旭ノ川本流 2008年7月27日
メンバー てるぴ、たおちゅ、I会長、I窪さん、やなぴさん、Y田さん、K原さん、N岸さん、とがちゃん、やまと氏、よっちゃん (昼寝班:MATさん)
林道駐車スペース(8:50)---吊橋(9:00)---二重滝(10:40)---長瀞(13:05)---引木滝(13:35)---中の川出合(14:45)---中の川吊橋(14:50) |
本文中の赤文字は写真あり
某1名を除き出発準備ちう | 吊橋下から遡行開始 |
ぞろぞろと進んでいく | ときどき飛込みしたりウォータースライダーで流れる |
水は美しい | 泳ぎまくりんぐ |
林道が迂回してる場所はクラも高い | 二重滝が見えてきた |
暑い暑い。毎日猛暑だ。もう大阪は亜熱帯化したのかもしれない。そんなときは泳ぎ系の沢で涼むに限る。 先週痛めた膝のこともあるので簡単でいっぱい泳げそうなところはないかとあれこれ考える。 そしたらてるぴが旭ノ川本流はどう?と提案してきたのでそこに決定。支流の中ノ川は行ったことはあるが本流は初めてだ。 翌日やまと氏から「久々に沢登り復活や!」と連絡があったので旭ノ川行くよっていうと参加するとの返事。 そんなこんなで土曜の夕方MATさん・てるぴ夫妻に自宅に迎えにきてもらい十津川・旭を目指す。 忘れ物やら夕食タイムやらいろいろあって旭についたのは夜の11時をまわっていた。 翌日はMATさん夫妻が所属する山岳会パーティも同じコースを行くとのことで合流して深夜まで宴会は続く。 僕とヤマト氏のような山の世界では最底辺層の人間がバリバリの山岳会の方たちとお話できてとても有意義な時間が過ごせた。 翌朝、MATさんが何やら二日酔いらしく、地べたに横たわりまぐろ化している。 靭帯手術前の最後の沢登りとのことだったが完全に白旗状態のようだ。 しかたがないので昼寝しながら待っててもらうことにする。まあ今年はそういう年なのですね。 一部クルマを下山予定地っていうか沢登り終了地点近くにデポしてから入渓点近くに移動する。 林道から出発点の吊橋が見下ろせる場所近くのスペースに駐車して出発準備。 まぐろ状態のMATさんを後に残して歩き出す。 林道を少し歩くと吊橋に降りれそうな小尾根に踏み後があった。 膝の痛みを我慢しながら急下降するとちょうど吊橋の下におりることができた。 暑いのですぐに水に飛び込む。水は澄んでいてとても気持ちがいい。 クールダウンののち河原状を上流に向かって歩き出す。 ひさしぶりに沢登りが出来るヤマト氏は朝からテンションが高い。 ささっと歩いていき視界から消えてしまった。 僕は膝の様子を見ながら河原を歩く。平坦に近い場所では問題なく歩けるようだ。 暑いので渕ごとに水に浸かりながら進むとやまと氏が何やらザックを降ろしてごそごそしていた。 どうもインナーの中に水が浸入してカメラと携帯電話が逝ってしまったらしい。 彼のカメラが壊れたのを見るのはこれで何回目だろう。つくづくカメラ運がない男だ。 とがちゃんやたおちゅは渕があると飛び込んではる。 みんな元気だ。 山岳会パワーに圧倒される。 そうこうするうちに僕は膝が痛くてまともに泳げないことが判明(;◇;) 手だけで泳ぐので一番に泳ぎだしてもみんなにどんどん抜かされてしまう。 泳ぎで足手纏いにならないようになるべく急ぎ足で進む。 膝を深く曲げると痛いので岩を登るのも苦痛だ。 どうやら山ではなかなか不便な状態にあるようだ。 それでも綺麗な流れに感動しながら歩いていくとクラが立ち上がってる場所があった。素敵な景色だな。 すると前方にやっと滝らしい滝が見えてきた。あれが二重滝か?? |
二重滝 下段3m 上段3m | 泳いで泳いで泳ぎまくり |
3m滝は左壁から | おにぎり岩 |
みな思い思いに進む | 右手に林道が降りてきた |
白泡まみれ | 長瀞50m |
引木滝5m | 「龍橋」と中ノ川の吊橋 |
二重滝は下段3mと上段3mの滝で構成されていて真ん中に渦巻く釜がある。 ここでもやまと氏はハッスルしてささっとTOPで登り後続のフォローをしている。今日はあなたが主役だ。がんばってください。 下段の滝を左側から登り中間で右側に渡ってから上段の滝を越える。 このあたりからいよいよ変化にとんでくる。変化と言うても構成してるのは渕と小滝と河原に変わりないが。 とにかく泳がないといけない場所が続く。 足が使えない泳ぎが苦痛だ。 もうあっぷあっぷ。 てるぴは故障してないけどあっぷあっぷしてるようで他の人に掴まりながら泳いではる。 次の3m滝は左の壁をへつってから登るが右膝に力が入らないのでやまと氏に泣きながらロープを要請。 滝上はおにぎり岩が谷のど真ん中に鎮座していた。近づいてみるとスズメ蜂の巣があったので逃げる。 そこからも泳いで泳いで泳ぎまくり。手だけで泳いでる僕はもう勘弁して〜状態(;◇;) 右から不動小屋谷が入るのを見るとまもなくやはり右手に林道が下りてきた。 しかし、ここからもまだまだ一筋縄ではいかない。 泳いで取り付くところが何箇所か出てくるが今の僕には苦行そのものだ。 途中面白そうなウォータースライダーがあったので滑ってみる。こういうのは楽しい♪ そのあとは両岸が狭まって長渕が50m続く。もうほんまに勘弁してください〜(>◇<) さてそろそろ中ノ川出合も近いかなといったころ最後の難関、引木滝5mが登場。 やまと氏は何も言わずとも勝手に左壁にロープを張ってくれる。あなたはエライ! 全員登ってると時間がかかるので林道側にI会長がロープを張ってそちらから登るチームとわかれる。 僕はピンの回収の為やまと氏ルートを登る。 最初の取り付きがやっかいなのでとがちゃんにショルダーでフォローしてもらい一段あがる。サンキューです。 あとは斜上して滝上へ出る。滝上には石橋状の変わった岩があった。その先には中ノ川へ入る仕事道の吊橋が見えている。 (この岩橋は地元では「龍橋」と呼ばれてるそうです:夢水さんから情報いただきました) 中ノ川出合は10m滝になっているので少し手前の斜面から吊橋にあがる。 これで今回の行程は終了! 僕にとってはあまり癒しではない沢登りだったが暑い夏に気持ちよく涼むことができた。 林道を少し戻っていくとだいぶ回復したMATさんがクルマで迎えにきてくれていた。ありがとう〜♪ MATさんにはとんだ沢納めになったようです。 来年の夏はおたがい健康体でやり直しに来ましょう〜 今回ご一緒していただいたみなさん楽しい1日をありがとうございました。 |