高田川 内鹿野谷 2007年10月13日
メンバー くみさん、どうちゃん、Baruuさん、MATさん、よっちゃん
水車小屋(7:45)---ズリ石(8:05)---ナマズ口の滝(9:50)---一ツ落の滝(10:40)---二俣(12:05)---白見山(13:15/13:35)---十字路(13:55)---口高田(15:20) |
本文中の赤文字は写真あり
出発地の水車小屋 | ズリ石 |
ズリ石を通り抜ける | 俵淵を泳いで越えようとしたが・・ |
こんなん出て降参(;◇;) | |
スラブ滝8m上はちょいとやらしい | ナマズ口の滝13m |
南紀の癒し渓に癒されに行こうっ!ってことで日帰りの沢を泊まりでのんびりしようと計画をたてたのだが・・・ 天気予報はどうやら2日目に雨模様。みなテンション激下がりですわ・・・(・◇・; ならば、日帰りに変えて、下山後山ろくで打ち上げ宴会しようってことで再びテンションを上げていく! 僕もその方が荷物が軽いし大賛成(^◇^)/〜☆ てなわけで、だらだらついでにクルマを一台下山予定地の口高田集落にデポすることにした。 今回は限りなくだらだらモードに徹するのだ。 出発地は内鹿野谷にかかる橋を渡った水車小屋のあるスペース。ここはトイレもあっていい場所だ。 さてさて準備をして出発。 しばらくは平凡そうなので谷沿いにつけられた内鹿野渓谷散策道を歩いていく。 南紀の谷は標高が低くても谷が深い。左手に流れを見ながら歩いていくと大きな一枚岩が見えてきた! 何やら標識が立っているのでみて見ると「一枚岩」とな ・・・・そのままや〜ん 散策道が木橋で右岸に渡るところから入渓する。すぐに「ズリ石」なる景勝地が! 岩がずれて中を通れるみたいだ。 こういうのは通らんと損損♪ よろこんでくぐりぬけた。 基本的に平凡なゴーロが続くのでだらだらと進んでいく。 いくつか淵が出てくるが10月の朝から泳ぐ気分にならず散策道に逃げること数度。 しかし、あまりに平凡なので俵淵ではどうちゃんと僕だけ泳いで越えようとバシャバシャと水に入った。 ・・・が、岩のトンネルを泳ぎ越えるとそこは通過不可能な岩間滝が・・・ はい、降参です(>◇<) すごすごと泳いで戻る。 さむいわ(;◇;) 俵淵を散策道から高巻いたら再びたいくつな河原が続く。しかし、前方は谷が狭まってきてそろそろ変化の兆しが♪ すると出ました2条スラブ滝8m! あれっ?2条ちゃうなあ〜 まあいいけど。 ここで滝を見ながら休憩タイム。 MATさんはツルでターザンごっこしようとするが釜にダイブをためらってやめちゃった。残念〜。 この滝で谷沿いに続いていた散策道は通行止めになってるが、かすかに残ってる道跡をたどって滝上へ。 沢床にもどるところがちょいとやらしい。トラロープが張ってあるがかなり微妙なトラバースだ。 MATさんはクライムダウンして、僕は垂れたトラロープでごぼう下り。あとのメンバーは安全策で懸垂下降で降りる。 降りたところがナメになっていてこれがまたやな感じ。滑らないように注意しながら安全地帯へ(^^; 左から水越谷が入るの見ながら進むと再び美しいナメ床になる。これぞ癒しの南紀だわ。 そうそう!今回はこれが目的なのです☆ 谷が左にカーブすると奥にナマズ口の滝13mが落ちている! 今回僕の一番の期待の滝!なぜなら名前が面白いから☆ でもどうしてナマズ口なのかわからん。 ここは左岸を木登りで滝上へ抜けた。 |
これぞ南紀なナメ床が続く♪ | スラブ滝7m |
一ツ落の滝30m | 栂ノ戸の滝30m |
スラブ滝5m | 自然観察路が出てくる |
またまたナメ床 | 白見山のてっぺん |
滝上からはトユ状ナメから始まり長いナメ床が続く☆ こりゃええわあ〜 癒されまくりな景観だあ。 少しゴーロを歩くと今度はスラブ滝7mが登場!その奥になにやらごっついのが見えている! スラブ滝を右から巻き越えると奥の一ツ落の滝30mの全貌が見えてきた!! こりゃなかなか立派な滝やん。すばらしい〜 右のルンゼから巻き始める。壁を避けてどんどん上に追いあげられると小尾根に上がってしまった。 さすが南紀だけあってシダの葉を掴みながらの高巻きじゃん。 上がったところはすでに続く栂ノ戸の滝30mの真ん中くらいの高さだった。 今から下まで降りるのもめんどうなのでそのまま巻いてしまうことにする。 巻き道はしっかり踏まれている。 栂ノ戸の滝上にはスラブ滝5mが続いてる。これは左の立ち木を利用して越えて行く。 このあたりから左岸の上部に石垣を組んだ登山道が見えてくる。 滝上からはしばらく平凡だ。先ほどの登山道が木橋で右岸に渡ると僕達も登山道を利用させてもらう。 核心部をすぎてあとは詰めるだけ。だらだらモードなので登山道でどんどん登る。 二俣のところから再び沢床に戻り僕達はだらだらな右俣を選ぶ。伏流したゴーロ帯をすぎると再び登山道に逃げた。 どんどん登ると登山道は右のルンゼに入るようなので仕方なしに沢床へ(^^; 再び水が出てくるとナメ床が続くようなる。傾斜が強くなる中どんどん登るといよいよ詰めの段階に入る。 最後は右手の斜面に逃げて頂上方面を目指す。 急な斜面をよろよろ登っていくと尾根にあがり、左手すぐに白見山(925.9m)のてっぺんがあった。 頂上からは北方面の展望が出来る。 今日はどんよりな空模様だが少し晴れ間も見えている。 みなで登頂を祝ってランチタイムにする♪ さてさて下山は東に伸びる尾根を下り鞍部の十字路から右手の谷を下る。どんどん下ると先ほど登ってきた右俣に降り立った。 あとはだらだらと登山道を利用して口高田のデポ地まで歩くだけ。 しかしこの下りが結構長く、先週酷使した足が痛くてヒーヒー言いながらの下りだった(;◇;)ひー 今回ものんびり沢を楽しい仲間とご一緒することができました☆ みなさんありがとう〜!! |