猿ヶ馬場山 2007年3月10日

メンバー たかやん、よっちゃん 

白川八幡神社裏(6:40)---宮谷林道(8:05)---帰雲山(10:20)---猿ヶ馬場山(12:00/12:40)---帰雲山(13:20)---宮谷林道(14:20)---白川八幡神社(15:05)

 

世界遺産を見下ろしながら登る 最初は林道を行く
谷沿いは藪がうるさかった 宮谷林道に到着
尾根への急登 尾根はなだらかな疎林帯
以前から気になっていた猿ヶ馬場山に行く事になった。今年は雪が少なく藪が心配だがとりあえず行ってみよう!
まだ暗いうちに登山口である世界遺産の白川郷に到着。 以前に登った事があるたかやんに聞いてみる。
わたし「登山口はどこ?」
たかやん「わからん」
わたし「前は車どこに止めた?」
たかやん「おぼえてない」
今回はたかやんをあてにしてたいして下調べしていなかった。 白川郷の集落を30分ほどぐるぐると回り続ける。
うろ覚えの記憶をたどりなんとか白川八幡神社裏に空きスペースを見つけて駐車。

6時半に歩き出すがいきなり道を間違う。10分ロスタイム(;◇;)
スタート地点に戻ってあらためて出発。 まずは林道を進む。 前日の降雪が10cmほど積もっている。
しばらく登ると林道を離れ谷沿いにつけられたつづら折れの道を登るようになった。
高度を上げるとだんだん雪も増えてきて藪も少しマシになってきたので谷の中を登ることにした。
ヒーヒー言いながら谷を上りきると宮谷林道に飛び出した。
林道を少し進み右手に入る谷状地形のところで尾根に取り付く。

急斜面をジグを切ながら尾根に乗りあがるとなだらかな疎林帯になった。
地形図1336m地点を過ぎるといっそうゆるやかになってくる。
ラッセルはくるぶし程度ながら雪質が重くてだんだん体力を蝕んでくる。
このあたりはスノーシューの単独行の方と抜きつ抜かれつしながら進む。

 

猿ヶ馬場山(左)と帰雲山(右) もうすぐ頂上か?
白山とわたし 猿ヶ馬場山のてっぺんをあとに
滑りは重雪の為あまり快適ではなかった 斜度があるところはまだマシ
高度を上げるほどに傾斜が緩まりこの重い雪質で滑るのか不安を感じる。
なのでなるべく帰りに使えるようなトレースを残しながら登る。
1528mピークを過ぎると前方に帰雲山と左奥に猿ヶ馬場山が見えてきた☆
ゆるく鞍部に下りぐっと登り返すと帰雲山(1622m)の頂上に到着。
頂上は広い台地状なのでてっぺんがどこかわからない(@◇@)
わからないものは仕方がないのでてっぺんは無視して反対側の猿ヶ馬場山への鞍部に下る。
下りきった鞍部からは白川郷方面の景色を見下ろせた。ここで少し休憩をとる。

鞍部からもだらだらとした登りが続く。
頂上台地に乗るまではやや複雑な地形だ。下りの事を考えてなるべく登り返しのないように進んでいく。
この頃には重雪がたたってヘロヘロだ。 元気なたかやんが、がんがんラッセルをしていく。
頂上台地に乗りあがるといっそう展望がひらけた。 うまい具合に天気は青空がひろがってきた!

頂上は台地の東端の方なので針葉樹を避けながらぐねぐねダラダラと進む。
ここが一番高いとこだろうってところを猿ヶ馬場山(1875m)のてっぺんに勝手に決定。
頂上付近は開けていて360度の大展望だ。北アルプスや白山が一望のもと♪
展望を楽しんだあと風が避けれるところに移動しランチタイム。

ランチ後はいよいよ下りの時間♪ シールをはがして滑降準備をする。 はたして今日の雪質は滑るのだろうか???不安少々。
予想通り頂上台地は傾斜が緩く滑らない(;◇;) 気温があがって雪の重さに拍車がかかる。
台地を外れ鞍部までは重雪に苦労しながら滑り降りる。 ここで再びシールを貼って帰雲山に登り返す。
帰雲山を滑り降りるとまたまたやや登りがある。 こんどはスキー板を担いでツボ足で登る。何かと疲れるスキーだ(>◇<)
ザラメの時期だと山腹をトラバース気味に登り返ししなくても行けるらしい。 でも今日は下りラッセルになりそうなのでやめ。

往路のトレースに乗っかりながら緩斜面帯をなんとかこなして、傾斜が強まるところまで移動。
傾斜が出てくると快適ではないがそれなりに滑る事が出来た♪
宮谷林道まで滑り降り、さいごはやぶやぶの谷沿いを行けるところまで滑り降りる。
つづら折れの登山道をスピードを制御しながら林道まで滑り降りる。 あとは林道を雪がなくなるところまで滑る。
少し歩いたら白川八幡神社に到着。

今回は滑りに苦労しましたがとてもいい山でした、次はザラメの時期に再訪してみたいです。

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