宮川 大熊谷 東股谷 2010年9月25日
メンバー だる、あう
東股谷出合(7:00)---不動滝(7:35)---夢幻滝(8:15)---二股(8:50)---林道(10:00)---駐車場(10:35) |
本文中の赤文字は写真あり
東股谷出合 | 6m斜瀑 |
2段12m滝 | 2段30m滝 |
不動滝2段50m滝 | 不動滝落ち口でまったり |
4m滝を登るだるる | 夢幻滝とだるる |
プチ洞窟状10m滝 | 4m滝 |
8m滝 | 林道に詰めあがる |
平日しか休みのないだる氏が珍しく土曜日に休みがとれたとのことで沢登りをご一緒することになった。 二人の居住地の真ん中あたりでいろいろ探してみると、大熊谷支谷の東股谷ってところがよさそう。 前夜、安濃SAで合流し仮眠。早朝に現地に移動する。 まずはデポ地を目指して走るが詰めあがる予定の林道は崩れていて入れない。 仕方がないので迷岳の登山口駐車場に1台デポする。 もう1台で大熊谷林道を走り入渓地点の東股谷出合対岸の広場に駐車。さっそく準備して出発する。 大熊谷は伏流になっていて水が流れていない。 昨日雨が降っているはずだが、普段から水量少ないのだろうか? 丁寧に木橋が架かっていると思ったら、東股谷には立派な木の階段があり奥に道が続いている。 どうやらこれは夢幻滝までの滝見道のようだ。 われわれは当然、滝見道ではなく谷を歩いていく。最初は平凡。まだ朝早いので太陽もあたらず暗い雰囲気だ。 まずは6m斜瀑が出てきて滝場のスタート。出てくる滝をこなしながら進んでいくと2段12m滝が登場。簡単に滝上へ。 少し進むと今度は2段30m滝。これは登れそうもない。左の滝見道から巻き上がる。 このあたりは出合から続く滝見道が谷にべったりと張り付いていて、ところどころFIXロープもありいたれりつくせり。 この谷に滝見見物に来る人が意外に多いのかな?? 少し進むといよいよ不動滝2段50mが登場。なかなか美しい滝だわ。 だるると二人でぼーっと眺める。ここは右手のルンゼ状から高巻いていくがここも滝見道となっていた。 不動滝の落ち口でランチタイム。なかなか見晴しの良い場所だ。落ち口右岸には昔の釜跡がある。 おっさん二人でおにぎりを食べながらまったり過ごす。 4mくらいの滝をいくつかこなすと今度は夢幻滝50mが登場。 これはテレビ番組で紹介されたときに命名されたらしい。 いい名前だが夢幻とするならもっと人跡未踏の滝に付けたい名前だねえ。 そしてまたまた休憩。滝を見上げながらパンをかじるおっさん二人。 こんどは左から巻き上がる。滝見道は夢幻滝で終わってるようなので、ここから普通に沢登り的な高巻き。 ルンゼを登り右にトラバースするとぴったり落ち口だった。 その後も小滝が続く。行き詰まりにプチ洞窟状10m滝。岩壁に囲まれてるが右壁から高巻けた。 その上は右の台地に倒壊した小屋がある。すぐに地形図540m二俣。ここは左股に入る。 2段30m滝を左から巻いて。しばらく4mくらいの小滝が続く。続いて両岸立って廊下状になるが谷中はゴーロ。 行き詰まりに8m滝が架かる。だるるが滝の右壁を登って滝上へ。 僕も続くが4〜5m滝登ったところで微妙な足場に乗り上り中、岩が剥がれてバランスを崩す。 そのままグランドフォールしてしまった。いたたた・・・ ひさびさに落ちましたわ。 落ちるのは一瞬でしたが、とにかくザックをクッションにと足だけは骨折せんようにと考えた。 しかしやや左向いてあばらを強打。後日病院行ったら折れてました。 仰向けになりながら両足、両腕が効くか順番に試してみる。 とりあえず今は大丈夫なようなので、起き上がって滝少し左のルンゼから滝上に登る。 だる氏が心配して「休憩しますか?」と言ってくれたが、時間経って痛みがひどくなればまずいのですぐに歩き出す。 そこからも穏やかな渓相で打撲の足を庇いながらのんびり進む。8m滝を越えるとだんだん藪沢化してきた。 地形図750m二股を右にとるとガレガレしてきて最後は林道に乗りあがった。 ここからは林道をだらだらと歩いていく。 途中ショートカットして鹿ネットにだるるがひっかかったりしながら歩いていく。 迷岳への分岐を過ぎてしばらくで今朝クルマで登ってきた林道に合流。すぐに駐車場だ。 お土産にだるるの足にヒルが一匹ついてたが実害なし。 怪我の方は心配してたほどの痛みはでず、右手親指が打撲で腫れて飯が食いにくいくらい。 てなわけでいつも通り温泉入って飯食って解散。 まあ、いい教訓になりました。たまたま落ちた場所が砂地で良かった。 岩だったらひどいことになってたし、釜ならなんてことなかったし。いろいろ人生紙一重です。いずれにせよ油断はあきません。反省。 だるさん、せっかくのお気軽沢に水を差して申し訳ありません〜 でも楽しかったです。 谷自体はお気軽で短いながら滝が多くて楽しいところです。もう少し水が多いときに来たほうが見ごたえがあったかなあ。 一台林道にデポしないと下山がだるそう。または夢幻滝までは滝見道がしっかりあるので戻るのもありかも。 |