高尾山 2012年12月2日

メンバー あう

 清滝駅(6:35)---《稲荷山コース》---高尾山(7:15/7:50)---《表参道コース》---清滝駅(8:50)

 

始発は8時らしい 稲荷山コースの登山口
お稲荷さんのお社 展望台からの景色
山頂ループコースの分岐 山頂からの富士山
東京転勤になってからは自転車ばかり乗っていてほとんど山には登ってませんでした。
山登りは引退したわけではないのですがついついお気楽な方に流れてしまいがちです。
で、この12月はその自転車が大阪のショップに預けたままになるので久しぶりに山に登ってみます。

しかし、よくよく考えてみると一般登山道具は大阪に置いたままなのです。
なので本格的な登山は無理があるので以前から気になっていた高尾山に行ってみましょう。
なんてったって関西はもとよりはるかフランスでもその名は鳴り響いているのです。
これは一度足を運ばなければなるまいと思い続けて早1年半。やっと祈願が叶いました。

あまり知識がないといっても高尾山がばば混みすることくらいは百も承知です。
なので高尾山口駅前の駐車場が12時間以内の駐車なら1,000円ポッキリとのことなので夜中に到着して仮眠します。
翌朝は6時に起床。今朝はめっちゃ冷え込んでますわ。やはり他のクルマもどんどん到着していて駐車場も混んでます。
だらだらと準備して6時半前に出発しました。

駅前の地図を見てどのコースで登るか考えます。(高尾山へは登山コースが5個くらいあります)
選んだのが稲荷山コースと言う尾根伝いの道です。ケーブルカーの清滝駅のすぐ横が登山口のようなのでそこまで移動します。
まだ時間が早くてどの売店も閉まってます。

登山口は清滝駅のすぐ左脇にありました。小さな橋を渡って斜面に取りつきます。
道は整備されてますが、地面が濡れていて滑りやすいです。尾根に乗っかるとすぐにお稲荷さんのお社がありました。
そのままどんどん登っていきます。尾根沿いの道なので多少のアップダウンがあります。
しばらくで、トイレのあるあずまやに到着。展望台からの景色は土地勘ないのでどこが見えてるかさっぱりわかりません。
引き続き尾根上もしくは尾根直下の斜面をトラバースしながら登っていきます。傾斜も強くなく快適な道です。
山頂ループコースが横切ると正面の長い階段を登ることになります。
ひーひー言いながら登りきると高尾山(599m)のてっぺんに到着しました。雪を覆った富士山が迎えてくれました。
たぶん今年登った山は目の前の富士山とこの高尾山のみになりそうです。
富士山を目の前にしておにぎりをいただきました。やっぱり山で食べるとうまさグレードアップです!
しばらく山頂で休憩してると富士山に拝んでる人が結構いてはることに気づきます。
何を拝んではるかわかりませんが、人の祈る姿はとても美しく感じます。しかも富士山は八百万の神の代表的存在ですしねえ。

 

山頂のおそうじ小僧  高尾山頂
薬王院 本社 薬王院 本殿
天狗さんの像 薬王院 山門
男坂と女坂の分岐点  神変堂は役行者のお社
 
たこ杉 金毘羅台からの展望
急坂が続きます 山麓駅まで降りてきました
さて、それでは下山に移ります。帰りは表参道と言う一番のメジャーコースを使うことにします。
はじめての高尾山ならやっぱりここは通らなければならない道でしょう。だだっ広い高尾山の山頂に別れをつげて下り始めます。

こちらは遊歩道って感じでとても歩きやすい道に整備されてます。しばらく下っていくと薬王院の裏手に出てきました。
奥ノ院から階段を下りると薬王院本社です。鳥居があるので神社なのでしょうか??
再び階段を降りていくと今度は薬王院本殿がありました。山門まで移動すると天狗さんの像があります。
山門をくぐると杉並木の道です。その先で道は男坂と女坂の二手に分かれます。
男坂は急な階段で、女坂はなだらかな坂らしいです。僕は男なので男坂を下ることにします。
階段は108段で煩悩の数だけ下りました。
お次は神変堂というお社がありました。説明を読むと役行者さんを祭ってるとのこと。
わが郷土のスーパーヒーロー役行者さんは高尾山にも現れてましたか! 拝んどきましょう。

続いては「たこ杉」と言う変わった名前の立派な杉がそびえています。
さる園・野草園を過ぎるとケーブル高尾山駅とリフト山上駅がありました。
すでに始発は動き出してるのでたくさんの登山客とすれ違います。
ここからはどんどん下っていくようになります。とちゅう、金毘羅台の展望台を経由して下っていきました。
下からは老若男女問わずたくさんの人が登ってきてはります。さすが高尾山です。

ケーブルカーの清滝駅まで降りると今まで以上に登山客でいっぱいです。高尾山が大人気なのを実感できました。
表参道はなかなかの急坂ですが路面はまさかの全面舗装でした。
なんとなく登山した気になりません。完全に参拝用の道ですね。

駐車場までもどる途中の売店で串団子を食べて本日の行程は終了です。
山深さを味わいにいく場所ではないですが今回のコース以外にもいろいろコースを組めてお気軽に楽しめる山ですね。

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