2009年 さいたま秋場所

初日 大鵬 押し出し Es
77−70
2場所ぶりに幕内に戻った大鵬。昨年秋場所は初日の黒星から流れに乗れずに幕下転落。同じ過ちは繰り返すまいと、気合充分の大鵬。序盤から奥義「百烈張り手」を繰り出し、手数で勝負。相手得意の右まわしを切りながらも前に前に出て行った。終盤に押し戻されたが、終始大鵬ペースの土俵捌き。昨年、勝てなかった初日で白星を飾れた。
大鵬コメント
「とにかく手数で勝負した。技術は相手の方が1枚も2枚も上だからね。こういう相撲もできるんだって自分でも驚いてる」

二日目 大鵬 上手投げ Spears
55−77
「質より量」を合言葉に初日白星の大鵬。二日目、相手は体格で大きく上回る力士。立ち合いからまわしを引かれて、全く動けなかった大鵬。手を変え、品を変えようと動くも対応され、完全な力負け。土俵から落ちた際に足を捻り、今場所の休場が決まった。幕下転落は間逃れたが、体格の勝る相手にどう戦うかという課題の残る秋場所となった。
大鵬コメント
「まわしを引かれて全く動けなかった。稽古が足りません。」と唇をかんだ。