小橡川風折谷 又剣谷 2007年7月26日 

メンバー まっちゃん、よっちゃん 

又剣谷出合(7:45)---最初の30m滝(8:20)---二番目の30m滝上(9:55/10:15)---二俣(11:05)---林道(11:50)

本文中の赤文字は写真あり

風折谷を渡渉して又剣谷(左)に入る CS4m滝
ゴルジュ入り口5m滝 ゴルジュ内
トユ状斜瀑を登る 最初の30m滝
水圧に耐えながら左岸へ 2m滝
まっちゃんと平日の休みが合ったのでここぞとばかり沢に出かけることにした。
今年は同行者を探すのも一苦労なり〜(>◇<)

で、まっちゃんは今年の沢一発目なのでお手軽に楽しめそうなとこを探す。
いくつかの候補の中から小橡川風折谷支谷の又剣谷に決定。
ここはコンパクトながら谷の中に3つのゴルジュがあるらしい♪
おまけに詰め上がり予定地の西ノ谷林道にクルマをデポして下山をはしょることに。 とても軟弱なのだ。

杉の湯で仮眠をとってから、まずはサンギリトンネルを目指す。
トンネルを抜けて西ノ谷林道に入る。 地形図とにらめっこしながら詰め上がってくるあたりにクルマをデポ。
残りの1台で風折谷に向かう。 風折谷右岸に又剣谷が入るのを見て少し先のスペースに駐車。さっそく準備して出発。

風折谷を渡渉して又剣谷に入る。 以前架かっていたと思われる丸木橋の残骸があった。
すぐに堰堤があるのでそこまで右岸仕事道を使う。 堰堤から河原に下りて入渓。
まずは平凡な河原を歩いてく。 すぐに釜を持った斜瀑4mがお出迎え♪
続く
CS4m滝を左から越えてナメを抜けるとまたCS4m滝と出足快調に滝と戯れる。まっちゃんも楽しそうだ。

ナメを越えると両岸立ってきて最初のゴルジュが近づく!
入り口の5m滝は釜を泳いで取り付く。流芯をシャワー浴びながら滝上へ抜ける。
まっちゃんは釜泳ぎで水流に弾かれて断念したようだ。 右岸から巻き上がってきた。
滝上からは
トユ状の斜瀑が続く。快適に登って行くと何やら奥にあやしげな飛沫が見える・・・
近づくとゴルジュ出口にかかる
30m滝だった!!
滝は勢いよく正面の壁に水を浴びせている。
左岸には水圧に耐えながら渡らなければならない
左岸に入るルンゼから巻いて落ち口に出る。 滝上からはしばらく単調な河原を行く。
途中左岸に旧仕事道の石垣を見ながら歩く。 釜を持った
2m滝から次のゴルジュが始まった。

 

快適に直登できる小滝が続く 4m斜瀑
逆くの字斜瀑20m ゴルジュ内15m滝
15m滝上から見下ろす 2番目の30m滝
2段6m滝 本日の核心(;◇;)
続く4m滝を越えて右岸から枝谷が入る淵を右の壁上から越えるとまた谷は開ける。
快適に登れる小滝が続くなかどんどん進んでいく。 釜を持った4m斜瀑を越えると逆くの字の20m斜瀑が続く。
このあたりはとても楽しく歩ける☆

左に大岩がある斜瀑8mを越え少し進むと正面に高い壁が立ちはだかる。いよいよ次のゴルジュが始まる予感♪
谷はまるで壁で行き止まってるように見えるが近づくと左に折れて急激に狭まった奥に
15m滝を架けていた。
入り口の淵は左壁をきわどいへつりで越えたがこの時に右手中指を負傷。身が削れて血が止まらん(>◇<)
まっちゃんは泳いで淵を越えてきた。あなたが正しい。
ここで血が止まるまで休憩。右手を上げて止まれ止まれと念じると一応止まった。

さて15m滝・・ まっちゃんに「ロープ出す?」と聞くと「どっちでもいい」との返事。
ほな、指痛いしノーロープで行きましょ。右手使えないのでバランスとるのに苦労したが無事に滝上へ。

滝上からも狭いトユ状の流れが続く。右手が使えないのでヨチヨチ歩きだ(;◇;)
先で谷が開けて右手から
30m滝が落ちている。
左岸から巻き上がる。ここでも右手が使えないモンキークライムに苦労する。滝上でランチタイム。

滝上から小滝が続く。普段なら快適な直登を楽しめるのだが右手使えないのでひとつ越えるのも大変だわ。
焚き火あとのあるテン泊適地を通り過ぎ平凡な河原をだらだら進む。
なぜかホースの垂れ下がった8m斜瀑を越える。またまた急激に狭まった先に
2段6m滝
直登を試みるがどうしても右腕が必要なので断念。滝右手の溝から登る。

その後も小滝を苦労しながらよぼよぼ登っていくと二俣に到着。
地形図で確認するとクルマデポ地は左俣の方が近いし本谷っぽいので左俣をいく。
どんどん傾斜が強くなりヨボヨボ歩きに拍車がかかる。 ほんまに指って大切や(・◇・)

すると前方に堰堤のようなものが見えてきた。 あんだなれはっ!?
よく見るとコンクリートの壁の上にガードレールが見える。どうやら目的の林道にたどり着いたようだ。

林道手前のざれざれの斜面を這いずりあがってコンクリートの壁際のボロボロ岩を登る。
本日はこの登りが
核心だった(>◇<) 林道に上がって少し歩けばデポしたクルマに到着。

指のケガが残念でしたが沢自体はとても楽しく素敵な1日でした。

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