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[初心6] とりあえずプログラムを動かしてみよう!

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ここではプログラミングがはじめての人のための解説をおこないます。 今回は、動くプログラムを作ってみます。

0.はじめに

今までの講座では変数、型、If文、Select Case文、演算子を説明しました。 しかし、紹介した技術だけでは一向にプログラムを動かしてみることができません。 ちょっとつまらないですね。 プログラムを完成させるにはまだ他にも知っておいて欲しいことがあるのですが、 そういう細かい部分はとりあえずわからなくてもいいので、先に動くものを作ってみましょう。

1.動くプログラム

以下、動くプログラム。このページの最後にこのソースコードをダウンロードできるようにしていますので、 このプログラムを打ち込む必要はありません。

   1:'vbc /t:winexe /out:Form1.exe /r:System.dll,System.Drawing.dll,System.Windows.Forms.dll 
/optimize+ /optionstrict+ Form1.vb
   2:Imports System
   3:Imports System.Drawing
   4:Imports System.Windows.Forms
   5:
   6:Public Class Form1
   7:    Inherits Form
   8:
   9:    Friend WithEvents text1 As TextBox
  10:    Friend WithEvents button1 As Button
  11:
  12:    Public Sub New()
  13:        MyBase.New()
  14:        Me.SuspendLayout()
  15:        Me.ClientSize = New Size(120,70)
  16:        text1 = New TextBox()
  17:        text1.Location = New Point(0,0)
  18:        text1.Size = New Size(100,20)
  19:        text1.Text = ""
  20:        
  21:        button1 = New Button()
  22:        button1.Location = New Point(0,20)
  23:        button1.Size = New Size(60,20)
  24:        button1.Text = "実行"
  25:        
  26:        Me.Controls.AddRange(New Control(){text1, button1})
  27:        Me.ResumeLayout()
  28:    End Sub
  29:
  30:    Private Sub button1_Click(ByVal sender As Object, ByVal e As EventArgs) Handles button1.Click

31: Dim number As Integer 32: 33: number = CInt(text1.Text) 34: If number = 1 Then 35: MessageBox.Show("1です。") 36: ElseIf number = 2 Then 37: MessageBox.Show("2です。") 38: ElseIf 3 <= number AndAlso number <= 5 Then 39: MessageBox.Show("3〜5です。") 40: Else 41: MessageBox.Show("1〜5以外です。") 42: End If
43: End Sub 44: 45: Public Shared Sub Main() 46: Application.Run(New Form1()) 47: End Sub 48:End Class
   図1 動くプログラム
プログラムの実行イメージ1 プログラムの実行イメージ2
   図2 プログラムの実行イメージ

図1のソースコードを動くプログラムにするにはコンパイルという作業が必要になります。コンパイルについては次章で説明するとして、 その結果できたプログラムの実行結果が図2です。まず左側の図ように、小さな画面(ウィンドウ)が表示されます。 入力フィールド(テキストボックス)と「実行」と書かれたボタンがあります。 入力フィールドに例えば、2と入力して「実行」ボタンをクリックすると、 右側の図のように、メッセージボックス(ちょっとしたメッセージ表示用の画面)が表示されます。 そのメッセージボックスには「2です。」と表示されていますが、これは入力フィールドに入力された数字によって違うメッセージになります。

2.コンパイルとは?

人が(文法の知識があれば)読んで理解可能なソースコードは、そのままではコンピュータが実行できません。 コンピュータは数値の羅列で示された決まった命令の集まりしか解釈できないためです。 そのため、ソースコードからコンピュータが解釈できる形式へ変換する必要があり、これをコンパイルといいます。 図1のソースコードを保存するファイルをForm1.vbとします。図1のソースをメモ帳などのテキストエディタに貼り付けて保存するとします。 Form1.vbの保存先は「C:\beginner6\Form1.vb」とします。DOSプロンプトを立ち上げ以下の図のような手順を踏むことで、コンパイルができます。

C:\>cd C:\beginner6\
C:\beginner>vbc /t:winexe /out:Form1.exe /r:System.dll,System.Drawing.dll,System.Windows.Forms.dll
 /optimize+ /optionstrict+ Form1.vb

Microsoft(R) Visual Basic .NET Compiler version 7.00.9466
for Microsoft(R) .NET Framework version 1.00.3705.288
Copyright (C) Microsoft Corporation 1987-2001. All rights reserved.


C:\beginner>
   図3 コンパイル手順

図3の2行目がコンパイルしている箇所ですが、/outの後のForm1.exeがコンパイル後の結果のバイナリファイル(実行ファイル)です。 「C:\beginner6\Form1.exe」ができているはずなので、このファイルをダブルクリックすることで、プログラムを実行できます。

3.実験をする

さて、このソースコードにはまだ習っていないテクニックが満載です。 少しずつ学んでいきますので心配する必要はありません。 図1のソースコードのうち区切り線と区切り線の間の部分にだけ注目して下さい。 MesssageBox.Show(文字列)で、小さなウィンドウ付きでメッセージを表示できます。 この部分はとりあえずそういうものと思って下さい。 それ以外の図1中の区切り線と区切り線の間の部分は、「[初心3] もっと If文」で学んだ内容そのものです。 ソースコードのこの部分をいろいろ書き換えてみてどんな動作をするか、いろいろ実験してみて下さい。 本でもこのページのようなWebページにしても、単に読むだけではあまり学習にはなりません。 実験して自分の目で確認することが大事です。

4.学んだこと

キーワード:コンパイル、MessageBox.Showメソッド、実験すること

5.ソースコード

以下のリンクを右クリックして表示したメニューから「対象をファイルに保存(A)...」(IEの場合)で保存できます。 (ネットスケープなら「ページに名前を付けて保存(A)...」)
Form1.vb


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