大谷川 中ノ谷αルンゼ 2006年11月23日
メンバー たかやん、よっちゃん
駐車地(7:30)---αルンゼ取付(7:55)---クロトノハゲ(10:40)---比良岳(11:20)---葛川越(11:26/11:47)---駐車地(12:50) |
荒川峠への登山口付近 | 林道は途中で崩壊している |
![]() |
|
大堰堤から河原に降りる | αルンゼのF1 |
F2を登るたかやん | 15m滝? |
たかやんが比良のαルンゼに行きたいと言ってきた。 「アルファルンゼ?? 沢??」なんやようわからんけど行ってみよう☆ とりあえず天気は雨の予報なので沢スタイルで現地に向かった。 湖西道路の志賀ICから林道を走っていくと下山予定の荒川峠への登山口があったので近くのスペースに駐車する。 さっそく準備して出発する。 何故か準備をしている時に沢靴を履こうとして指を切る(;◇;) 訳分からんがけっこう深く切れて出血。 早くも戦意喪失。 今日はたかやんに全てリードはまかせた。 まずは林道沿いを歩いて行く。大岩谷を渡ったところで林道は崩壊していた。 その先少し行くと赤テープがあり登山道に変わる。 登山道をよろよろ登っていくと左手に大堰堤が見えてくる。 大堰堤から中ノ谷の河原に降りたった。 河原を少し歩くとすぐに左手にルンゼが入っている。 これがαルンゼか?? わからん・・・ 今日はたかやんにおまかせ状態なので下調べしてないのだ。 たかやんも決めかねてるが出合いの7mF1をひょいと登っていき、上から「残置支点あるからこれがαルンゼやわ~」と叫んできた。 ほなってことで僕も登る。落ち葉が積もって登りにくい。 すぐに10mF2がある。これもノーロープで登る。最後の落ち口がやらしい。 たかやん曰く登れる涸滝が4つ出てくるらしい。今のがその1つ目とのこと。 しばらく小滝がつづく。 すると次の15m滝が出てきた。 最初の出だしがやらしそうだ。 ここはロープを出してたかやんがリードで登る。 真ん中くらいに残置ハーケンが打たれていた。 |
小滝が続く | 小滝の奥に20m滝が見えてきた |
![]() |
|
チムニー状20m滝を登るたかやん | 最後の20m滝を登るワタクシ |
たかやんも登る | 最後の詰めは右岸の尾根に逃げた |
![]() |
|
琵琶湖をバックに登っていく | いかにも晩秋の山って感じ |
その後はまた小滝がつづく。 ロープを仕舞うのが面倒なのでコンテで進んでいく。 乾いたフェルト底は意外に滑るなあ(>◇<) 次に出てきたのはチムニー状の20m滝。 その上にまだ滝がつづいて全体で30m滝とのこと。 ここもたかやんがリードで登っていく。 チムニーは上に行くほど狭くなり最後は挟まって動けないたかやん(;◇;) ザックを降ろしてやっと滝上に抜けれたようだ。 僕はたかやんが抜けれないところを通れるはずはなく途中から中央に出て滝上に出る。 再び小滝をこなしながらどんどん登っていくと最後の20m滝が出てきた。 ここはさすがにたかやんの優しさで「最後くらいリード行きたまえ」とのお言葉をいただく。 滝を見るとなんとなくロープいらなそうなのでノーロープで滝上まであがった。 しかし上の方はさすがに高度感があったのでたかやん用にロープを張った。 これで滝は終了らしい。あとはルンゼを淡々と登っていく。 途中で左の尾根に逃げて登っていく。 背後には琵琶湖がきれいに見えている。 今年は紅葉が遅いようで今頃全山いい感じの紅葉カラーだ☆ 前日の予報では1日雨だったのにまだ降る気配は見えない。ラッキー♪ 尾根を登っていくと登山道に飛び出した。右に進むとすぐにクロトノハゲに到着。 比良の縦走路をのんびり歩いていく。 印象の薄い比良岳(1051m)を通過してすぐに葛川越に到着。 鳥谷山に登り返すのが面倒くさいのでここから大岩谷沿いを下ることにする。 地図では破線の道だがどちらかというと廃道に近い雰囲気だ。荒川峠から道と合流するとまもなく林道に降り立った。 目的のルンゼはあっという間に終わったが晩秋の山歩きを堪能できました。 |