王滝川 鈴ガ沢東股 2008年8月17日
メンバー にゅで氏、だる氏、あう
車止め(7:30)---二つ目の橋(8:10/8:30)---20m滝(8:45)---7m滝(10:00)---30m滝(11:00)---田ノ原駐車場(12:05) |
本文中の赤文字は写真あり
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クルマ止めから歩き出す | 二番目の橋から入渓 |
ナメ床登場 | 3段大滝 |
噴出しの4m滝は右壁を登った | 6mトユ状滑り台 |
明るい渓相が続く | CS5m滝 |
お盆後半はにゅで氏が実家から関東に帰る途中にどこかに行こうということになった。 僕もにゅで氏も膝の状態が良くないので簡単な沢で癒されようってことで探してみる。 すると木曽の御嶽山に鈴ガ沢東股ってのを発見。ここなら田ノ原にクルマをデポすると下山も必要なしだ。 ちなみに僕の膝の具合は登りより下山がつらい状態。独断でここに決める。 同じくお盆仕事だっただる氏におヒマならどう??とメールするとちょうど予定が空いたようで参加するとの返信がくる。 前日の晩ににゅで氏を迎えに行くとなんと日にちを間違えていて家でくつろいでいたのだった(;◇;) どうも一週間仕事を休むと曜日の感覚がなくなるらしい。申し訳ないが至急帰り支度をまとめてもらって出発する。 三岳の道の駅でだる氏と合流し田ノ原駐車場にクルマをデポしにあがる。 残念ながら田ノ原はガスっていて御嶽山の姿が見えない。準備をしてから出発地の鈴ガ沢橋を目指した。 鈴ガ沢橋クルマ止めゲートには釣り師が先着していてお話をする。 どうも通常の入渓点である三沢橋ではなく2つ目の橋から入ってほしいようだ。 別に僕達もこだわりは無かったので林道をだらだら歩いて2つ目の橋から入渓することにした。 橋の下で少し休憩してから歩き出す。最初は平凡な河原だがすぐにナメ床が始まった。 今回は全く気合が入ってないのでだらだらだらだらだら歩いていく。 すると3段大滝が登場する。なかなか素敵な空間だ。 ここは中段の下から左を高巻いていく。道はよく踏まれてるが傾斜は強い。 みな木の根ぎゅーぎゅー引っ張るのか根っこがぐらぐらであまり信用できない。 高度感もあるので慎重に登る。滝上からスラブを降りて落ち口に出る。高巻き10分 すぐに噴出しの4m滝。ここは滝身の右壁を登る。最初の数歩は外傾していていやだが上はガバがあるのでよかった。 某ダル氏は一度釜にバックドロップして遊んでいた。このあたりからトユ状の滝が連続するようになる。 6mトユ状滝などは滑ってくれと言うてるようなもんだが僕達のテンションは上がらない。 あたりさわりなく淡々と進んでいく。濡れるのはちょっと寒いってのもある。 渓相は潅木とスラブ壁で基本的に明るくてのんびりした感じだ。 同じような釜と滝がどんどん出てくるが今日は淡々と進むのみ。おっさん3人はきゃぴきゃぴしないのだ。 するとCSのあるトユ状5m滝が出てきた。右から巻けるようだがこれは登ってみたい。 倒木を使って右壁に張り付き滝身へトラバース。ツッパリで登るがCSの乗り越しがややこしかった。 その後ついに泳がなければいけない釜が出てきた。抵抗してみるが結局泳いで越える(>◇<) さむい。 滝を越えると先ほどのCS滝下からここまで簡単に巻いてこれるようだ。 |
7m滝 | 出口のない釜 |
快適に登れる15m斜瀑 | 美しい10mスラブ滝 |
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両岸狭いナメナメ | 洞窟付き4m滝と踊るわたし |
おしめり程度の20m滝 | 詰め上がりは車道 |
広々としたナメ床を歩いていくと釜を持った7m滝が登場。ここは右手から巻き上がる。 その上も釜&斜瀑が続く。すると出口のない釜があった。反対側の兵衛谷でも見たので溶岩性の山の特徴なのか?? そのカラクリは現地で確認してくださいませ。 明るい景色が続く。15m斜瀑は快適に直登。その上は美しい10mスラブ滝とナメと滝のループループ。 続くスダレ状8m滝は右手の岩から越えた。その上は両岸狭くなりナメ床が続く。 すると洞窟が見えてきた。その横に4m滝が落ちている。4m滝を左から巻き越えると終盤も近い。 ゴーロ状になり傾斜もましてくる。すると正面に岩壁が見えてくる。 水量も極端に減り岩壁の落ち口らしきくぼみからちょろちょろと落ちている。大雨なら立派な20m滝になるのだろう。 この岩壁に沿って右手に巻いていく。壁下には落ちてきた岩が累積していて怖い。 足早に歩いていく。そのまま小尾根に乗りあがり少し尾根を上がったところから反対側の小谷に下る。 これは東股の支谷で詰めれば田ノ原駐車場付近に出れるようだ。 傾斜の増した谷をどんどん登っていく。ひーひー言いながら30分弱登ると車道に飛び出した。 そこから左に数分でクルマのデポしている田ノ原駐車場に到着。 のんびり登るにはちょうどいい沢でした。にゅで氏、だる氏ありがとう! |