鉄山 西尾根 2013年3月24日
単独
国道115号(6:05)---迷い沢(6:20)---鉄山避難小屋(9:20)---鉄山(9:30)---鉄山避難小屋(9:40/10:05)---迷い沢(10:45)---国道115号(11:00) |
国道115号沿いの登山口 | 仏沢を渡って振り返る |
迷い沢を渡渉して振り返る | 林道沿いを登る |
西尾根はなだらかなブナの疎林 | 斜面と平坦を繰り返す |
標高1,500mを超えるとなだらかな台地状 | 一瞬ガスが切れて吾妻連峰が見える |
石楠花の塔 | 鉄山避難小屋 |
鉄山のてっぺん | 最初はガスの中を滑降 |
標高を下げるとガスが切れて視界が開ける | 国道115号に戻ってきました |
今日は前日に滑った安達太良山のすぐお隣にある鉄山を滑ってみます。 鉄山は箕輪スキー場のリフトを使えばラクに登れるらしいのですが、せっかくなので国道から往復しましょう 猪苗代町側の国道115号と県道30号が分かれるところが登山口です。 まずは林道を進みます。やや下り基調で進むとすぐに仏沢の木橋に到着。 雪から溶け出した水が凍っていてちょっと怖い。対岸に渡り尾根を回り込むと今度は迷い沢に到着。 スノーブリッジは落ちていたのでスキー板を対岸になげてからおりゃっ!と飛び石を跨いで渡渉。 その後は林道状の道を登っていき適当なところから西尾根に取り付いた。 最初は藪っぽい急斜面を登る。登りきると今度はなだらかな斜面がずっと続いていく。 ブナの疎林の中を平坦部と緩斜面が交互に現れる。 今日は残念ながらガスで景色が見えなさそう。視界がない分樹林帯の静かな尾根歩きが楽しめた。 標高1400m付近のやや急な斜面を乗りあがると台地状の広々とした斜面に変わる。 ここらで一瞬だけ青空と太陽が出てきた。箕輪山や遠く吾妻連峰が見えている。 このまま天気は回復するのかっ!と期待するも20分くらいで今まで以上に深いガスに囲まれてしまった。 稜線が近づくと風も強まってきた。ブッシュを避けて滑りやすそうな雪面を拾いながら登っていく。 途中で石楠花の塔と書かれたプロペラの埋まった碑があった。何やら航空機墜落事故の慰霊塔らしい。 そこから少し歩くと鉄山避難小屋に到着。スキー板をデポして鉄山の往復に向かう。 稜線は風もきつくて視界も真っ白。沼ノ平から流れてくるのか、かすかに硫黄の臭気がする。 10分も歩くと鉄山(1709.3m)のてっぺんに到着。さっさと避難小屋まで戻ってランチタイムにする。 風はきついが小屋の中は快適。天気の回復も見込めないのでさっさと下ることにする。 稜線付近は雪が飛ばされてるので石楠花の塔までは板を担いで移動。 ここから板を履いて滑り出します。最初はガリガリのクラストバーン。 視界もないので滑る方向だけ注意してどんどん下って行く。標高で100mも下ると快適ザラメ雪に変化。 ここからは気持ちの良いツリーランが楽しめた。雲の下に出ると視界も良好で楽しい。 あっというまに尾根末端まで滑り降りる。最後の藪の急斜面を慎重にクリアして林道に飛び出す。 迷い沢を渡渉してからシールを付けて登山口までのんびり歩いて終了。 このルートは楽しかった! 春も快適ですが厳冬期のパウダーシーズンにまた来たいです。 |