9/22  蓮華温泉----五輪尾根-----朝日岳-----朝日小屋

9/23  朝日小屋------朝日岳------雪倉岳-----白馬岳-----白馬大池

9/24  白馬大池-------蓮華温泉

《2日目》

富山湾と朝日岳の影 白馬岳への稜線
深夜の冷え込みが厳しく何度も目がさめる。夏用シュラフは失敗だった。
3時に起きて、お湯を沸かしミルクティーを飲む。少し復活。テントをたたむと氷がついてた。
4:30にテント場を出発する。空はまだ満天の星空。眼下には富山市街の明かりが点滅してる。
小一時間ほどかけて朝日岳に登る。頂上に着く頃には空は明るくなっていた。5:30過ぎに日の出。
やっぱりこの瞬間はいつもわくわくする。太陽の光が身体にあたると力が涌いてくる。
富山湾には朝日岳の影がかかっている。

   

小桜ヶ原 雪倉岳への登り
頂上でしばらく朝の展望を楽しんだのち白馬岳を目指すことにする。
まずは樹林帯の中を急下降して行く。1時間ほどで朝日小屋からの道と合流。
ここからはなだらかな道となり小桜ヶ原の湿原の木道を行く。道は赤男山を巻くように進む。
登り下りがあまりなくのんびりと歩いていける。ツバメ平をすぎていよいよ雪倉岳の長い登りにとりつく。
この辺りになると白馬方面から来た人たちとすれ違うようになる。
荷物の重さになんども立ち止まりながら高度を上げていく。稜線に出てからもゆっくりゆっくり登って行く。
いつしか朝日岳が下に見えている。いいかげん疲れ果てた頃に広い雪倉岳(2610.9m)に頂上に着いた。
ここも展望は素晴らしく雲一つない快晴の下で思う存分景色を楽しむ。

 

雪倉岳から見た白馬岳
まだまだ先は長いので先を急ぐことにする。頂上からはザラザラの道をジグザグに一気に下る。
おりきった所に雪倉岳避難小屋が建ってるがそのまま通過。鉢ヶ岳の左斜面を巻いて鉢の鞍部に出る。
そこから少し登り鉱山道の分岐を過ぎて白馬岳への登りが始まる。
この辺りでだいぶ予定より遅れはじめてるが思うように足が前にでない。
出発してから7時間くらいたってるからか、小休止する回数も多くなる。
三国境まではガラガラの道をゆっくりゆっくりカメのように登って行く。

 

山頂からの展望 山頂とむっきい
三国境で荷物を置いて空身で山頂へ目指す。荷物を降ろすと身体は空気のように軽く感じる。
軽い身体と心で頂上を目指す。二重山稜や非対称山稜など面白い地形を楽しみながら登って行く。
とちゅう馬ノ背と呼ばれる個所を通過するも夏に通った穂高の馬ノ背とえらい違いでラクラクで通り越す。
一時間足らずで白馬岳頂上(2932.2m)に到着。
今まで見えなかった北アルプス中部から南部の山々が目の前に飛びこんでくる。今までで1、2を争う最高の天候で大満足の気分だ。北には佐渡ヶ島までが見えている。

 

小蓮華山 白馬山荘
しかし時間もあまりないので三国境に引き返すことにする。下りも空身なのでラクラクで歩ける。
さすがにこのルートは人気があるのでたくさんの人とすれ違う。三国境でザックを背負ってまずは小蓮華山へむかう。
しかし荷物を背負ったとたん身体が重く動かない。疲労もピークに達している。
小蓮華までのゆるやかな登りでさえも足が前にでない。それでも歩かなければたどりつけない。
必死になって進む。小蓮華山(2768.9m)についたとたんへたり込む。立てない。

 

白馬大池
小蓮華山でしばらくへたり込むが日も傾き始めてるので無理やり歩き出す。
この辺りはほとんど記憶にないが無我夢中で降りてるのは確かだ。
道は雷鳥坂にさしかかり白馬大池も大きく見えてくる。ここまでくれば着いたも同然。
なんとか気をとりなおして白馬大池山荘まで歩く。
結局着いたのは16:30をまわっており太陽の光も山の陰にかくれて届かなくなった後だった。
薄暗くなるなかテントを設営し夕食もそこそこに寝る。今度は昨日懲りたので靴下三重、雨具まで着こみシュラフに入る。

 

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