十石山 北西尾根 2011年2月12日

メンバー にゅで氏、きむ氏、☆氏、たかし氏、あう (別働隊はいじ氏、けも氏) 

 平湯温泉(6:25)---安房平(7:40)---稜線(10:45)---十石山小屋(11:50/12:40)---安房平(13:50)---平湯温泉(14:00)

GPS軌跡 

安房峠道路ゲート 安房平を行く
北西尾根をどんどん登る まだまだ登る
稜線に出るとガスが濃い ホワイトアウトですわ
GPSのおかげで小屋に到着 小屋内でくつろぐ
2月の3連休はもろもろの事情で1日だけです。
にゅで氏から平湯キャンプ場に集合とのメールが入ってたので四ツ岳登るんやろなあと思いながら出発。
現地に着いてみるとなんと行先は十石山でした。地図もってませんわ〜 まあGPSあるからええか。

今日は飛騨の☆さんと合流しての山スキー。お会いするのは何年振りだろ。小倉谷以来なので3年半ぶりか??
合流場所のアカンダナ駐車場入口に着いてみるとすでに☆さんは到着されて準備オッケー状態。
☆さんの職場の後輩たかしさんもご一緒するとのこと。 われわれもすぐに出発準備をする。
しかしゆうべ早く到着して飲んでいたはいじけもチームの動きは鈍い。
先に行っといてとのことなのでしらふメンバーで先行することにする。

安房峠道路の冬期通行止ゲートの横から斜面にとりつく。
☆さんは昨日も同じコースで十石山に登ったらしくトレースがついているとのこと。
ラッセル免除で助かります。 おまけに地図ないし助かります。

つづら折れする安房峠道路をショートカットして再び道路に乗りあがる。
そこからはしばらく道路沿いを登る。けもはいじチームが追い付いて来れるようにゆっくり歩いていく。
しかし全然追い付いてくる気配がない。安房平で小休止して待つも姿見えず。これはもう別働扱いにしようってことにした。

道路から外れて安房平の樹林帯を進む。
前日のトレースがありがたい。しかし昨日から降り続く内陸性の乾いた粉雪のせいで滑る滑る。
シールのグリップが効きづらいのが困りますな。北西尾根に取りつく前にクトーを装着。
しかし急斜面ではクトーも効かず無酸素運動でおりゃーっと登っていくこと多数。

北西尾根は樹林帯を延々と登る。トレースに新雪が被ってるが軽いパウダーなのでまったく問題なし。
痩せたり広がったりしながら続く尾根を滑りやすい雪質にひーひー言いながら登る。。
樹林帯を抜けるとトレースは埋まってしまっていてくるぶしくらいのラッセルになる。
地図ないのでGPSで確認しながら稜線まで登りきると風が強まった。ガスが出て視界もなくなる。稜線上はクラストで波打っている。
稜線を少し登るがこれは滑っても面白くないわあ〜ってことで樹林帯まで引き返して後続を待つことにする。

稜線から少し下ると☆さんチームが登ってきた。話を聞くとドロップ地点は稜線を登った先とのこと。
それならばと再びUターンして登りはじめる。稜線のガリガリを避けながら東側のなだらかな部分を進む。
しかしホワイトアウトなので進むべき方角がわからん。GPSを使ってなんとか十石小屋に到着。 GPS偉いわ!
今回はすぐ先にある山頂(2524.8m)はパス。小屋の中に入って休憩。気温はマイナス10℃くらい。強風に頬を打たれて痛いです。

 

ガリガリの痩せ尾根を滑り降りる 十石山の西壁が迫力
滑るきむち氏 滑る☆氏
滑るにゅで氏 滑るたかし氏
あっという間に高度を下げる 最後は沢状を滑っていく
おまけのショートカット区間を滑る私 別働隊のけもはいじ両氏
小屋の中でランチタイム。パンがうまいわ! さてさて、休憩のあとは滑降タイム。今日の雪質は期待できそう。
小屋からは登ってきた尾根を少し戻る感じになる。ぜんぜんわからんので☆さんまかせ。
GPSを頼りに視界のないガリガリの尾根を滑りおりていく。適当なところから東側の斜面にドロップ。
おお!今日の雪ええわあ〜

どんどん滑りおりる。僕ときむち氏以外はスーパーファット板なのでめっちゃ気持ちよさそう。
われわれのファット板も一昔前まではうらやましがられたものだが今では扱いは低いのだ。 スーパーファットいいなあ〜  
あっという間に滑り降りてしまう。谷沿いを滑っていき登りのトレースと合流するあたりでけもはいじに追い付いた。
どうやら稜線付近から引き返したらしい。
あとは樹林帯を登りのトレースを利用しながら滑って安房峠道路へ。
さいごのショートカット斜面を楽しんでアカンダナ駐車場入口まで戻る。

今回の雪質は良かった〜 楽しい〜! 
同行のみなさま楽しい1日をありがとう!!

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