#865/865 ●連載 ★タイトル (CKG ) 10/11/24 10:16 ( 61) ●新・権力の陰謀241 だから警察の良識は働かなかった ヨウジ ★内容 10/11/24 11:14 修正 第3版 この自治体の手続き法はあくまでも「警察は良識的に振る舞うはずだ」 という前提で作られたはずだ。だから事実や実態に基づき適切な処分 が実施できることを見込んでいたはずた。ところが実際には被疑者から は一切事情聴取せず、被害者からの僅かな聴取内容だけで判断した。 唯一、家出の1年4カ月後に被疑者が自主的に家出人捜索願いの 再届けに出向いた時のみが担当官との面談の機会であった。 しかし、翌日被疑者がチェックに出向くと、その登録原票には 事実に反する記述がなされていた。酷い暴力が繰り返し行われていたという 断定的記述である。これまで度々掲載してきた 「家出の概要」欄のデジカメ写真の写しである。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 家出の概要  家出人は父親との仲が悪く、また父親は門限を破ったり、うそをついたりする と、その度に暴力で制裁を加えていたものである。家出前日の5月11日も父親 に厳しく叱られたうえ暴力を振るわれたことから家出をし音信がとだえたもので ある。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 被疑者は虚偽記載のあるこの「家出人捜索願い」をその場でキャンセルしたが、 担当官は事実認識(ストーリー)を改めることなく、家出から約2年後の 翌年4月に自治体の「ストーカー行為等の被害者への支援に関する住民基本台帳 事務取扱要綱」に基づく「申立書」を娘に書かせ捺印させ自治体に提出させた。 ここから誤った法手続きが始動し、以後、被疑者は今日まで住民の基本的権利を 不当に侵害され続けた。家出から制度適用直前の2年間も含め、合計8年半に渡り 親権の行使や子供への一切の関与をできなくされ、長期間に渡る睡眠障害を伴う 精神的苦痛と一人娘を失うという甚大な被害を被った。 2003年9月、総務省が全国の自治体に対して「DV防止法」や「ストーカー 規制法」の被害者を支援する制度を作るよう要請するに当たり示した指針は 次のようなものであった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 1.裁判所から「DV防止法」に基づく保護命令を受けた被害者 2.ストーカー行為を受けているとして首長などに申し出た被害者 ただ、ストーカー被害については本人の申し出だけでは客観性に乏しいため、 「警察が加害者に対して、ストーカー規制法に基づくストーカー行為の禁止命令 を出している」などを要件とする。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ところがこの自治体の制度は「DV防止法」や「ストーカー規制法」が規定する 被害者以外の暴力やつきまといの被害者も対象としているので、対応する基本法 が存在しない。そのため裁判所の保護命令や警察本部長等からの禁止命令と言った 法手続きについての規定もない。 法規定がなければ警察の良識は働かず、 目いっぱい自分たちが有利になるよう振る舞う。 基本法もそれに変わる条例や規則もない片手落ちの制度下で 今回のでっちあげや人権侵害は起こるべくして起こったと言える。                         ヨウジ *--------------------------------------------------------------------* | Backup&Copy BCOPY / Shell&Menu SMENU / 地球温暖化対策Program CO2 | | PC-VAN:CKG36422 e-mail:CKG36422@biglobe.ne.jp | | NIFTY :BXC02020 e-mail:BXC02020@nifty.com or BXC02020@nifty.ne.jp | | Home Page http://www5b.biglobe.ne.jp/~youji/ | *--------------------------------------------------------------------*