北股川 南股谷 2007年11月17日~18日
メンバー くみさん、MATさん、TERUさん、どうちゃん、Baruuさん、よっちゃん
11/17 南股谷出合(11:20)---南股ノ滝(11:30)---不動谷出合(11:55)---25m滝(12:10)---BP(13:10) |
11/18 BP(7:55)---25m滝(8:10)---渕(8:20)---12m滝(9:15)---登山道(10:20)---馬ノ鞍峰(10:40)---明神谷出合(12:10) |
本文中の赤文字は写真あり
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南股谷出合にて | 南股ノ滝3段35m |
不動谷出合 | 18m斜瀑 |
ゴーロゴーロ | 癒し癒し |
トユ状20m斜瀑 | 炎の宴会8時間1本勝負 |
納沢会2007をやろうって事で台高の北股川にある南股谷に行くことになった。 今回は宴会がメインと言う事でお気楽にいけるところらしい~。 とは言え初めての谷なのでワクワク♪ お気楽度をもっとUPさせるために車を1台明神谷出合にデポして帰りは登山道を下ることにする。 さてさて、入渓点の南股谷出合対岸に着いたのはすでに11時をまわったころ。 まさに宴会沢行きならではののんびり加減(^◇^) ええ感じですわあ。 林道から踏み跡をたどって北股川に降り立つ。今日は水量が少なく本流渡渉もラクチンなり。 さっそく対岸に渡り南股谷に入る。 だらだらと5分も歩いていくとすぐに南股ノ滝3段35mが登場!! おお~ かっこいいじゃん☆ おまけにテン場に適した場所もあるし・・・ 皆さん声には出さないがここでいいんとちゃうって思っているはず?? どうよ?? 僕はここでもいいねんけど~ しかし、あまりにと言うかなんと言うか、とにかく誘惑を断ち切って遡行を続けることに(^◇^; 少し戻って左岸から巻いていく。ところどころ赤テープもあって問題なく滝上に登れる。滝上は不動谷との二股になっていた。 当初は不動谷を遡行して南股谷を下降する計画だったが、直前にお気楽度アップのために南股谷1本になった。 なので僕たちは南股谷である右股に入る。 晩秋なのでなるべく水に浸からないように進む。すると18m斜瀑が出てきた。 「これは簡単簡単」「ラクショーですわあ」とか言いながらも誰も登るとは言い出さずにさっさと右岸を巻いていく。 まあお気軽沢行きやし・・・ っていうかはなからギア持ってないし~(^^; ゴーロ帯を過ぎると癒しの空間になってきた。このあたりテン場にするにはいいところだ☆ 少し進むと岩が半洞窟状にえぐれてトユ状20m斜瀑が出てくる。 滝上を偵察するもいいテン場がなさそうなので先ほどの癒しのテン場まで戻って本日の行程を終了。 さっさと設営して、飲めや歌えの大宴会8時間1本勝負が始まる。 明るい内から飲み始めてどっぷり夜が更ける頃ようやく就寝タイム。とても楽しいひとときだった♪ |
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20m滝 | 渕 |
どんどん傾斜が出てくる | 12m滝 |
馬ノ鞍峰のてっぺん | かくし平はさびしいところ |
明け方テントを雨がたたくが幸いなことに朝の準備をし始める頃には止やんでくれた。 冷え込みはさほどでもなくあったかいうどんで心身ともにエンジン始動。撤収して出発! まずは20m斜瀑を右の斜面から巻き上がる。滝上しばらく平凡で次の20m直瀑が登場。ここは右岸から高巻き。 滝上は穏やかな渓相。渕が出てくる。左から簡単に巻けるがとりあえずへつってみる。 さすがに腰まで浸かるとしびれるような冷たさ。 にゃーと鳴き声をあげてあえなく左岸にあがる(;◇;) 流れは穏やかな台地を縫って蛇行している。適当にショートカットしながら進んでいくと再びゴーロに変わる。 谷が一瞬狭まったところに鉄砲跡がありその先からは徐々に傾斜が出てくる。 三俣が出てきたが本谷っぽいのは右股かなああ~??? ようわからん。。 以前この谷に入ったことのあるMATさんご夫妻やくみさんにどれ?って聞いてもまったく覚えてないらしい~(^^; とりあえず怪しい右股の先に12m滝が見えている。 偵察がてら近づくと右のルンゼ状から巻けそうなので後続に○のサイン。 ガレガレのルンゼを登ってトラバース。なんか稜線も近そうなので尾根にあがることに。もう沢にこだわらないのだ。 急斜面を強引に登って小尾根に出る。あとはひたすら上を目指して登ると赤テープのある稜線に出た。 少し登ると登山道と合流。ここで荷物をデポしててっぺんを目指す。 寒風吹きすさぶなかをどんどん登ると馬ノ鞍峰(1177.8m)に到着。寒いので休憩もそこそこに下山開始。 荷物デポ地まで戻りランチを食べる。 あとは明神谷への登山道を下るだけだ。 テープはしっかりついている。途中三之公行宮址(通称 かくし平)を通り過ぎる。 まあこんな寂しげな山の中で隠棲してはったもんだわ。 明神谷に沿ってつけられた登山道を下っていくと40分ほどでクルマのデポ地に降り立った。 今回は納沢会と言うことで1年の締めくくりに相応しくのんびり楽しい沢歩きが出来ました。 ではまた来年☆ |