御嶽山 2008年12月20日〜21日

メンバー ネオMATさん、てるぴ、Baru、よっちゃん 

12/20 ゲレンデTOP(8:40)---田の原自然公園(8:45/9:05)---2370m付近BP(9:50/10:30)---王滝頂上(11:55/13:10)---2370m付近BP(13:50)
12/21 2370m付近BP(8:10)---田の原自然公園(8:30)---ゲレンデTOP(8:45)

GPS軌跡 

田の原天然自然公園 最初はなだらかな樹林帯を行く
2370m付近ビバーク地 登山道がある尾根上は露岩が目立つ
王滝頂上が近付いてきた 王滝頂上より剣ヶ峰を望む
この週末はMATさんチームが御嶽山に行くというので便乗させてもらうことにした。
まだまだ雪不足ながら3000mクラスの山ならスキーも可能だろう♪
日帰りだと思っていたら計画書を見て山中テント泊だと判明。あわてて押入れから泊まり道具を引っぱり出す。
登山ルートは久しぶりに田の原からだ。滑るところはあったかなあ。まあどうにかなるか。
僕以外のメンバーはつぼ足でピークハントの予定らしい。

前夜2時過ぎにスキー場の駐車場に到着。さっさと寝る。翌朝は晴天だがそれほど寒くない。
行きのクルマで一緒だったどうちゃんは別のエキスパートチームで登るとのことでここでいったんわかれる。

我々軟弱チームはだらだらと準備をしてスキー場のゴンドラでゲレンデTOPに到着。
頂上駅で先ほどわかれたどうちゃんパーティと再び再会。結局途中までは同じようなペースで行動することになる。

ゲレンデを滑って三笠山をぐるっと半周するように回り込み田の原天然自然公園に到着。
目の前に御嶽山の雄姿が見えている。尾根上は露岩が目立つので滑るのは厳しそう。
観察すると王滝頂上直下のルンゼ状にしっかり雪が付いてるように見えるので滑るならそこだろうか。

2日ほど前に雪が降ったようで固い雪面の上に10cmくらい雪が乗っている。
ここでもどうちゃんチームと合流。 みなアルミかんじきを装着。 僕はスキーなのでシールを貼り付けて出発準備完了。
登山口の鳥居をくぐり、まずはなだらかな一本道を進んでいく。

大江権現の鳥居をくぐると徐々に傾斜が増してくる。登山道を外れると雪が少なく帰りの滑りが厄介そうだ。
順調に高度を上げていき2400m手前でテントの張れそうなスペースがあったので軟弱チームは荷物を下ろす。
どうちゃんチームは頂上まであがり一の池周辺にテントを張る予定なので、そのまま登っていく。

我ら軟弱チームはテントを設営してから空荷で頂上を目指す。
テン場から少し登ると森林限界になった。右手尾根上に先行のどうちゃんパーティが小さく見えている。
登山道が右に折れて尾根に向かうあたりで僕だけ雪の付いてそうな正面の平原に進みわかれて登ることに。

このあたりハイマツのブッシュが出ていて滑りは快適ではなさそう。
ブッシュを縫うように登って行きしっかり雪の付いてるルンゼ状を目指していく。
雪面はところどころクラストしているがなんとかシールで登っていける。

途中、登山道が近付くあたりで先行していたどうちゃんチームが休憩してはるのが見える。
さすがにテント担いでの重荷では大変そうだ。荷物の軽い僕は手を振ってあいさつし先行させていただく。

王滝頂上の小屋がどんどん近付いてくるが傾斜も強まりなかなか思うように歩けない。
クトーを使えばもう少し楽に登れそうだがそのままなんとか登り切る。
神社の前で風を避けながら休憩し後続を待つ。剣が峰が目の前に見えるが風が強いので苦労しそうだ。

  

王滝頂上で記念撮影 ドロップポイントより田の原を見下ろす
トレッキング班に見送られて滑降開始 九合目避難小屋付近からの展望
滑る私 王滝頂上を振り返る
見た目はいいが結構ひっかかる雪だった 翌日は天気イマイチだった
パンを食べながらのんびり待っているとどうちゃんチームが登ってきた。
これから剣が峰経由でお鉢めぐりをするらしい。さすがにみなさんとてもタフだなあ。

その後しばらくすると我らが軟弱チームも登ってくる。
軟弱チームは王滝頂上で満足したのでここで終了のようだ。それは僕も賛成。気分はすでに宴会モードだ。
中央アルプスの向こうには富士山も見えている。気分よく滑降開始。
最初の内は良かったがすぐにひっかかる雪に変わる。

9合目避難小屋で降りてきたつぼ足班と再合流。下りはみな早い! なぜかリハビリ中のMATさんが一番早い。
改造手術を受けて膝もバージョンアップしたのでしょう!ネオMATさんに変身です。
ここから少し登山道と離れるので先行させていただく。
ひっかかる雪に苦労しながらどんどん滑って行きブッシュ帯を横切って再び登山道に戻るとすぐにテント場に到着。
装備を解いている内につぼ足班の3人も戻ってきた。

時間はまだ2時半くらいだが宴会開始。延々5時間くらい飲み食いが続く。
夕御飯のBaru作グリーンカレーが美味かった♪

そうこうしている内にどうちゃんチームも降りてきた。
どうやら一の池周辺には雪があまりなく頂上でのテン泊はあきらめたらしい。
結局僕たちの少し上で泊まることにされたようだ。夜中までは天気が良くて満天の星空だった。

翌朝目が覚めるとまわりはガスで真白だった。予報通り天気は下り坂になっている。
朝食のてるぴ作ワンタンメンで温まってから撤収開始。8時過ぎには下山を始める。
ほぼ同時刻にどうちゃんチームも出発。
やはり登山道の滑りでは苦労させられるが、なんとか田の原天然自然公園まで戻る。
ゲレンデをひと登りし、歩きチームはゴンドラで下山するので僕はそのままゲレンデを駐車場まで滑リ降りた。

暖冬で雪が少なく滑りはいまいちでしたが楽しい山旅ができました。
みなさんどうもありがとう♪

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