池木屋山 2001年10月14日
メンバー よっしぃー単独
宮ノ谷林道終点(7:00)--水越谷出合(7:34)--高滝(7:43)--猫滝(7:58)--奥の出合(8:27/8:40)--池木屋山(9:53/L/11:30)--奥の出合(12:51)--高滝(12:53/13:00)--宮ノ谷林道終点(13:48) |
宮ノ谷林道の終点に着いたのは7時前だった。ここに来るのは3度目。 過去2回は池木屋山まで登らず渓谷を散策しただけだったので今日こそはとの思いもひときわ高いぞ! まずは案内板で行程をチェック。むむむ・・6号橋が欠壊と書いているがまあいいか。 とりあえず出発!! まずは整備された散策路を行く。 犬飛びへの道を左に見て少し行くと、散策路が通行止めになっいる箇所に到着。 ここは鋼橋が35、階段が15、桟橋が3あり高滝まではいたれりつくせりな感じなのだが、 いつもどこかが壊れてるような記憶があるなあ。 今回は6号鋼橋が欠壊ということでいったん50〜60mほど沢を歩くことになる。 |
岩伝いに左岸から右岸へ飛んでしばらく歩るき再び右岸から左岸へ飛んで散策路に戻る。 あとは鋼橋や桟橋を伝いながら歩いていく。 途中には六曲屏風岩などの名所があるが今回は早く山頂に行きたいので早足で進むことにする。 散策路といっても細い鋼橋や桟橋なので慎重に歩かなければならない。 |
長い桟橋を3つ越えてすこし進むと休憩小屋とトイレが建っている。 その先の鋼橋を渡ったところが水越谷出合だ。ここから左の沢沿いに行くと風折滝に行くことが出きる。 池木屋山には右の道を行く。 |
分岐からはいよいよ登りになる。岩が濡れてすべりやすい。 10分も歩くと高滝が目の前に現れる。高さ50mの滝でつねに飛沫がとんでくる。 岩を飛んで対岸に渡り高滝の高巻きにかかる。 |
対岸に渡ってすぐに急登が始まる。高滝を足元に見ながら急斜面をじぐざぐに登る。 その後道は絶壁のトラバースになる。ロープがはってあるが足場が不安定なので慎重に3点支持で通過。 |
トラバースを無事通過すると今度は猫滝が現れる。猫滝も左岸を巻いていく。 今度はそんなに苦労することなく滝の上部に出られた。 そこからは流れもゆるやかになり右岸沿いをのんびり歩く。 ドッサリ滝が見えてきたあたりで左岸に渡り再び急斜面の高巻きに入る。 |
高巻きが終わるとすぐに奥の出合に到着。ここは幕営ができるスペースもあるみたいだ。 少し休憩しいよいよ頂上までの急登にかかる。標高差580mのきつい登りだ。 まずは左俣からわかれる小さな沢沿いをしばらく登り、 右岸に渡って対岸の斜面を登りきると木の根のはった尾根にとび出る。 この尾根を頂上までなんの小細工もなく直登していくことになる。 |
1歩1歩確実に高度を上げてるのだがまだまだまわりの稜線が頭上にある。 つづら折れの道だったら余裕もあるのだが・・・ この道はまっすぐに頂上につきあげてるので、ときどき立ち止まっては呼吸を整えながら登る。 それでもへろへろになりながらまわりの稜線と肩を並べるくらいの高度までのぼると、 道はいつしかササの茂る明るい斜面に変わっている。 頂上の手前で東方面の開けた場所があるがここがこのコースで一番展望のきく場所だ。 |
へろへろになりながらもなんとか無事に池木屋山(1396m)に到着。 さすがに台高山脈の交差点だけあって右から左から縦走の登山グループがひっきりなしにやってっくる。 頂上は満員状態だったが端っこにスペースを見つけてお昼ご飯を食べることにした。 そのうち縦走のグループがそれぞれ休憩を終えて出発していくとさすがに台高山脈の最深部らしい静かな山に戻った。 昼食後この山の名前の起こりとなった池を見に行く。 頂上から明神平方面に少し下ったところにあるのだが、今はほとんど水がなくなっている。 帰り道は登ってきた道を引き返す。 さすがにこのルートはなかなかきつかったが、バラエティーにとんだ楽しい山行ができた。 |