歩行アニメーションを簡単に作成しよう(作製シーンムービー

A.準備

1.モデラーでオブジェクトを用意してスケルゴンを書き込む

2.SkelegonEditorでIKを仕込む(Dストームで仕入れて下さい)

3.Vpaintでウエイト設定

4.レイアウトを開き、ボーン変換後(SKReader)オブジェクトとIKの親子関係をつける

5.親子関係
 ・オブジェクト及びIK.2〜5は
  すべてIK.1の子に設定
 ・IK6,IK7は親子なし(単独)

(しかしこれまでがめんどくさい)

B.歩行モーションの作製

 1. 0フレームの作製

  まず歩行一歩の幅を決めましょう。通常、人の歩幅は0.7〜1.0mと思いますが、ここではめんどくさいため、1.0mに設定します。
1.最初に0フレームで歩行のセット
をしましょう

ここで、IK.6はIK.1のZ座標から
-50cmの位置へ、
IK.7はIK.1のZ座標+50cm
(めんどくさいが、これが味噌です。)

IK.3は-300mm
IK.4は300mm
 
2-1.60フレーム IK.1をZ座標に対して現位置より1.0m加算して下さい
   

2-2.IK.6を1フレームで指定したIK.1Z座標から0.5m加えます
 IK.7は0フレームと同じ位置で60フレームに確定
  
  これで足1歩できました。摺り足ですが今は気にしないで下さい。
  次に手の設定です
  IK.3Z座標を300mm IK.4Z座標を-300mmにて確定します

3.120フレームでIK.1をさらに1.0m加算しましょう
 もうぞ存じと思いますが、IK.7のZ座標をIK.1のZ座標+0.5m
 IK.6は60フレームと同位置に確定します。
 IK.3のZ座標を-300mm IK.4のZ座標を300mmにて確定します。

4.次にIK.1,3,4,6,7のそれぞれのY座標値が各フレームで同じになるように設定します
 そして、グラフ編集をひらき、すべてのIKのX、Y、Zチャンネルそれぞれの
 後の振る舞いを反復のオフセットにします。
 ここで全フレーム数を360に変更し、再生し動きの確認をして下さい。ちゃんと摺り足
 で歩いてますか?

5.次に30、90フレームで中間のモーションと付け、摺り足や手の変な動き直します。
 まず30フレームに移動して、IK.6のY座標を150mm加算し確定、次にIK3,4を同時
 に選択しY座標変更のベクトルを摘み、下がるだけ下に下げます。
 90フレームに移動し、IK.7のY座標を150mm加算し確定、次にIK3,4を同時
 に選択しY座標変更のベクトルを摘み、下がるだけ下に下げます。

6.再度再生しましょう、少しは”歩き”らしくなりましたか?
 重心が後ろにかかり、変な感じと思います。ここでIK.1のフレーム0,60、120のZ座標を
 それぞれ、10cm加算して確定します。またIK.1の30,90フレームでY座標のみ10〜15cm
 程度加算して下さい。

7.最後に、グラフ編集で各チャンネルの張力と傾斜を調整し、
 角ばった動きを調整しましょう。
 あとは、アレンジです、手や腰をひねったり、X座標で重心の移動を作っても良いと
 思います。頑張りましょう と言うこをでしめくくります。

ファイル.作製したシーンファイルをここに掲載します。ご参考になれば、幸いです。
      Tips03.zip


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