大峰・七面山  2003年4月10日

メンバー よっしぃー単独

登山口(8:00)---七面尾分岐(8:30)---西峰(9:10)---東峰(9:25/10:05)---西峰(10:25)---槍ノ尾三角点(10:38/10:40)---笹原の鞍部(10:55/11:45)---西峰(12:00)---登山口(12:30)

  

七面山登山口 植林帯の急登
以前釈迦ヶ岳に登ったおり、谷を挟んだ向こうがわに絶壁を従えた山があり興味をだいた。
いざ登ってみようと思い地図を見てもルートがない。調べて見ると北側の斜面を通ってる林道から道がついてるらしい。
さて、お天気の良い平日。いっぺん登ってみるかっ!と出かけることにした。

R168を南下、宇井から県道篠原宇井線に入る。篠原集落の手前で林道に入り奥へ奥へ進む。
途中から林道が王子緑化(株)の私有道になるのできもち遠慮気味に通行する。
だいぶ高度を稼いだ頃右手に登山口の看板発見。あきスペースにクルマを止める。いよいよ歩き出す。
まずはこの山域おなじみの植林帯の急斜面を登って行く。道にはしっかりテープがあるので迷う事はないはず。

 

七面尾への分岐 木の根のはったヤセ尾根
しばらく急登で高度を稼ぐとまわりが自然林に変わる。傾斜もゆるくなり七面尾の分岐に到着。
道を左にとり頂上を目指す。道は尾根を行くようになる。振り返ると八経ヶ岳方面の景色がすばらしい。
正面右手には槍ノ尾のピークが見える。いつのまにか木の根がはったヤセ尾根になっており歩き辛い。
ヤセ尾根を越えるとまた傾斜がきつくなり七面山西峰の最後の登りになる。

 

東峰手前から槍ノ尾のピークを望む 七面山(東峰)
登りきったところが西峰(1616m)だ。まずは左に折れ東峰に向かうことにする。
少し下り、小ピークをトラバースし東峰の登りにかかる直前に奥駈道への分岐がある。
ここを直進しそのまま登ると東峰(1624m)に到着。展望はいまいち。樹林に阻まれて絶壁も見下ろせない。
木々の間に釈迦ヶ岳が見える。

 

八経ヶ岳展望 明るい尾根道
いったん西峰まで引き返し、今度は槍ノ尾の三角点を目指す。
西峰からは明るい尾根道を下って行く。前日からの冷え込みで木々に樹氷がついていたのだが太陽が昇るにつれ溶けだしてる。

 

笹原の鞍部から釈迦ヶ岳展望 笹原の鞍部から東峰方面
下って行くとだんだん尾根が広がりいきなりひらけた笹原となる。
左手には釈迦ヶ岳から仏生ヶ岳への稜線が壁のように連なっている。右手を鹿の群れが追いぬいて行く。
ここの展望は大峰山系の中でも5本の指に入るくらいすばらしい場所ではないだろうか。
いったん鞍部を通り越し槍ノ尾三角点にむかう。
斜面を登りきると荒廃した小屋があり、三角点はその奥を少し進んだところにあった。
ここも樹林に囲まれ展望はいまいち。すぐ笹原の鞍部にもどりランチタイムとした。

 

七面山の絶壁を横から見る
食事を済ませ笹原に寝ッ転がるが、昼寝をするには少し風が冷たすぎる。
しばし横になりながら目の前のパノラマを楽しむ。体が冷えてきたので名残おしつつも出発。
いったん西峰まで戻り、登ってきた道を登山口まで下る。

 

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