鳥海山 吹浦口コース 2011年5月5日
メンバー けも、きむっち、あう
大平山荘(8:40)---扇子森(10:40)---千蛇谷(12:30)---新山(13:00/13:20)---扇子森(14:20)---大平山荘(14:45) |
大平山荘からいきなりの急登 | 大平山荘を見下ろす |
なだらかな雪面を御浜小屋を目指す | 扇子森から新山方面の展望 |
文殊岳を過ぎた鞍部から千蛇谷へ下降 | 下降する我々 |
千蛇谷を登る | 大物忌神社付近 |
新山のてっぺんから見る七高山 | 千蛇谷を滑るけも氏 |
帰りは1600m付近から外輪山へ戻る | 扇子森付近を登る |
昨日の千蛇谷コースでは濃いガスの為登頂断念したので今日は山頂を踏みたいものだわ。 で、今回は鳥海ブルーラインの大平山荘ってところから吹浦口コースを登る計画。 早朝大平山荘に向かうとなんとブルーラインは凍結の恐れありってことで午前8時開門とのこと。 下調べなんてしてないのでこれは想定外だわ。 結局歩き出せたのはすでに8時半を回ってからだった。 そんなことなら別ルートで早朝から歩き出したほうが良さそうだがいまさら言うても仕方ない。 さて、大平山荘からのコースは人気コースなのかたくさんのスキーヤーがいてはります。 まずは樹林帯を少し歩き急斜面に取りつく。他の登山者に混じってどんどん高度を稼いでいく。 傾斜が落ち着くところまで登りきり小休止。しかしいくら待ってもきむっち氏が登ってこないじゃん。 20分ほど待つが一向に姿が見えないので先に進むことにする。あとで聞くと別ルートをたどったとのこと。 そこからひと登りでだだっ広い雪原に出る。鳥海山の山頂も遠くに見えてくる。 御浜小屋を通り過ぎて、すぐに扇子森(1759m)に到着。 どこかから千蛇谷に降りたいがなかなか良さげな場所がなさそう。 ピークから少し下りそのまま外輪山沿いを登っていく。 だらだら登ってるうち夏道での下降点を行き過ぎてしまう。戻るのも面倒だしそのまま進む。 天気は昨日と違い快晴。しかし下界には雲海が広がっていて日本海は見えない。 広々としていて気持ちの良い山だわあ。 文殊岳(2005m)のピークを通過し少し先のところが雪壁になっていて降りれそうな感じに見える。 けも氏が雪質を見てみると大丈夫そうってことで下っていくことにする。 降りてる途中で文殊岳のピークからきむっち氏が僕の名前を叫んでいるのが聞こえた。 どうやら、きむっち氏はそこから引き返すとのことだ。 滑落してもどうってことなさそうな斜面だがギャラリーがいてるのでそれは恥ずかしい。 慎重に下っていき千蛇谷に降り立つ。あとは千蛇谷を登っていくだけ。 またここまで戻ってくるので荷物はデポして空身で歩き出すことに。 だらだらとした斜面をだらだら登っていく。 適当なところから千蛇谷を離れ大物忌神社の脇を通り過ぎ、ひと登りで新山のてっぺん(2236m)に到着。 スキー板を外してピークに上がる。山頂からは雄大な景色が見渡せる。おお!ええとこやわあ。 ゆっくりと過ごしたいところだが埼玉まで帰らないといけない。早々に滑降準備をして滑り始める。 山頂から滑り出し大物忌神社の脇をすり抜けて千蛇谷に降り立つ。 千蛇谷の雪面は荒れ気味なので最高までとは言い難いがまずまず気持ち良い滑りができた。 先ほどの下降点でデポしたザックを回収しそのままどんどん滑り降りる。 標高1600mくらいまで下り山頂からの展望で目星をつけておいた斜面をトラバース気味に登り外輪山に復帰。 登りきるとちょうど扇子森付近に飛び出した。 ここから何本ものシュプールに沿って滑っていくのみ。 途中からガスが出てくるがGPSで方向確認しながら滑り、問題なく大平山荘に到着。 先に戻っていたきむっち氏とも合流。 こちらのコースはアップダウンがあって何かと面倒か。 やはり距離は伸びるが昨日の千蛇谷コースの方が快適そうだ。 機会があれば、今度は反対側の祓川コースにも行ってみたいものだ。 |