舟ノ川 小日裏谷 2008年6月21日
メンバー かまちゃん、よっちゃん
駐車地(7:00)---小日裏谷出合(7:15)---導水管(7:35)---連段滝(8:40)---30m滝(11:00/11:30)---尾根上登山道(12:30)---篠原集落(13:10)---駐車地(14:10) |
本文中の赤文字は写真あり
小日裏谷出合 | 7m滝は右から巻いた |
適度に遊べる小滝が続く | 途中で導水管をくぐった |
トユ状5m滝 | 8m滝は巻いた |
かまちゃんと沢登りに行くことになり、いろいろと場所を考える。 結局当日は雨っぽいのでややこしそうなところはやめて舟ノ川左岸にある小日裏谷に行くことになった。 前日の夜にかまちゃんを拾って大峰を目指す。半年以上ぶりの紀伊半島なのでなんとなくうれしい。 うだうだしゃべったり、歌をうたったりしてるうちに高野辻についたので寝る。 夜中、雨がクルマの屋根を叩く音でなんどか目が覚めた。 朝起きると雨は止んでいてかまちゃんはすでに起きて外で朝食を食べていた。 僕も朝食を済ませてからクルマを走らせる。小日裏谷の対岸の尾根の張り出しにクルマを止めて出発準備。 踏み跡をたどって尾根をくだり舟ノ川の本流に降り立った。ちょうど目の前には小日裏谷の出合がある。 雨で本流渡渉はどんなもんかと思っていたがまったくの平水そのものだった。 ちゃぷちゃぷと本流を渡り小日裏谷に入っていく。 小滝をこなしていくと7m滝が出てくる。上部は2条になっている。 ここは右から巻き上がった。雨上がりで泥が滑って登りづらい。 低い堰堤を越えて少し登ると今度は導水管が頭の上を通っている。 かまちゃん曰くこれは○○発電所に流れてるらしいが、○○がどこなのか忘れた。 導水管の下から多段滝になっている。簡単に登ると上部が堰堤になっていた。 続くトユ状5m滝。かまちゃんがひょんぐってる水を浴びながら登ったら絵になる言うてカメラ構えてくれてる。 しかしメガネ濡れたら戦力90%以上ダウンするので横からすり抜けてとりついた。 谷はその後廊下状になるが難しい場所はなかった。流木1本架かった8m滝で前進不可になる。 かまちゃんは滝に打たれて気を高めていた。ここは上の5m滝もろとも左から上手い具合に巻けた。 |
その後も快適に登れる滝が続く | シャワー浴びながらサクサク登るかまちゃん |
小滝をサクサク登るかまちゃん | 右俣の連段滝を登る |
連段40m滝の上段付近でロープを出す | 連段が続く続く |
ヅルヅルのヌメヌメで嫌な登り | 30m滝を見ながらランチ |
左から支谷が入るのを横目に見ながら進んでいくと再び滝が続くようになる。 快適に登れる滝が続くのでサクサク進んでいく。 すると右岸に看板が見えたので何が書いてるか見に行くとなんかこの土地を誰かに60年貸し出してるとのこと。 すぐに二股になっている。本谷っぽいのは右俣だが左股は連段が上の方まで続いている。 楽しそうなので左俣を行くことにした。 最初の4~5段を快適に登っていくとどんどん立ってきて流木2本が立ってる滝で行きどまる。 ここはかまちゃんが登るって言わはるのでロープを出す。 僕の8mmとかまちゃんの8mmを見比べるとなんか太さがぜんぜん違うがまあいいや。 僕の細め8mm30mを使うことにする。かまちゃんは慎重にプロテクションをとりながらもスルスルと登っていく。 ビレイ解除のあと僕が続くが木に打ち込んだウェーブピンがどうしても抜けず残置してしまった。 かまちゃんは滝上の左にある立木でビレイしていた。そのまま僕が上段の滝を登る。 おもっきり水流を浴びてメガネが曇り前後不覚状態になるが滝上ロープいっぱいのところの倒木でビレイ。 かまちゃんは水流浴びながらガチガチのピンを抜かんとあかんかったようで「いやがらせや~」と言うてはる。 その上も滝が続く。幅広のごつごつした10m滝は水流右から登っていくがやらしそうなのでロープを出す。 岩がヌメヌメしていて見た目以上にいやらしい。続く僕はかまちゃんがタワシで掃除してくれてたのでラクさせてもらった。 その後も滝は続いた。左から巻いていくと30m滝の下に出た。 気持ちがいいのでここでランチタイムにする。舟ノ川の対岸にはどっかの集落が見えている。 のんびりするが小バエが多い。 30m滝は右から巻き上がる。壁が立っているのでモンキークライムで壁上から回り込む。 かまちゃんが先行して笛ピーピー鳴らしてくれた。 すぐに二股になり登山道に近い左俣をとるが倒木がダルそうなので左尾根に乗っかることにする。 鹿よけ?ネットにそって急斜面を登っていく。途中意味不明の東屋があった。 へろへろになりながらどんどん登っていくと尾根上の登山道に出た。 あとは篠原集落に向かって降りていくだけ。よく踏まれた良い道だった。 篠原集落からクルマデポ地までアスファルトの林道をだらだらと歩いて終了。 かまちゃん、楽しい1日をありがとう! |