乙妻山 北東斜面 2007年2月17日

メンバー かっきー、大ちゃん、お気楽さん、こてっちゃん、たかやん、よっちゃん 

戸隠大橋(6:30)---佐渡山南鞍部(8:00/8:25)---北東斜面出合(9:35)---乙妻山(12:30/13:15)---北東斜面出合(14:20)---佐渡山南鞍部(15:25)---戸隠大橋(16:15)

同行者のレポート お気楽さん 大ちゃん

黒姫山外輪山を見ながら林道を進む 前方の尾根が佐渡山南鞍部への取り付き
佐渡山南鞍部ですでにヘロヘロ スキー履いたまま渡渉する人
氷沢川の林道から眺めた妙高山 北東斜面下部の樹林帯
北東斜面が近づいてきた ヒーヒー言いながら登る
僕の行きたい場所リストの中のひとつである乙妻山北東斜面。
今年は雪が少ないのでベストな状態じゃなさそうだがとりあえず行ってみよう☆

まだ暗いうちに戸隠大橋の駐車スペースに到着。 すでに車が2台とまっている。
放射冷却が強く、車の外気温計は-18度を指していた。 出発準備しているうちにだんだん明るくなってくる。
早く歩き出さなきゃ寒くてしかたがない。 今日は長丁場なので気合を入れて出発。

まずは単調な林道を北に向けて進んでいく。
前方に黒姫山の外輪山が見えている。 空は青空。 夜明けとともに気温はどんどん上がってきそうだ。
黒姫山への分岐を左にとり佐渡山南鞍部への取付を目指す。
尾根への取り付きは雪が少なくやぶやぶしている。 帰りが思いやられるなあ。
尾根にあがって佐渡山南鞍部を目指して登るが日ごろの運動不足ですぐに息があがってしまう。
ヘロヘロと歩きながらもなんとか鞍部に到着。

少し休憩してからシールを剥がし、乙妻山北東斜面の取付に近づくようトラバース気味に滑りおりる。
しかし氷沢川は下流に行くほどスノーブリッジがなく結局渡渉することになった。
トラバースせずにまっすぐ氷沢川に下りたらスノーブリッジが残っていたようだ。(復路はブリッジで渡れた)

再びシールを貼り氷沢川の左岸を進んでいくと林道に乗っかる。そのまま北東斜面の取り付きへ。
最初は緩やかな傾斜の樹林帯をもくもくと進んでいく。 しばらく進むと樹林が切れて北東斜面の姿が目前にあらわれる!
さすがに今年は雪が少なくところどころ藪が出てきれいな一枚バーンにはなっていない。
それでも見るからに楽しく滑れそうな斜面だ♪

ここからはひたすら登っていくだけ。 しかしあっというまに体力を使い果たす。
佐渡山鞍部で追い抜いていった単独行の方には追いつけず結局最後までラッセルしていただいた。

 

左から焼山・火打山・妙高山 乙妻山のピークが近づく
てっぺんで集合写真 高妻山はかっこいい
頂上で滑降準備 頂上付近はカリカリだった
北東斜面を滑る 気持ちいいところだ
高度をどんどんあげていくとまわりの展望も広がってきた。 妙高山や黒姫山が手にとるように見える。
早く滑りたくて気持ちがあせるが体がついてこない(;◇;) ヒーヒー言いながら登るがいっこうに稜線が近づかない。

やっとのことで稜線に飛び出ると舟窪地形のあたりだった。 前方には高妻山がどかんと聳えている。
右手の乙妻山目指して登り始めると北アルプスの大展望が迎えてくれた! すばらしい〜
頚城の山々も全て見渡せる。 展望を楽しみながらのんびり歩いて乙妻山(2318m)のてっぺんに到着。
先行の単独行の方にラッセルのお礼を言ってから頂上でのんびりと過ごす。
さてさていよいよ滑降の時間。 お気楽さんは頂上から直接滑り降りるらしい。
他のメンバーはカリカリの急斜面を滑る技をもっていないので登ってきたルートで滑り降りる。

稜線から北東斜面に滑り込むと気持ちのよいパウダー。みんな思い思いに滑り降りる。
今回の目的の北東斜面を堪能したらこんどは再び佐渡山南鞍部までの登り返しがまっている。 ひー(>◇<)
鞍部からはもなか気味の悪雪やぶやぶ帯をこれまたヒーヒー言いながら滑り降りる。
最後は林道のトレースを高速道路状態で飛ばして駐車場に戻った。

噂に違わぬ乙妻山北東斜面! とても楽しい1日でした!!

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