収容人数／２０人 寝具なし・素泊
営業案内へのリンク
(東海フォレスト山小屋案内)
ここの小屋番さんはなかなか強烈な個性の持ち主。もともとは千葉の方で鉄工所か何かを経営していたのが、山好きが高じて夏場の間だけ農鳥小屋でアルバイトしていたところ、こちらの小屋で小屋番を募集しているということで移ってこられたらしい。というわけで客あしらいが「農鳥小屋」仕込みというところが------であろう。客は何かやらかすとおじさんに怒鳴られてしまうが、まあそう理不尽なことで怒鳴ったりはしない。農鳥小屋の客あしらいは客をバカにしているようなところがあって不愉快だが、それよりはずっと良いと思う。昔ながらの山小屋の頑固親父の雰囲気を多分に残している(？)
もっとも、不破共産党委員長がこの区間を歩いたときに、高山裏に泊まるつもりでいたところ、宿泊を断られて荒川小屋まで行けと言われ、その顛末を山渓に掲載された手記にとんでもないと怒って書いていたが....共産党が嫌いだったか、それともお供をぞろぞろ連れて歩いたのが気に入らなかったのであろう。
また荒川中岳避難小屋に管理人がいなかったときはこのおじさんが毎晩真夜中にそこまで歩いて朝の３時頃に集金していた。また９４年には山に上がっている最中に胃潰瘍で急に調子が悪くなり、伊那の病院にヘリで担ぎ込まれたが、手術が終わり退院するや否やすぐにまた山に上がってきたりと、超人的なエピソードに事欠かない。
たまにはこんな頑固親父の小屋番がいてもいいのではないだろうか？
なお、カップ麺程度の軽食や、ガスコンロのカートリッジなども販売している。
個人的お薦め度 ☆☆