南アルプス 白峰三山縦走 1998/8/21〜25

北岳
メンバー よっしぃー単独

8/21 梅田===(車中泊)==

8/22 ==茅野(6:15)+++++甲府(7:14/7:20)===広河原(8:30/8:50)----分岐(9:15/9:25)--
    ---2050m地点(11:00/L/11:30)----二股(11:55/12:10)----分岐(14:25)-----
    ----肩の小屋キャンプ場(15:40)

8/23 肩(6:05)----
北岳(6:48/7:20)----北岳山荘(8:05/8:30)----中白峰(9:13/9:30)----
    ---
間ノ岳(10:44/L/11:20)----農鳥小屋キャンプ場(12:15)

8/24 農鳥小屋(4:20)----
西農鳥岳(4:57/5:25)----農鳥岳(5:55/7:50)----分岐(8:15)----
    ---
広河内岳(8:35/8:45)----分岐(9:05/9:15)----大門沢小屋キャンプ場(11:50)

8/25 大門沢小屋----奈良田(7:40/9:25)===身延(11:00/L/12:20)+++++静岡(13:40)++++ 

    ++++名古屋++++鶴橋

 

肩の小屋への稜線

8/21 仕事を無理矢理かたづけ満員の夜行バスに飛び乗る。乗客は
みな八ヶ岳にむかうみたいだ。
8/22 茅野で下車し始発の甲府行きを待つ。JR、タクシーと乗り継ぎ
ほとんど寝れないまま広河原へ。吊橋をわたり大樺沢を登り始める。
だらだらとした登りが続く。2000mを越えたあたりで昼食をとる。
疲れがたまって体調は良くないようだ。ふたたびだらだらと登り始め
二股にたどりつく。バットレスはガスで見えず。右俣コースをとる。
そして急登で死ぬ。へろへろになりながらも稜線に出てやや復活。


肩から見た仙丈岳なんとか肩の小屋までつきテントを設営。体調不良のため夕食も
残してしまった。
8/23 3時に起きれず1時間寝坊。まだ体調悪いので朝食をとらず。
しかし天気は良好で目の前に仙丈岳が雄大にひろがる。そして
後ろを振り返ると富士山が僕を励ましてくれているようだ。
40分の頑張りで北岳(3193m)のピークへ立つ。さすが日本
第2の高峰だけあり展望は最高。遠く槍・穂高まで見える。しかし
人の多さに閉口。ゆっくり腰を落ちつけられない。北岳山荘に着く
頃には体調も回復し3000mの稜線漫歩を楽しむ。中白峰(3055m)   

 農鳥小屋から見た間ノ岳                  

を越えいったん下り間ノ岳へ。間ノ岳(3189.3m)の山頂は広々と
している。ガスが展望をかくしているが残念だ。ダイナミックな間ノ岳を
下ると今日の泊まり農鳥小屋キャンプ地に着く。水を汲むのにだいぶ
下らないといけないが稜線でおいしい水が飲めるのはありがたい。
8/24 AM3:00起床。満天の星を眺める。こんな景色に出会えるから
山は最高だ。星明りをたよりに西農鳥岳(3051m)へ。登りはきついが
気分は最高なので苦にならない。山頂で一人日の出を迎える。農鳥岳
(3025.9m)まで行くと富士山に手がとどきそうだ。歩いてきた北岳や
間ノ岳もきれいに見えてる。

左 間ノ岳  右 北岳 

今日の行程は短いので頂上で2時間ほど景色を楽しむ。あとはどんどん
下るのみだ。大門沢分岐で荷物を下ろし、広河内岳(2895m)を足早に
すませ雷鳥にあいさつして急下降。大門沢小屋に着くころにはだいぶ
足にきていた。
8/25 今日も富士山におはようを言って出発。ひたすら谷沿いを下る。
奈良田までくだり楽しかった山行もこれで終わり。しかしここから大阪
まではまだまだ遠いのだった。

  

農鳥から見た塩見岳農鳥岳山頂北岳より間ノ岳を見る

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