笛吹川東沢 ホラの貝ゴルジュ 2010年8月29日

メンバー けも、にゅで、どうちゃん、はっしー、あう 

西沢渓谷入口(7:30)---直瀑4m滝(8:10)---ホラの貝ゴルジュ入口(9:35/10:10)---山の神(11:20/11:45)---ホラの貝ゴルジュ入口(12:15)---西沢渓谷入口(13:20)

 

西沢渓谷入口駐車場にて 直瀑4m滝を登るけも氏
CS滝のある淵を泳ぐ ホラの貝ゴルジュ
ツルツルの3m滝 アブミの架け替えでトラバース
アブミ3兄弟 3m滝上の淵
東京は神田のやっすい居酒屋でうだうだとやっすい話をしているときに今年も山梨県にいっちゃうよってことになった。
そうして昨年は雨で転進を余儀なくされたホラの貝ゴルジュに1年間の時を経て再びやってきたのだった。
今年の夏は8月末と言えども連日猛暑日が続き水遊びにはもってこいだ。
昨日の夕方に雨畑川のギョウザから道の駅「まきおか」に移動してきて宴会後就寝。
今朝はのんびりと起きだしてから移動。
西沢渓谷駐車場にクルマをとめて出発準備をする。
今日は夜中に合流したにゅで氏を合わせて5名のパーティだ。

みなであーだこーだと適当にギヤを選定し、ふら~と歩きだす。
遊歩道って言うかクルマも通れる道(許可車のみ)をわいわいとしゃべりながら歩いて行く。
甲武信岳への登山口を右に見るとすぐに休業中の山荘がある。ここから道は狭まりすぐに二俣の吊橋に到着。
西沢を覗くけも氏いわく、水は少ないそうだ。

吊橋を渡ったところで西沢渓谷遊歩道と別れて東沢右岸につけられた旧登山道に入る。
しばらく歩いていき適当なところから河原に降り立った。
鶏冠谷出合を右にみてすぐにF1である
直瀑4m滝に到着。釜のど真ん中に流木が突き刺さってるのが残念。

ここは左壁にクラックが右上しているのを利用して滝上に抜けるのが常道らしい。
まずはけも氏が取りつくがすぐに「沢靴ではあきまへ~ん」と言って戻ってきた。
それではと、けも、にゅで、あうの3人は持ってきたクライミングシューズに履き替える。
今回は出来るだけフリーで行こうと言う計画なのだ! その気のないはっしーとどうちゃんは沢靴のまま。

で、またまたけも氏が先行するが、「ぬるぬるであきまへ~ん」と言って戻ってきた。
続いてはっしーもチャレンジするがカムを2点セットしたところで戻ってきた。
休憩したけも氏が今度はA0しまくりで滝上に登った。
フリーで行こう!って志はすでに釜の底に沈めている。 後続もAOしまくり+フィックスロープで滝上へ~ 

その後は基本的に河原が続くがときどき淵がでてきて泳いで取りついたりしながら進む。
CS滝のある淵はお助け紐があったのでラクさせてもらう。

そしていよいよ
ホラの貝ゴルジュ入口に到着。奥を見ると先行パーティの二人組が取りついてる最中だった。
「先いきますか~?」と聞かれるが、休憩がてら待つことにする。
しばらくして先行パーティのTOPの人が釜に落ちていったん引き上げてきたタイミングで我々が先に行かせてもらうことになった。
入口から流れに逆らいながら泳いでいく。するとホラの貝ゴルジュの名所、ツルツルの
3m滝が登場。
右カンテに上がってへつれるかどうか眺める。
う~ん、何回か落ちたら行けそうな感じだが、今日は順番待ちがあるので悠長なことはしてられない。
そうこうしているうちにけも氏が
アブミ架け替えで進みだした。僕も続いてアブミでトラバースしていく。 
なんのためにクライミングシューズを履いてるかはもう忘れてしまおう。
残置もしっかりと残っていてネイリングすることもなく架け替えるだけ。
最後の滝上に乗り上がるところが滑りそうでいやらしいが基本ラクショーだった。
残りの3人も全員アブミの架け替えをしながらやってくる。非効率っちゃあ非効率だがそれほどタイムロスもなさげやからええか。
そうこう言うてるまに滝下のテラスに3パーティ目が登場。さすが人気があるのねえ~

全員滝上にそろったところでお次のアトラクション。
3m滝上の淵
ここは流れに逆らいながら淵を泳いで岩に取り付き右に回り込んでナメ滝をつっぱりで越える。
今日の水量では楽しく進んでいける。

 

ゴルジュ内 楽しい水遊び
出口が見えてきた よろこぶはっしー
山の神 帰りはスライダー
楽しい~ うれしい~
3m滝を飛ぶはっしー 貝の中から出てきました
ゴルジュ内はトユ状のナメ滝が続くので帰りはウォータースライダーを楽しめそうだ。
みんなでわいわい言いながら楽しい水遊びが続く。 あっという間にゴルジュ出口に到着。
ここからは平凡なゴーロ帯が続く。しばらく進むとCS5m滝があり、その左岸側に
山の神の祠があった。本日はここで終了~

陽にあたりながらのんびりとランチタイム。
休憩のあとは来た道を戻る。まずは平凡なゴーロ帯を下って行く。するとすぐにホラの貝ゴルジュに到着。
トユ状のナメ滝は天然の滑り台だ。
ウォータスライダーを楽しみながらどんどん下る
楽しい~ うれし~ 真夏の遊びには最高の舞台ですわあ。
3m滝上の淵まで下ると先ほどの2名パーティが登ってくるところとすれ違った。
3m滝では3パーティ目の方がアブミトラバースしているところだった。
その横で
釜に飛びこませてもらう。 好きモノのはっしーは3回飛び込んでいた。

流れに身を任せてホラの貝ゴルジュの入口に出てきて楽しい区間は終了。
その後も河原を歩いたり淵をプカプカと下ったりしながら4m滝に到着。
「わたし無理だわ」とすぐに左から巻き下る。あとの4人は飛び込むか飛び込むまいかしばらく思案してはる。
結局、はっしーだけ飛びこんであとの3人は巻き降りてきた。

鶏冠谷出合付近で荷を解いて、ザックに詰め込む。
あとは観光地の西沢渓谷遊歩道を歩いて駐車場に戻るだけだ。
さすが百名山の登山基地だけあって普段見ることない山スカートの人を見たりして感動する。
雑誌でしか見たことがない山ガールの存在はまぼろしではなかったのだ。

これにて昨年の宿題はサクサク終了できました。しかし、水が増えたらとたんに厳しい水遊びになりそうですね。
あとはほうとうを食べて山梨土産に大粒の種なし巨峰を買って、大渋滞に揉まれながら大阪に帰りました。
同行のみなさま、楽しい水遊びができました。ありがとう~

沢登りTOPに戻る