鈴鹿 ツメカリ谷 2006年7月22日

メンバー まっちゃん、こてっちゃん、たかやん、そうじ、よっちゃん 

林道(8:15)---神崎川本流(8:30)---カラト谷遡行(9:10〜10:05)---ツメカリ谷出合(11:00)---裏見の滝(12:35)---ツメカリ谷出合(14:35)---林道(15:05)

 

林道から下降開始 この先の分岐で間違う(><) 当然は本流は増水している
これって河原って言わないよなあ〜 カラト谷 F1
カラト谷 ナメ帯 ツメカリ谷出合付近の本流10m淵
盛夏に涼を求めて鈴鹿のツメカリ谷を計画。
・・・のはずが、ずるずると梅雨前線は日本列島に居座り続け各地に災害をもたらしてるじゃん(>◇<)
毎日毎日降り続く雨、雨、雨・・・  しかし天気予報を見ると当日はラッキーなことに晴れ間が見えるらしい♪
となると残る心配の種は水の具合。。
ツメカリ谷に入るには本流の渡渉が不可欠なので現地の状況を見て、無理ならやめるつもりで出発。
事前にヤマト氏から入手した情報では本流に降りたらツメカリ谷出合までは広い河原なのでラクショーラクショーとのこと。 ほんまか!?
まあ、どうにかなるやろ♪
 
林道途中から赤坂谷出合を見下ろすと当然のことながら水は多い。
まわりの山々にはまだ重いガスが垂れ込めているが頭上には青空が見えはじめている。
神崎川本流への下降点である瀬戸峠からの登山道が交差する辺りにクルマを止めて出発準備。
 
歩き出してすぐに分岐になっていた。。 ここで間違ったのが運のツキ(;◇;)
右は天狗滝方面・・ 左は河原かあ・・・   そりゃあ河原におりるんやから河原やろう!!ってことでまんまと間違ってみせる。。
そもそも事前の研究なんてほとんどしてないのが間違いのモト。。 ツメカリ谷までの情報なんて河原に降りて左に行くしか調べてないし〜
 
(なのでここから暫くは間違いのレポート)
左の道を赤テープにしたがい谷沿いにどんどん下っていくと15分ほどで神崎川に到着。
・・・・なんか河原って雰囲気と違うけど(・・;  ここで疑問に思わないところが間違いその2
さすがに増水していて川幅いっぱいの流れになってる。 っていいながら平水時を知らないからどれだけ増水してるか不明。
あえて言うなら本流沿いの遡行は不可能なくらいの水量かなあ。。
 
とにかく神崎川に出たので左にいってみよう・・・・  途中で激流を飛び石で右岸に渡るがすぐに行き詰る。。
これってホントに河原?? なんかエライ事になってるし〜  ここまできてまだ間違いに気づかない。。
帰宅後ここはS字峡だと判明。平水時には水線通しで抜けれるらしいが今日は不可能。
右岸を巻き上がっていくと立派な踏み後に飛び出す。。 なんじゃこりゃあ??
まあ、深くは考えずに踏み後をたどっていくとちゃんと赤テープもあるし。。 旧登山道やろと判断。道はすぐに下降に移り沢の出合に出た。
これがツメカリ谷?? なんか貧弱。。 (ホントはカラト谷)
 
神崎川本流を見てみると地形図どおり曲がってるし谷の向きも合ってるし・・・
すぐ下流に渕もあるし・・  でもなんとなくしょぼい。。   渕をのぞくと爆流になってるのは増水のせい??
 
とにかく入ってみるかってことで入渓。。 (何度も言うがこれはカラト谷)
滝を越えてナメを越えてどんどん上ると藪沢になってきた・・・・  風景はすでに源流帯。。 こりゃどう考えても違うなあ〜
とにかく戻ろうってことで本流の出合まで下降する。。
 
ここはいったいどこ?? 私はだれ??  地形図とにらめっこしながら考えること3分。。 
背中に刺さる仲間の視線が痛い・・ 早く何か言わないと!!
  
「とりあえず本流を上流に行けば何かあるやろ!」  根拠なき決断をして先ほどの登山道を上流に歩きはじめた。
今日の水量では水線通しは到底不可能。。 でもこの登山道は出るわ出るわってヒルさんが元気なこと!!
乗ってくるヒルは容赦なく抹殺。 雨上がりの鈴鹿はニョロニョロ地獄だ。

 

やっとたどり着いたツメカリ谷出合 4m滝は右手から越えた
ミニゴルジュ内は楽しい 明るい景色に気分も明るい
こんな小滝が続く 晴れ間が出ると水も気持ちいい♪
核心? 5m直瀑 6mすだれ状滝
さてさて小1時間も歩くと支谷の出合に飛び出た!! 目の前は広々した河原状で振り返れば当然10mの渕がある。。
まさにこれが目的のツメカリ谷じゃん!! あってよかったツメカリ谷!! 仲間の視線がやわらぐ。。  
 
しかし時間はすでに11時を回っている。。 詰めはあきらめて行けるとこまで行ってみようってことでツメカリ谷にやっと入渓。。 
平凡な渓相の中を少しいくと最初に4m滝がある。 右側から簡単に乗り上がるとその先はミニゴルジュになる。
まったく陰鬱な感じはなく日もさしてきて明るいところだ。。
 
出てくる小滝は難しいモノはなく水量も普段よりあるのでわいわい楽しく進める。
渕を泳いだりシャワーを浴びたりしながらどんどん進むとゴルジュ出口に5m直瀑が落ちていた。
この滝は写真で見覚えがあるぞ!! たしか左側を直登してたなってことで釜を泳いで取り付こうとするが今日の水量では難しい〜
ゴーグル持ってこなかったし。。 
あきらめて右手の岩壁から巻き上がる。。
 
滝上からは明るい渓相に変わり少し行くと6mすだれ滝?? 
これも記憶にある写真よりもあきらかに水が多い。。  でも水流横を簡単に直登。。

 

二俣 右股にかかる4m滝 10m滝
裏見の滝でお約束写真 のんびりランチタイム
帰りは飛んで泳いで 神崎川本流もこのあたりはラクショー
のんびりした景色の中をのんびりと進んでいく。 休憩にちょうどいい河原があったので休憩。
今日が沢登りデビューのそうじと腰が痛いこてっちゃんはここで待ってるというので
残りの3人で裏見の滝を見に行くことにする。
 
二股は右股に架かる4m滝を越えて進む。。 10m滝を快適に登りどんどん歩いていくと少し谷幅が狭まり目的の裏見の滝5mに到着。
お約束の写真をとり合ってから二人の待ってる場所まで引き返す。
 
のんびりした景色の中でランチタイム。 おにぎりとカップラーメンが美味しい♪ やっぱり沢登りは晴れるとうれしいなあ☆
休憩もしっかりとって、あとは来た沢を引き返すだけ。。
くだりは釜に飛び込んだり流れに身をまかせたりしながらあっという間に本流出合まで戻る。
 
林道にあがる道はすこし上流の左岸にあるとのこと。。 
このあたりは広い河原なので増水の影響はあまりない。渡渉も単独で渡れるぐらいの水圧だ。 
左岸を注意しながら進むと赤テープがあり登山道らしきものが続いていた。 そこからひと登りで林道に飛び出す。
はなからこっちに降りてたらラクショーやったなあ。。  クルマについて装備を解くと出るわ出るわヒルヒルヒル〜
この時期の鈴鹿はしゃあないなあ。。 血吸われた人2名。。 引き分け?1名。 無事が2名。
 
てなわけで道は間違ってしまいましたが梅雨の晴れ間の1日を楽しくすごせました☆

REPORTに戻る