鉄山ルンゼ 2004年10月2日
参加メンバー トミーさん、かっきー、こてっちゃん、たかやん、よっしぃー
布引谷二俣(8:20)---鉄山ルンゼ出合(8:30)---鉄山南側コル(12:30)---鉄山(12:40)---鉄山北側台地(13:00/15:00)---大川口(15:45) |
布引谷二俣から鉄山を見上げる | 20m斜瀑は右を直登 | |
小滝の乗越しが続く | この沢は基本的にこんな感じ | |
出てくる滝はほとんど直登可能^-^ | そしてチョクストーンも多い | |
第3回たかやん祭が行われることになった。 さてさてどこに行こう。。 そろそろ沢も水が冷たくなるころ。 ご神体のたかやんは寒さに弱いからあまり濡れずにすみそうな沢がご希望とのこと てなわけで十津川水系川迫川布引谷の鉄山ルンゼに決定! ここは昨年、途中の枝沢に入ってしまい宴会だけで帰ってしまったといういわくがついてる^-^; 是非最訪したかった沢だった。 当日黒滝で全員合流。クルマ2台で大川口にむかう。 下山予定地の大川口に一台デポしもう1台で布引谷二俣へ移動。 お天気はどうやら下り坂で今にも雨が落ちてきそうな空模様だ。そそくさと出発準備をして歩き出す。 布引谷二俣から右俣沿いの林道を少し行くと右手に伏流のガレ沢が出合う。 これが鉄山ルンゼだ。ぱっとみはショボ谷^-^; しかし短距離で鉄山南側のコルに突き上げているので短いながらも楽しそうな沢だ。 ガレた沢をすこし登っていくと水が出てくる。すぐに20m斜瀑。釜をへつって水流左にとりつく。 少しぬめってはいるが問題なく登れた。 両岸が狭まりルンゼ地形となりどんどん傾斜が増していく。 巨岩帯をぐんぐん登っていく。小滝がいくつもでてくるが右左のどちらかから乗り越えられた。 二俣を過ぎていったん伏流となる。昨年間違って右の枝沢に入った箇所に出た。 こんどはきっちりと本谷を行く。7m滝は右にとりつき途中で左にトラバースし滝上に。 その後はチョックストーンが頻繁に現れる。いよいよ雨が降り出したようだ。 |
トミーさんは相変わらず元気 | ボクとたかやんは右手から巻いた |
かっきー他2名は直登 | 巻き組は懸垂下降で水線に戻る |
またまた巨大CSがあらわれた | 胎内くぐりでオギャー 5つ子誕生 |
稜線間近のガレガレ帯 | 宴会後はみんなごきげん |
出てくる滝を次々とこなしながら進むと両岸がさらに狭まりチョックストーン(CS)が詰まった場所へ。 ここはいったん左岸の壁に登ってみる。 下段の岩棚に乗ったかっきーが「こっちからいけるでえ」と言ってるが 戻るのもめんどくさいのでそのまま巻いて行く事にした。 大巻きしたら歩いておりれそうだがせっかくロープもあるし懸垂下降で滝上に降りる。 しばらく行くと奥の二俣に到着。水のない右俣が本谷。 あいかわらずCSが続く。するとひときわ大きいCSがあらわれた。 岩の下が空洞になっていて奥に光が漏れている。 中に入ってみるとちょうど抜けられそうな穴があいている。 胎内くぐり好きのかっきーは大喜びだ。 やや抜け口でのスタンスが悪いが強引に外へオギャーと飛び出る^-^ 右手にりっぱな岩壁を見ながら登っていく。最後のCSを越えるとガレガレの急斜面に変わる。 浮石ばかりでとても不安定だ。落石を警戒しみな少しづつ離れて登っていく。 行く手に稜線のコルが見えてくる。草付きをトラバスースして最後の詰め。 このトラバースで、た○やんが転石を踏みスリップ。15mほど滑落していく(^◇^; 最後は素晴らしい着地を見せ9.98の高得点! たかやん祭りのご神体みずからの身体を張ったパフォーマンスにみな感動さめやらない。 稜線の登山道に詰め上がり右手の急斜面を登りきると鉄山(1563m)の頂上に到着。 頂上から大川口方面に下って行くと、小広い台地があってそこでランチタイム♪ 止まない雨の中、ツエルトを屋根がわりに鍋宴会2時間一本勝負^-^ 3時、重い腰をあげて下山を初めるころ急速に天候は回復しだした。 最後は太陽の光を浴びながら大川口まで急下降していく。 今回は短時間でとても中身の詰まった沢登りが出来ました^-^ |