設定の手
       順の中に「電源オフ時電流の感度設定」というステップがありま
       すが、従来は単にアンプ付スピーカーのアンプ部の電源をオフに
       した状態で行っていましたが、これに加えHDMIセレクターの
       電源とBDレコーダーの電源も入れて行うようにしました。これ
       に続くステップも最後まで行い感度設定を終わらしたところ、サ
       ブウーハーの電源が必要ない時に入ってしまう問題は起こらなく
       なりました。これにより長く気掛かりだった問題が完全に解決し
       ました。

   @8/19
     ・ベランダ南遮光カーテンを全て閉める【毎年恒例】

   @8/20
     ・未明に広島市で大規模な土砂災害

   @8/22
     ・ベランダ下外側遮光カーテンを全て閉める【毎年恒例】
        8月も半ば近くになると陽が低くなるのでベランダ下に面する
       居間の窓際に陽が差し込むようになり部屋が暑くなります。原因
       は内側遮光カーテンの上側に少しすき間があることと、日光が遮
       光ネットのすき間を通り抜けやすくなるからです。内側遮光カー
       テンより数十センチ高い位置に丈半分の遮光ネットをもう1枚吊
       すことでこれを防ぐことができます。

   @8/23〜25
     ・先ルーバー付ノズルの改造
        7/29〜31に軽量木材で正式に作り直した先ルーバー付ノ
       ズルですが、この日、縦に取付けて見ることを思い付きました。
       これまで吹出口は下端に横長に付いていましたが、これが右端に
       縦長に付くよう変わります。早速、実施しサッシ吸気口前に置き
       いつも寝る位置に横になり試して見ました。そうしたら横長より
       良い風が来ました。横長だと中央を吹く風は体に当たりますが
       それより右や左を吹く風は体には当たらず無駄になります。これ
       が縦長になると風は中央にだけ吹きますが、縦に長いので一番下
       の風は頭や肩に当たり、その上の風は胸や腹に当たり、更に上の
       風は股や膝や足先にも当たり無駄なく使われるようになります。
       だから縦長の方が涼しく感じたのです。また縦長だと横長では左
       右ルーバーだったものが上下ルーバーに変わり、上下方向の風向
       きを変えられるので、寝る時だけでなく座っている時にも使える
       ようになったことが分りました。
        そして更に使い込むと左右ルーバーだったものが上下ルーバー
       に変わってしまったので左右に風向きを変える機能が必要になっ
       たことが分りました。それでサブノズルの奥のノズル本体内に縦
       に長い左右ルーバー3枚を追加しましたが、奥に取付けたので効
       果は十分ではありませんでした。

   @8/25〜29
     ・中央吹出ノズルの新規製作
        先ルーバー付ノズルは左右ルーバーの機能が十分に完成してい
       ませんでしたが、このこととは別に中央吹出型のノズルの製作を
       思い立ちました。従来の先ルーバー付ノズルは、ジュータンの床
       に布団を敷いて寝るので、風をかなり低い位置に吹き出させる必
       要があることから、風を絞るだけでなく下端いっぱいまで風向き
       を変えられるよう作りました。この方式が絶対駄目ということで
       はありませんが、奥行き15Cmで一気に風を絞りながら向きを
       変えることには無理があり、エネルギーロスしているのではない
       かと考えました。程度問題ですが、本当のことはやって見ないと
       分らないので、吹出口を左右の中央にしたノズルを作って見るこ
       とにしました。吹出口のサイズは以前と同じにしたのでサブノズ
       ルはそのまま使用できます。ちなみにそのサブノズルには上下ル
       ーバーが内蔵され、木製ダボ3個でノズル本体に固定できる着脱
       式です。
     ・サブノズルの改良
        先ルーバー付ノズルの左右ルーバーの効きが十分でなかった原
       因は、左右ルーバーをノズル本体内に取付けたので、例え風向き
       を変えてもその先にあるサブノズルに阻まれ大部分は無効になっ
       てしまうからでした。効果を出すには左右ルーバーをもっと手前
       に持って来る必要があります。試しにノズル本体の吹出口から羽
       根が半分位手前にはみ出す位置に付け替えて見ましたが、それで
       も風向きを変える効果は十分ではありませんでした。それで面倒
       ですが最終手段に踏み切るよりありませんでした。左右ルーバー
       をサブノズル内に取付けることでした。
        これまで奥行き90mmのサブノズル内には幅60mm、長さ
       150mmの上下ルーバー羽根7枚だけを取付けていましたが、
       これを外して、まず一番手前に幅45mm、長さ350mmの左
       右ルーバー羽根3枚を取付けました。次に幅60mm、長さ
       150mmの上下ルーバー羽根7枚の幅を45mmにカットして
       左右ルーバー羽根のすぐ後側に取付けました。勿論、羽根の両エ
       ッジは面取りして飛行機の翼のように滑らかに削りました。
        サブノズルをノズル本体に装着して試したところ左右ルーバー
       も良く効くようになりました。後日、中央吹出ノズルも含めニス
       の二度塗りも行いました。サブノズルがノズルがそして冷風扇が
       完成しました。
        冷風扇は使う季節に実際に使って見ないと涼しくなるかどうか
       が分りません。それで夏が終わると開発も終わりになります。
       ホームページに今月の開発内容を反映させました。

     http://www5b.biglobe.ne.jp/~youji/software/co2/jisaku_coolfan.htm

  ★冷風扇は本当に涼しいのか?

    開発途中の冷風扇でしたが、肝心の一番暑かった期間のデータをピック
   アップしました。我が家では冷風扇は就寝時にしか使わないので、夜点け
   る直前から消灯までと翌朝起きた時の各所の温度等を掲載しました。一番
   暑い時期なので途中で風量を弱くしたり消したりする場面はありませんで
   した。室温は30度以上あっても冷風扇が吹き出す風は消灯時には26度
   代まで下がるのでとても涼しく眠れました。(体感温度=温度+風)

     月 日  時 刻   室 温  湿 度  冷風扇出口  外気温
    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
    8/02 22:00 33.6 51.7%  32.6 31.4
         22:08 冷風扇ON 強
         22:40 33.2 56.4%  26.9 31.3
    8/03  6:59 30.8 62.4   25.1 28.4
         21:00 33.6 60.3%  31.3 31.0
         21:01 冷風扇ON 強
         23:50 32.1 58.9%  26.5 30.2
    8/04  7:37 30.9 62.0   26,2 29.6
         22:30 32.1 53.0%  30.3 29.4
         22:40 冷風扇ON 強
         23:20 32.2 57.2%  26.7 29.2
    8/05  7:26 30.3 69.1%  26,9 29.8

  ★我が家の冷暖房機器の消費電力を最新型省エネエアコンと比較しました

    我が家は地球温暖化対策のため西暦2000年から冷暖房給湯を全廃し
   ました。ただし、代わりに冷風扇・扇風機・天井換気扇やアンカ・足温器
   や太陽熱温水器を使っています。エアコンも2000年に全廃したので、
   以来、エアコンには無関心で暮らして来ましたが、ここへ来てエアコンの
   省エネ化がどれ程進んだか知りたくなり、Webで調べて見ました。確か
   にかつて我が家で使っていたものに比べて格段に進歩していることが分り
   ました。とは言っても以前に我が家で使っていたエアコンが今の基準では
   どれ程のものだったのかは分りません。これがどうであれ私が知りたかっ
   のは今の最新技術で作ったエアコンの消費電力が代替機器で暮らしている
   我が家の消費電力とどれ程違うかということです。つまり我が家のCO2
   削減努力がどれ程役に立っているかを知りたかったのです。
    エアコンの省エネ性能は「期間消費電力」で表すということなので、こ
   れに合わせて2013年6月〜2014年4月の間の自室の「期間消費電
   力」を集計して見ました。集計には各月の報告書の「★今月の用途別電力
   使用量」の「冷風扇アンカ等」と「天井換気扇」の消費電力を使用しまし
   た。ただし、夏冬の期間の初めの月と終わりの月については、1カ月未満
   なので日別に記録している検針表から期間内の消費電力を計算しました。
   また計算対象になる使用時間はエアコンのように6:00〜24:00の
   18時間ではなく、丸一日の24時間になっています。下表がその集計結
   果に基づく比較表です。
    
    ◇省エネナンバーワンエアコンと自室冷暖房機器との消費電力比較表◇

         −ー 期間消費電力 −− 平均消費電力  倍 率
            (KWh)      (W)
     畳数  エア  − 自家機器 −  エア 自家
         コン  全期 冬季 夏季  コン 機器
    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
     8畳用 676 54 41 13 129 10 1/12.5
    10畳用 746 54 41 13 142 10 1/13.8
                             ^^^^^^^^^^^^
    エアコンとは消費電力が1桁違うことは分っていましたが、13倍とう
   結果でした。今まで長年努力して来た甲斐がありました。

    [補足説明]
    ・畳数
      部屋の大きさに見合った能力のあるエアコンを使用するものなので
     10畳弱の自室なら8畳用か10畳用を使用することになります。一
     方、代替機の冷風扇、扇風機、アンカ、足温器等は部分的に冷やした
     り暖めたりする機器なので部屋の大きさには関係ありません。
      (エアコンの必要能力 8畳:2.5KW 10畳:2.8KW)

    ・期間消費電力
      東京をモデルとした外気温度で設定温度を冷房時27℃、暖房時
     20℃で次の期間・時間使用した場合の消費電力量です。具体的には
     下記のサイトを参照してください。

      節電ネット http://www.setsuden.net/ranking/air-con/

      ◇冷房期間:6月2日〜9月21日の3.6ヵ月の
            6:00〜24:00の18時間
      ◇暖房期間:10月28日〜4月14日の5.5ヵ月の
            6:00〜24:00の18時間
      このことから総使用日数と総使用時間は次のようになります。
      ◇夏季 112日 2016時間
      ◇冬季 179日 3222時間
      −−−−−−−−−−−−−−−
      ◇合計 291日 5238時間

      注1) 単位がKWhの数値は学問的には「消費電力量」と呼びま
         すが、一般向けに分かりやすく消費電力と呼ぶことが業界の
         慣習になっています。
      注2) 使用期間や使用時間が我が家の使用実態とは異なっていま
         す。冷風扇は6月はまだ使いませんし、しかも使うのは就寝
         時だけです。ただし天井換気扇は6月も就寝時に使います。
         昼間は真夏でも扇風機だけです。それから9月半ば頃からは
         冷風扇は使いません。また冬季のアンカ等は12月になって
         から使います。
          後、期間消費電力に何故24:00〜6:00の間の消費
         電力を含めないのか疑問です。一般家庭は昼間は使わなくて
         も就寝時は必ず使いますし、かつては我が家もそうでした。
         また冷風扇もむしろ就寝時にだけ使っていますから、この時
         間帯の消費電力を計算に含めないと使用実態と合わなくなり
         ます。
          仮に24:00〜6:00の間の消費電力を1.5KWh
         とすると夏季の112日間の消費電力は168KWhにもな
         りますから、期間消費電力は8畳用で844KWh、10畳
         用で914KWhに増え、倍率も15.6/16.9と大き
         くなります。
          従って、エアコンの期間消費電力が使用実態と大きく異な
         るため、我が家の代替機器との比較も適切にはできません。
         しかし、条件つきながら全体的に見て冷暖房に掛かる消費電
         力にどの位の差があるか、知る目安にはなったと思います。

    ・エアコン(KWh)
      現在、省エネナンバーワンになっているエアコンの期間消費電力で
     す。

    ・自家機器(KWh)
      自室でエアコンの代わりに使っている機器の期間消費電力です。
      ◇夏季
        冷風扇、扇風機、天井換気扇、天井排気ファンの合計
      ◇冬季
        アンカ、足温機の合計

    ・平均消費電力(W)
      期間消費電力を期間の使用時間で割った値です。使用時間について
     は「期間消費電力」の項を参照してください。

    ・倍率
      最新のエアコンが我が家の代替機器の何倍の電力を喰うかを表す
     数値です。

  ★今月の太陽熱温水器の省エネ成績

    8月度の太陽熱温水器の省エネ成績は次の通りでした。

     月 日 夕食 −−湯温−−  ガス 水道 沸かし方法 湯量
         前後 最高  平均 (L) 温度       (L)
    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
                     0

    [補足説明]行数オーバーのため省略

    以上の通り今月の入浴(内風呂)回数は0回でした。相変わらず時間的
   余裕がなく、内風呂を立てられる日がありませんでした。
    銭湯へ行った回数は、私一人で行ったのが2回、妻一人で行ったのが1
   回、妻と二人で行ったのが2回でした。時間的余裕がなく銭湯へ行った回
   数も極端に少なくなりました。しかし、夏は太陽熱温水器が毎日沢山お湯
   を作ってくれたので、いつでもシャワーを浴びられたので衛生上は問題あ
   りませんでした。

    注1)ガスの8月度とは今年は7月23日から8月22日の30日間で
       した。東京ガスの検針日に合わせています。
    注2)注3)注4)行数オーバーのため省略

    【太陽熱温水器の紹介】URL 行数オーバーのため省略

  ★今月の用途別電力使用量

    8月度の16台のエコワットの集計結果は下記の通りです。

    用途等         消費電力    割 合
                (Wh)    (%)
    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
    冷蔵庫        42540  24.17
    炊飯器等        1680   0.95 
    オーブンレンジ     4080   2.32
    オーブルトースター等  1960   1.11
    25Cm換気扇壁掛扇	1590   0.90
    DKテーブルコンセント    0   0.00
    46V液晶       7330   4.16
    水槽         26750  15.20
    妻コンセント      6700   3.81
    洗濯機等        1070   0.61
    PC関係       20690  11.75
    AV機器        5890   3.35
    BDレコーダー     8670   4.93
    冷風扇アンカ等    12160   6.91
    屋根裏換気扇         0   0.00
    天井換気扇       3300   1.88
    その他        31590  17.95
    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
    全体        176000 100.00

    注1)電気の8月度とは今年は7月30日から8月29日の30日間で
       した。東京電力の検針日に合わせています。
    注2)行数オーバーのため省略

    使用日数が31日間だった昨年8月が193KWhだったものが、使用
   日数が30日間の今年は176KWhでした。昨年の使用日数を30日間
   に換算すると使用量が186.8KWhになりますから、今年はそれより
   10.8KWh減ったことになります。減った用途を調べると大きいのは
   次の3つです。

    PC関係        7984Wh減   *昨年の実績を30日
    冷風扇アンカ等     1892Wh減    換算してから計算し   
    25Cm換気扇壁掛扇	 916Wh減    ました。
    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−
       合 計     10792Wh減

   その他は細かく増減していますが、「妻コンセント」だけは1794Wh
   も増えています。これはオフが昨年より増えたからです。大きく減った3
   つで10792Whは全体減の10.8KWhとほとんど同じでありこの
   3つが減った主因だと考えられます。
    「PC関係」が減った原因は、先月同様J1900マシンに替えてメイ
   ンマシンの消費電力が4割も小さくなったこと等が考えられます。
    「冷風扇アンカ等」が減った原因は、自作冷風扇に替えて消費電力が1
   割以上も小さくなったことと、自作扇風機にパワーコントローラを取付け
   必要最低限の回転数で使用するようにしたこと等が考えられます。
    DKの「25Cm換気扇壁掛扇」が減った原因もパワーコントローラに
   よる効果等によるものであると考えられます。

   それでは今月の削減実績を見て行きます。

  ★電気の削減実績

    電気は目標193KWhのところ実績176Whと目標以上に削減でき
   ました。削減できた原因は前項で述べた通りです。
    年初からの累計でも目標1622KWhのところ実績1362KWhに
   収まり、達成率119.09%で余裕を持って目標を達成することができ
   ました。

  ★ガスの削減実績

    ガスは目標1m3のところ実績も1m3と目標内に収まりました。太陽熱
   温水器は晴れて暑くなる程熱いお湯を出すので、厨房でお湯を沸かすのに
   使うガスも少なくて済みます。また夏は食事の度に熱いお茶やコーヒーや
   味噌汁等の汁物を飲むことがほとんどなくなり、冷茶やアイスコーヒー等
   を飲むのでガスコンロの使用頻度が少なくなるからです。
    年初からの累計でも目標20m3のところ実績19m3に収まり、達成率
   105.26%で目標を達成することができました。

  ★水道の削減実績

    水道は目標19m3のところ実績もちょうど19m3となり目標を達成で
   きました。
    年初からの累計でも目標69m3のところ実績66m3に収まり、達成率
   104.55%で余裕を持って目標を達成することができました。

  ★CO2 の削減実績

    この結果、今月のCO2 排出量は目標26.84Kgのところ実績
   24.80Kgと目標内に収まりました。
    年初からの累計でも目標218.48Kgのところ実績186.12
   Kgと大幅に減り、達成率117.36%と大きな余裕を持って目標を達
   成することができました。

   私たちが排出したCO2 は大気中に溜り二度とは回収できず、地球環境と
  そこで暮らす私たち自身に害悪を及ぼし続けます。省エネをすれば確実に害
  悪は減ります。
   失われた生物種は二度とは戻りません。失われた生態系も回復は極めて困
  難です。地球環境は私たちの生存基盤です。損なわれれば私たちは生きて行
  けなくなります。贅沢過ぎる生活を改めれば良いのです。
   今日からあなたのできることすぐに始めてください。みんなの努力で私た
  ちのかけがえのない◎地球環境を守りましょう!!!

                                ヨウジ

以下、行数オーバーのため省略
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