富士山 宝永山 2014年2月11日

 太郎坊(8:35)---御殿場口(8:50)---宝永山(11:50)---御殿場口(13:25)---太郎坊(13:35)

GPS軌跡

太郎坊から歩き出す 御殿場口付近
双子山(二ツ塚)が見えてきた 宝永山を目指す
ひたすら直線的な登り 宝永山はまだ遠い
双子山を眼下に見下ろすようになる 宝永山のてっぺん
宝永山第1火口を眺める 宝永山の外輪を歩く
首都圏に大雪を降らせた、南岸低気圧が通り過ぎてから数日。
富士山にもさぞかし積もっているだろうってことで行ってみることにします。
とりあえず、双子山(二ツ塚)周辺を目的にして、条件が良ければ宝永山までって感じです。

冬期は太郎坊から御殿場口までの道路が閉鎖されているとのことです。
なので、富士山スカイライン周遊区間の分岐付近にあるトンネルのところから歩き出しました。
樹林の中をしばらく登ると、右手に御殿場口の駐車場が見えてきました。
このあたりから景色も広がり、いかにも富士山的な雰囲気になってきます。
御殿場口を過ぎると左手奥に双子山(二ツ塚)が見えてきました、続いて正面に宝永山の姿も。
残念ながら富士山本峰はガスがかかっています。

降雪から数日経ってるので、雪質はいまいち。 ちょっと、もなか雪っぽいです。
雪面はガチガチのクラストはなく、なんとなく登れそうな感じ。 まっすぐ宝永山を目指すことに。
広々とした雪原の中をひたすら進んでいきます。

傾斜が強くなると、シールだけでは滑り出したのでクトーを付けて登っていきます。
天気は青空が見えたり、ガスに囲まれて真っ白になったり、ころころ変わります。
振り返ると、双子山(二ツ塚)が眼下に見えています。

最後の雪壁を慎重に登りきると、宝永山の外輪に到着。風が急に強くなりました。
目の前に宝永山第1火口が望めます。外輪を少し歩いて宝永山(2693m)のてっぺんに到着。
風は強いですが、耐風姿勢をとるほどの強さではないです。

 

滑るかっきー 双子山は遥か下に
滑るかっきー 2 滑るわたし
御殿場口目指して滑り降りる 白い雪には青い空が似合います
宝永山はガスの中 広大な斜面
雪が悪くなってきてお疲れモード 宝永山と双子山遠望
外輪の上は風が強いので一段降りたところで滑降の準備をすることにします。
馬の背の分岐まで外輪を歩いてから50mほど下ると、風が緩くなりました。
のんびりランチを食べてから滑り始めます。
最初はまずまずの雪質です。 かっきーと一緒にごきげんに滑り降りていきます。

双子山(二ツ塚)のピークハントもしようと話してましたが、宝永山の斜面から見下ろす双子山(二ツ塚)が、
あまりにしょぼいので素通りすることにします。
楽しかった滑りも、高度を下げるとどんどん雪が悪くなって修行系になってきました。
我慢の滑りが続きますが、景色が良いので気分も爽快です。

あっという間に御殿場口まで戻ってきました。
最後は、樹林帯の中を往きのトレースに沿って滑り降ります。
太郎坊まで戻って本日の行程は終了。


さすが日本一の山です。斜面の雄大さはさすがの一言です。
かっきー、楽しい1日をありがとうございました。

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