比良 奥ノ深谷 2005年10月23日

メンバー やまとさん、まっちゃん、よっしぃー 

坊村(9:55)---牛コバ(10:20)---4段40m滝(10:45)---遡行終了点(12:00/13:05)---牛コバ(13:25)---坊村(13:55)

 

雨の入渓 さぶっ(><) 寒くて水には浸かれない(^o^ゞ
2段8m滝 4段40m滝
4段40m滝の3段目 まさか泳ぐなんて・・(T◇T)
8m斜瀑 ナメ滝4mと3m滝
そろそろ沢登りシーズンも終わりに近づいた10月後半。比良の奥ノ深谷に行ってきた。
等圧線が立てならびになり冷たい空気と雨が比良山地を包んでいる。
雨降る中、坊村の駐車場で準備をし歩き出す。 とても寒い。。

下部の明王谷はパスして林道を高速で歩いて行く。 いきなりなんでこんなに早歩きなのだ??
やまとさんがわけもなく飛ばしまくるのでしかたがない。 まっちゃんとボクは必死でついていく。
こんな悪天候でも一般登山者は結構いてるようだ。恐るべし中高年ハイカー!!
さすがに沢登りは中年3人組の僕らだけだったが・・・ 

高速で林道を登っていくとカラダもあったまってきてまずはやれやれ(^-^)
林道は口ノ深谷を分けたすぐ上で右岸へ、その先で再び左岸に渡る橋のたもとから入渓した。
昨日から降り続く雨で多少の増水を期待していたのだが残念ながら水は少ない。

まずは平凡な渓相を進んでいく。この寒さと雨では水に浸かる気がまったく起きない。。
右に白滝谷を分ければいよいよ奥ノ深谷へと進んで行く。
この沢を知り尽くしてるやまとさんは病み上がりでテンション上がらずカメラマンに徹しているようだ。

最初の6m滝は左を登り、次々出てくる滝も簡単に越える。 2段8m滝は右手の壁から登り巻いた。
すぐに4段40m滝があらわれる。 この滝はよく写真で見かけるぞ!! 実際に見るとうれしい♪
滝の右側を登っていく。3段目を上りきると、釜を越えないと4段目に取り付けない・・(^-^; まさか。。
「泳ぐの??」「うそでしょ??」 ジャバーン!!とやまとさんが飛び込む。 「いやや〜(><)」
意を決してまっちゃんも胸で十字を切り、どぼーん(T◇T) 次はボクの番のようだ。。 しゃあない。それっ!! ドボン。。
冷たーーーーい(><)  すぐに対岸へ。 ぶるぶるぶるぶるぶる・・・・

次に出てきた8m斜瀑は簡単に巻けるけど、なんとなく直登できそう。
濡れたついでに登ってしまおう!! 下からやまとさんが落ちろってな目で写真を構えているが無事に登り切る^−^

次の13m滝もなんとなく登れそうだがロープを出すのがめんどうなので左岸から巻く。
つづく8m滝は左から登る。 その上は美しいナメ滝4mと3mが続いていた。

 

3m滝 へつるやまとさん 5m斜瀑の向こうに9m滝
斜瀑8m 滝身を登る。。 寒い 12m滝は滝右を快適に登る
2段6m滝は右岸バンドを行く 美しい釜
斜瀑5mはつっぱりで^-^ 登山道が横切ったところで遡行終了
3m滝はみんな好きなところから登る。やまとさんは右岸をへつってから滝左の溝を。
まっちゃんは左岸から巻く。 僕は滝の左壁を直登した。
斜瀑5mを越えるとその先には9m滝が。 右岸から高巻く。
斜瀑8mは流芯から登るがあまりに冷たすぎるので左に逃げる^-^;

次に釜を持った12m滝。。。 釜か。。 
やだなあと眺めているとまたまたやまとさんが左岸をへつり気味にどぼーんといっちゃった。。やっぱり(T◇T) 
まっちゃんも続いていく。。 仕方がない・・・ じゃぼん    冷た〜い(><)
滝自体は簡単に右を直登。 つづく斜瀑15mは左から巻き上がるが、まっちゃんのみ流芯を登る。

その後は谷が狭まって淵の奥に2段6m滝が。 夏なら泳ぐのだが今日は無理^−^;
左のバンドを伝って滝に取り付き直登。

しばらく行くと美しい釜がありその先で水流が細くなり斜瀑5mがある。
両岸の上から簡単に越えれるが、せっかくなので水線をつっぱりで越えていく。
その上の7m滝を越えると滝場も終わり穏やかな渓相に変わる。

あとは平凡な河原をガンガン飛ばし登山道の手前、左に枝谷が入るところでランチタイムにする。
今日はひさびさの鍋!!  寒いので早く食べたい〜 お湯が沸くのを待っていると嫌がらせのように雨脚が強くなる^−^;
仕方がないので持って来たシェルターを使うことに。。
シェルターの中に入り暖房用にやまとさんのガスを焚くと、見違えるようにあったかくなった♪

それもつかの間、いきなりやまとさんのガスストーブが火達磨に!!  おお〜!! ファイヤー!!
シェルターの中に炎がひろがる・・・
「あかん爆発する!砂かけろ〜!!」っと砂かけババアならぬ砂かけジジイ3人が必死に砂をかける(T◇T;
しかし火は止まらないシェルターから蹴りだして沢の中へシュート!! やっと火は止まった。。
これが今回一番の思い出・・・

帰りは登山道を小走りで牛コバまで下り、車道を坊村まで戻りました。。

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