氷ノ山2000年11月4日

氷ノ山

メンバー よっしぃー単独 

親水公園登山口(7:25)---地蔵堂(7:59/8:05)---氷ノ山越(8:49/9:00)---氷ノ山(10:02/11:15)---東尾根避難小屋(12:17/12:25)---東尾根登山口(12:33)---親水公園登山口(12:48)

  

11/4 AM7:00車のエンジン音で目がさめる。昨夜親水公園駐車場に着いたときには車は3台しかなかったのに
ひっきりなしに登山客が到着していてすでに20台以上の車が駐車場に止まっている。こうしちゃいられないので
すぐに準備にかかる。朝日はすでに山を照らしている。 

氷ノ山越への道昨日買っておいたサンドイッチを無理矢理口に押し込み外に飛び出す。
まずは沢沿いをほとんど登ることもなく進んで行く。すぐに自然歩道との
分岐があるがどっちをとっても同じ場所に出るので沢沿いを進むことに
する。ほどなく前方に落差65mの布滝が見えてくる。なかなか見ごたえ
のある滝だが、登山道は滝まで行かず山の斜面に取り付く。
いよいよ急登がはじまるがジグザグに道はつけられ快適に高度をかせ
ぐことができる。つねに左右から沢の音を聞きながらぐんぐん登って行く。
このあたりは紅葉が美しい。途中左手に不動の滝も見下ろすことが
できる。しばらく登ったかと思うと道は平坦になり地蔵堂に到着。
ここはむかし加藤文太郎氏が泊まったといわれている。外観は当時の
面影を失ってるだろうが、中のお地蔵さんは昔のままなんだろう。

尾根から見た鉢伏山ひさしぶりに「単独行」を読み返したくなった。しばらく緩やかに登って
行く。登り最後の水場である弘法の水をすぎひと頑張りで氷ノ山越えに
たどりつく。立派な鉄筋の避難小屋が立っている。ここで鳥取の舂米からの
道と合流、右に行くと鉢伏だ。氷ノ山へは左をとる。道はおとついの雨で
ぬかるんでるが気持ちの良い尾根でだんだん視界が広がって行く。
いつのまにか背後に鉢伏山がきれいに見えている。もう一度舂米からの
道が右手に合流してすぐにおおきなこしき岩が立ちふさがる。こしき岩の
左手をまいて頂上直下の斜面をジグザグに登る頃に伯耆大山が東遠くに
現れてきた。気分は最高の状態で氷ノ山山頂(1510m)に到着。
頂上は360度の大展望で大山に扇ノ山、鉢伏山、蘇武岳、鳥取市街等が
  

氷ノ山山頂
望めた。残念ながら西と南側は雲海が広がっていて景色はみえない。
尼工ヒュッテと頂上避難小屋が立っていてこの地方でゾッコと呼ばれる
ドーム状のゆるやかな台地状になっている。さすがに連休で好天という
ことをあわせて大変な人出になってきた。つぎからつぎと登山客が登って
くる。それでも頂上で1時間以上のんびりとすごし下山開始。東に向かって
下る。すぐに古生沼につく。高地湿原植物の群落があるらしい。なおもゆる
やかな坂を下って行くと、神戸大千本杉ヒュッテにつく。ここで道を左手に
とりやや急になった道を下ると水場に出る。すぐに東尾根にのっかって
尾根づたいに下って行くと東尾根避難小屋に着く。ここも鉄筋の立派な
避難小屋だ。小屋の前の分岐を左手にとり一気に下ると東尾根登山口
に到着。あとはスキー場の中の車道をのんびり親水公園駐車場まで歩くだけ。ボクは親切な通りがかりの軽トラに乗せてもらいあっという間に着きました。    

 地蔵堂 伯耆大山 スキー場の中を行く
 

REPORTに戻る