【よろパラ ~文学歴史の10~ 年表】
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【斉明天皇2(656)年】
月日  天皇 政体 事項
8月8日 第37代
斉明天皇
高句麗使、来朝

 大使は達沙、副使は伊利之。
 総数81人の外交使節団が来朝した。


9月 遣高句麗使、派遣

 大使は膳葉積、副使は坂合部磐鍬。

 この遣高句麗使以外にも、
 出発時期は未詳ながら百済へ、
 遣百済使が派遣されている。


 

 《斉明天皇2(656)年のポイント》

 後飛鳥岡本宮が完成。

 さらに多武峰に両槻宮を造営し、
 吉野には吉野宮が造営されている。

 また香久山から石上山に渡り土木工事が実施される。
 これらの土木工事は人々から「狂心の渠」と呼ばれるほどのもので、
 相次ぐ宮の造営と際限なく続けられる土木工事に動員された
 のべ10万人以上の人々の怒りと深い恨みを買うこととなる。

 完成したばかりの後飛鳥岡本宮は間もなく放火と思われる炎に包まれた。


 

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