蓮川 野江股谷 2007年6月2日
メンバー たかやん、よっちゃん
林道終点(7:10)---不動滝(7:25)---鶴小屋滝(8:50)---二俣(11:00)---野江股ノ頭東峰(12:30/12:50)---野江股ノ頭(13:00)---林道終点(14:10) |
本文中の赤文字は写真あり
林道終点からすぐに入渓 | 平凡なゴーロからすぐに渓相が変わった |
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不動滝を見るためにゴルジュを泳ぐ | 不動滝15m |
イガミ滝12m | 鶴小屋滝12m |
末広5mを越えると頭上に木橋が渡る | 8m滝 |
今週もまたまた蓮川にやってきた。今回は所属の山岳会が忙しくてなかなかご一緒できないたかやんも一緒だ。 野江股谷は名渓・絵馬小屋谷の右俣にあたる谷でなかなか見所が多いところらしい。 絵馬小屋林道終点のスペースに車を止めて出発準備をする。 今日はお天気も良くて遡行日和だ。野江股谷に架かる赤い鉄橋の袂から入渓した。 まずはゴーロを少し歩くと岩間滝が登場。簡単に越えるとすぐに両岸立ってきてゴルジュに突入。 最初が長いお隣の絵馬小屋谷にくらべていきなりの見せ場にワクワク。 両岸が極端に狭まり入り口が淵になっている。いきなりすぎてカラダがまだ温まってないがとりあえず入ってみよう♪ 淵をひと泳ぎでゴルジュ奥に進むと不動滝15mが落ちている。 つるつるの岩壁で進むのは無理。 ゴルジュ入り口まで戻り巻くことにする。 またまた寒いが泳がないと(;◇;) ゴルジュ入り口に戻り右岸から巻き始める。岩壁に沿って不動滝の落ち口まで上がると前方にイガミ滝12mが見えてきた。 こちらも両岸立っていて進むのは不可能だ。するとたかやんが「靴にヒルついてるで」とのたまうではないか。 なんとっ! 指差す方向を見ると付いてる付いてる(>◇<) 合計両足で4匹ついていた。 こんにゃろこにゃろとヒルをいたぶる。 しかしたかやんには付いていない・・・ なぜ?? イガミ滝を見物したあとは少し戻って右岸の壁を登ることに。 安全策でロープを出して1ピッチで壁上の樹林帯に上がる。そこから少し登るとゴルジュ手前からの巻き道と合流。 そのまま上流に向けて歩きイガミ滝を越えたあたりで懸垂で川床にもどった。 降りたところはイガミ滝上のゴルジュの中。 いくつか小滝を越えてゴルジュを抜ける。 しばらく歩くと次は鶴小屋滝12mが登場! この滝もツルツルのトユ状で美しい滝だ。 ここは左岸から巻き上がり枝谷が入るところで川床に戻る。 トユ状5m滝を右から越え末広5m滝を直登すると頭上に木橋が架かる。 その先はまたまたゴルジュの始まりだ。このあたり直登できる滝も多い。 |
CS5m滝は左から巻いた | 美瀑8m |
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またまたまたゴルジュが始まった | これを登れずゴルジュ入り口まで引き返す |
CS15m滝 | 源流っぽくなってきた |
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おだやかな雰囲気の源頭付近 | 野江股ノ頭はひっそりとあった |
小滝がいっぱい過ぎてよく覚えてないがとりあえずどんどん進むと大岩が印象的なCS5m滝が登場。 これは登れずに左から巻く。美瀑8mを右から巻き上がるとしだいに谷は荒れてくる。 流木が多く歩きづらい。しばらく進むと右岸が崩れていた。ここから土砂が入ったようだ。 連瀑を右の枝谷から巻いてすぐに両岸が急激に狭まってゴルジュに入る。 しかし流木の架かった8m滝ですぐに行き詰る。 ここはどうすることも出来ずにゴルジュの入り口まで戻り左岸から高巻きにかかる。 ゴルジュの壁に沿って進んでいくが降りれるところがなく、だいぶ先でやっと川床に戻れた。 その後テン場によさそうな二俣に到着。 ここは左俣に入る。 すぐにゴルジュに入り6m滝で行き詰る。 右岸は問題外なので左岸の岩壁の弱点を探しながらウロウロ。 結局落ち口方面に伸びるラインを登るとあっさりと越えれた。 その後はゴーロになり傾斜も強くなる。 水が伏流になり単調な登りが続く。 しばらく穏やかだが右岸の壁が立ってくる。 再び水が出てきて壁がとぎれた少し奥にCS15m滝が落ちている。 ここは二俣でCS15m滝は左俣にあたる。左俣に入るには右俣を少し進んて壁が切れたところから左俣に移る。 左俣に入ったもののせっかく野江股谷に入ったのだから野江股ノ頭を踏もうってことになり途中から右の斜面へ。 おだやかな景色の中、高いところを目指してどんどん登ると広い稜線に出た。 そこは野江股ノ頭東峰(1200m)の看板があがっている。 雰囲気も良いのでここでランチタイムにする。 見覚えがあると思ったら以前台高山脈を縦走した時にテントを張った場所だった。 ここから空身で野江股ノ頭(1269.6m)を往復。 てっぺんはひっそりとしていてあまり人もこなさそうな雰囲気だ。 荷物を置いてる野江股ノ頭東峰まで戻り、縦走路を東に向かうとすぐに1226mピーク。 ここからナンノ木平を経て絵馬小屋林道終点まではしっかりした登山道が付いている。 野江股谷はお隣の絵馬小屋谷に比べてもまったく遜色のない秀渓でした。 お天気も良くて楽しい谷歩きができました。 |