滝川 赤井谷 2007年11月11日

メンバー たかやん、よっちゃん 

旭口・峠の登山口(7:20)---ドウノ谷出合(8:50/9:10)---1184m二俣(11:45/12:00)---釈迦ヶ岳(13:50/14:00)---旭口・峠の登山口(14:50)

本文中の赤文字は写真あり

危険!に進路をとる 赤井谷周辺はなだらかな台地が多い
ドウノ谷出合付近 だらだらと大岩のゴーロを乗り越えながら進む
2段5m滝を登る 穏やかな景色が続く
5m滝 2条4m滝
11月恒例?のたかやんとの山行きが決まった!
たかやんはベストシーズンは所属の山岳会が忙しくて季節はずれにしか遊んでくれない(;◇;)
で、今回の行き先は寒風吹きすさぶ中を癒し渓と名高い赤井谷に行くことになった。

当日はやはり恒例の雨の音で目が覚めた。旭口の「峠の登山口」はガスで真っ白だ(>◇<) 
天気予報では回復傾向のはずなのに・・・  それでも他の登山者は出発準備を始めたようだ。
だらだらと朝食を食べているうちに雨もやんだので僕達ものそのそと出発準備をはじめる。
しかし、ここのお手洗いはこんな山奥にあるのにきれいに清掃されている。管理者の方には頭が下がるなあ。

さてさて赤井谷と言えば旭川水系とはお隣の滝川の本谷源流部にあたるのだが・・・
赤井谷の下流には某宗教団体の施設があるので、それを避けて旭から山越えで入渓するコースを選んだ。
まずは峠の登山口から釈迦ヶ岳に向かう登山道を登りはじめる。

地形図1434mピークまで登りここから登山道を離れ南向きの支尾根に入る。 
危険!の看板があるところだ。
意外によく踏まれた尾根を下っていくと1350m付近で尾根が左右に分かれている。
ここは左の尾根に入り引き続きどんどん下っていく。
1100m付近で広々とした
なだらかな台地になり、ほどなく赤井谷の流れが見えてきた。
赤井谷右岸につけられている登山道に入り下っていく。ドウノ谷出合付近まで下ると嫁越峠に向かう登山道が分岐する。
この道を少しだけたどって
赤井谷に架かる橋のところから入渓した。

このあたりはちょうど紅葉も見頃で美しい。しばし景色を見ながら休憩する。
遡行を開始しまずは
大岩のゴーロ帯を登っていく。右に左にうろうろしながら越えていくのでなかなか前に進まない(^^;
しばらくだらだらとしたゴーロ歩きが続く。すると
3段5m滝が出てきた。今まで単調だったのでシャワー覚悟で滝身を登る。
その後は
滝が続くようになるが基本的に穏やかな渓相だ。登れそうな滝は出来るだけ登りながら進んでいく。

 

谷は開けて登山道が横断する 黄色い岩の5m滝
1184m二俣 ナメ床が続く
ナメ床の連続 Y字トユ状滝
詰めると千丈平付近に出た お釈迦さん
いったん谷が開けて単調なゴーロが続くようになる。すると途中で深仙ノ宿へ通じる登山道が横切った。
緊張感もなくだらだらと歩いていると睡眠不足も手伝って歩きながら寝そうになる。たかやんにいたっては寝ながら歩いている。

すると岩の質が今までとあきらかに違う
5m滝が出てくる。この滝上からはナメ床が続くようになった。
ナメと落ち葉の相性が悪くてなんどもツルッと滑りながら登っていく。左に千丈谷を見るとすぐに
1184m二俣に到着。
ここでランチタイムにする。お天気はどんよりしていてじっとしていると寒い寒い。さっさとパンを食べて歩き出す。
二俣を左俣に入り登っていくと徐々に傾斜がでてくる。相変わらず
綺麗なナメ床が続くが落ち葉が滑るのでひやひやしながら登る。

左の枝谷と合わさってY字になってる
トユ状滝を登るといよいよ詰めモードになってきた。
小滝が続くようになるがどれも快適に登っていける。三俣では真ん中の谷に入ると一段と傾斜が増してくる。
前方が壁になっていて行き止まり??って思うような滝も出てくるが右手から登れる。
最後は千丈平から深仙ノ宿に続くトラバース道が横切り、そのまま登りつづけると釈迦ヶ岳に向かう登山道に飛び出した。

あとはひと登りで奥駆道に出て、そこからもうひと登りで釈迦ヶ岳(1799.6m)のてっぺんに到着。
頂上はガスで真っ白なので残念ながら展望は見れず(;◇;) 
お釈迦さんに挨拶だけしてそうそうに下山開始。
峠の登山口までは快適な登山道をのんびり下るだけだ。

赤井谷は単調なところが長いのでややだれだれモードでした。 のんびりと宴会するにはよい谷ですね〜  

たかやん楽しい1日をサンキューでした!

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