四ツ岳 北面 2007年3月17日

メンバー かっきー、大ちゃん、お気楽さん、TAKUさん、MINMINさん、よっちゃん

平湯キャンプ場(7:50)---大滝川渡渉(8:55)---四ツ岳(13:00/13:40)---大滝川渡渉(15:10)---平湯キャンプ場(15:55)

同行者のレポート 大ちゃん お気楽さん

キャンプ場をあとに 尾根までの急登をがんばる
大滝川を横断 樹林帯の急登
岩峰が見えてきた 大崩山の稜線を見ながら登る
美しい雪原を行く 四ツ岳が見えてきた
もともとは上越方面に行く予定だったのだが日本海側はまたもや悪天候の兆し・・・(;◇;)
急遽前日に寒気の影響を受けにくい北アルプス南部に行き先を変更した。
さて北アルプス南部と言えば最近流行りの乗鞍岳北面が気になる☆
来シーズンの楽しみに残していたのだがせっかくなので乗鞍岳の北方にある四ツ岳に行ってみる事にしよう。
ここは高度差1400m程ありなかなか登りがいがありそうだ。

平湯温泉バスターミナルで関東チームと合流し、すぐ近くにある平湯キャンプ場に移動した。
天気予報は晴れなのだが空はどんよりとした曇り空。 このあたりにも少し寒気の影響があるのだろうか??

さっそく出発☆ さすが人気コース!しっかりしたトレースがついている。
キャンプ場の中を通りぬけ尾根に取り付く。 いきなりの急登だ。 今日の雪質はシールがずるずる滑って登りにくい。
それでもなんとか尾根に乗りあがる。 やや緩やかになるがすぐにまた急登が出てきた。
今日はロングコースだしまだまだ先にも急登があるようなのでここでクトーを装着。
すると快適快適♪ ある程度の傾斜でもガシガシ登れてしまう。 クトーエライ!!

急登を登りきり平坦な尾根を少し進み反対側の谷に降りる。 これが大滝川で下流には平湯大滝が落ちているとのこと。
今日はスノーブリッジが残っていたので楽勝で対岸に渡ることが出来た。
対岸の藪っぽい雪壁を登り四ツ岳の北面台地に乗りあがる。 あとはひたすら登りまくるのみだ。

樹林帯をもくもくと登っているとだんだん青空が見え始めた!
しかしいつまでたっても樹林帯の単調な登りがつづく。 このあたり我慢が必要なところだ。
2400mを越えたあたりで森林限界を迎えた。 素晴らしい景色。 頑張った甲斐があったもんだ。
目の前の岩峰を右側から回り込むように進む。 大崩山から猫岳の稜線が美しい。 あそここそは来シーズンの楽しみに残しておこう☆
岩峰を回り込み雪原を登りきるとやっと目指す四ツ岳が姿をあらわした。
しかし今日は風があるので雪面はクラストしている。 クトーの歯を食い込ませながら慎重に登る。

 

素晴らしい景色 頂上は近い
頂上はもっと近い 四ツ岳頂上のみなさん
頂上直下を滑るお気楽さん 目まぐるしく変わる雪質に四苦八苦
このあたりは気持ちのいい斜面 重雪パウダーとわたし
本峰を左からぐるっと回り込むように進みやっとのことで四ツ岳(2744m)の頂上に到着。
残念なことに頂上に着く少し前からガスが出てきて展望がきかなくなった。
風に吹かれながらランチタイム。 寒い寒い(>◇<)

全員で記念撮影をしてからさっさと滑り出す。 まずはガリガリのクラストバーンをゆっくり滑る。 
美味しいはずの斜面がまったく快適ではない(;◇;)  標高差200mほど下るとやっとクラストから解放♪
岩峰を回り込みあとはひたすら北面を滑っていく。
しかし、重雪パウダーに足をとられてコケまくり。 樹林帯に入るとよけいに難しい雪質にかわる。
登りよりも下りでヒーヒーいいまくり(>◇<) もうかんべんして〜

ヘロヘロになりながら大滝川の横断ポイントまで滑り降りる。
スノーブリッジを渡り、ツボ足で反対側の尾根に乗りあがる。 このあたりは完全にモナカ雪に化けていた。
しかしモナカの割りにそれほど悪くない感じで滑れたのが救いか。
尾根からの最後の下りも重雪で何度も足をとられる。 ヤレヤレって感じで平湯キャンプ場に戻った。


しかしながら、これで雪質がよかったら噂どおりの素晴らしいコースに違いないでしょう。みなさん楽しい1日をありがとう☆

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