神崎川 赤坂谷 2006年6月24日
メンバー やまとさん、よっちゃん
神崎川発電所(6:25)---仙香谷出合(7:00)---赤坂谷出合(8:20)---釈迦ヶ岳(10:15/10:55)---中峠(11:35)---カシラコ谷下降---神崎川(13:25)---発電所(14:10) |
神崎川本流を遡る | 仙香谷出合の大岩 |
仙香谷入ってすぐの2m斜瀑 | 直登できる小滝がいっぱい♪ |
6m滝 右手から登った | 登るヤマトさん |
泳いで右のチョックストーンから越えた | ここは3度目の挑戦でやっと這い上がる(^O^; |
恒例のヤマトさんとの沢登りシリーズ。 行き先は天気予報と相談しながら前日に鈴鹿の神崎川・赤坂谷に決定。 鈴鹿と言えばヤマトさんのホームグラウンド。 「予備知識無しで来るように。いっぱい泳げ」との指令が来る!! とりあえず予備知識が無いのもなんやし、高校生の時に買った20年以上前の鈴鹿南部のエアリアマップだけ持って家を出る。 指令どおりにどんなところなのかまったく土地勘もないままに入渓ポイントへ。 念のためいっぱい泳げとの言葉にライフジャケットとウェットスーツの上を持ってきたので「これいるん?」と聞くと「いるいる!」 「アブミやキャメロットやらも持ってきたで」と言うと「いるいる!」てな感じで半信半疑ながら重装備で出発。 神崎川発電所へ渡る橋の横あたりから河原に降りた。 きれいな白い岩にきれいな水。 きれいづくしな場所だなあ。 ごろごろの岩を乗越えながらどんどん遡って行く。 途中、淵があるが泳がずに通過できた。 いいかげんだらだら河原歩きもあきてくる。 天気も予想を外してめっちゃいい天気。 ウェットやライフジャケットを着込んだ僕は干上がってヘロヘロ状態(>◇<) 「あづい~、あづい~」と呻きながらたどり着いたのが大岩が目印の仙香谷出合。 「ここはちょっと上の取水ダムから降りてきた方が近いんや」とのヤマトさんのお言葉。 「・・・・ほなそっちから来たらええやん(;◇;)」 「本流遡行してこそ価値がある!!」とヤマト氏のたまう。 ここからいよいよ目的の仙香谷に入る。 ゴロゴロ帯を少し行くとすぐに釜を持った2m斜瀑。 クールダウンにはちょうどいい♪ よっちゃん行きまーす!!とバシャバシャ水遊び。 出てくる滝は快適に登れる登れる。 楽しい楽しい♪ |
釜があれば泳ごう♪ | 6m滝は滝身横の壁を上がる^-^ |
10m滝は右岸のバンドから越えた | きれいきれい♪ |
20mナメ滝 | 木漏れ日・せせらぎ・癒されるなあ |
釈迦ガ岳のてっぺんでバテた演技のヤマトさん | いかにも鈴鹿な景観の県境尾根 |
せっかく暑いウェット&ライフジャケット装備なので泳がなくてはそんそん!! 泳がなくてもいいところもあえて泳ごう♪ 6m滝や10m滝やらの連瀑帯を越えたら開けた渓相に変わる。 気持ちのいいナメ滝帯を過ぎてしばらく行くと二俣に到着。 ここで少し小休止。 ヤマトさん曰く核心部は過ぎたようだ。 さすがにウェットとライフジャケットはザックに仕舞うことにする。 重いガチャガチャ類はいったいなんのために・・・ 左俣はカシラコ谷で僕達は右俣の赤坂谷に入る。赤坂谷に入るとそれまでと違ってとても明るい渓相になる。 のんびりな癒し系を楽しみながら登っていく。 森の中の小川って感じでとても気持ちがいい。 木漏れ日のせせらぎの中をひたひたと進む。 でも長いのでいいかげんあきて来た。。 やっとのことで傾斜が出てきて源流っぽくなってくる。 最後は左手の尾根に逃げて県境尾根まで登りきる。 いきなり三重県側の展望がひらけて気持ちいい♪ やっぱり谷は詰めるのがいいなあ。。 まだ時間が早いしついでに釈迦ガ岳も寄っていくかってことで尾根を南へ進む。 だらだらと登りきったところが釈迦ガ岳(1092.2m)のてっぺん。 ここからは三重県方面の展望がよく見える。 ヤマトさんの缶チューハイを恵んでもらってランチタイム♪ あんなに涼しいところを歩いて来たのにあえてこんな暑いところでランチタイムにしなくてもいいのだが・・ 帰りはカシラコ谷を下降する! って言われても予備知識ないので全くわからん。 ヤマトさんにおまかせ。 20年以上前の地図を見ると書いてる道は廃道だらけらしい。 鈴鹿マニアのヤマトさんは感動していた。 この地図見て歩いたら遭難多発するらしいし。。 まだJRが国鉄って書いてるもんなああ。。 とりあえず県境尾根を北に向かう。いかにも鈴鹿的なのんびり笹原の尾根をアップダウン。 中峠からは左に折れてカシラコ谷に降りる。 登山道になってるので道は分かりやすい。 カシラコ谷源流部を下っていくと登山道は右手に離れていったので、そこからは谷中を降りていくことに。 時々杣道が現れたりするがヤマトさん曰く「ここらの杣道は縦横無尽に走っていてどこに行くかわからん」とのこと。 なのでとにかく谷の中を下っていく。 赤坂谷との出合まで下ったところで神崎川との出合に降りる杣道が右岸にある。 これに乗っかって歩く事にする。 ところどころ悪いところもあるが目印もついてるので問題なく下っていく。 この時期の鈴鹿と言えばヒルがいっぱい。 今日は晴れなのでまだ少ないがそれでも取り付いてくるヒル達には「てめーら皆殺しじゃあ!!」と抹殺していく。 最後の急下降を下るとちょうど神崎川と仙香谷の出合に降り立った。 すぐに水に浸かってクールダウン♪ 気持ちいい。。 ここでもう一度ヒルチェックをしてついてるヒルは全てあの世にいっていただいた。 今回は二人とも実害なしですんだようだ。 最後はダルダルの河原歩きで神崎川発電所まで戻って終了。 仙香谷~赤坂谷はとても素敵な沢でした。また来たい場所がひとつ増えました♪ |