2002年春ドラえもん映画
よちとのんのの感想対談!



ザ★ドラえもんズ ゴール!ゴール!ゴール!!

ぼくの生まれた日

映画ドラえもん のび太とロボット王国



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「ザ★ドラえもんズ ゴール!ゴール!ゴール!!」


よち(以下Y):
毎年恒例! 対談のお時間です…! シュールでしたね!?


のんの(以下N):
去年がポップなら今年はシュール! ズ以外も…全体的にシュールでしたね! 前夜祭を観そびれていた私ですが、よちさんに「アメコミみたい」と聞いていたので覚悟はできてました(笑)


Y:
音に合わせて動く昔のアメコミ(トムとジェリーとか)みたいでしょ? でも5分という枠の中でおもしろいものをつくる為にはこの手しかなかったのか、と後で納得☆


N:
声なしとの情報は得ていたのでその点も期待ハズレでガッカリなんてこと無く済みました。5分に声優さんでお金かけるの勿体ない、という理由じゃないよね? あれは。あれはああいう作品なのよね! 期待通りよくできてましたよVv 一年ぶりに見た横並び整列ドラズ、かっこよかったよ〜v


Y:
「5分+声なし」というのを除けば、ズバリ! おもしろかったよね〜〜…(ちょっとフクザツな感じですが<長くてもおもしろかっただろうな、と思うと) しかしメッドがゴールキーパーって反則よね!(笑)


N:
怒りどころよくわかんないしさ〜!!(笑) あんなどこで怒っていつ巨大化するかわかんないキーパー、敵にしてみれば驚異よ…。というか反則ダントツ1位はエルでしょ!(笑)


Y:
エル――――――!!(笑) ボールが周回軌道をまわって帰ってきたよ(笑) マヌケなエルって何か久しぶりだったので(よちさんはエル男前化特殊フィルターを装備しています/笑)ときめきましたv 何か…エルってかわいいね!?vV


N:
エルかわいいモードですか!? かつてなかったとらえ方では? だって今まではひたすらかっこよかったんだもの〜Vv(特殊フィルター標準装備) でもたしかにかわいかった、今年のエル! 回転寿司で真っ先に飛びつくなんて今年は新しいエルで売り出す気!?(今までもああだった気も…?) かわいいといえば王の玉乗りもかわいかったけどねv


Y:
中国=曲芸っていう方程式だったのかしら、アレは? まんぞくそうな笑顔が笑いを誘いますv ストーリーが単純だった分、ギャグがこうぎゅっとつまってたよね〜〜なんかキッドのインパクトが弱かった気もするんだけど…(ドカーン!に声がついてなかったせいかも)


N:
でもやっぱりドキドキしちゃったわよ〜すっごい頼りになってたじゃない!!Vv まあ、たしかに出番は少なかったけど、5分じゃ出番増やすのはムリよね、誰にしても。主役のハズのリーニョにしても…整列時に中央に王が来てたけど、あれってサッカー的に仕方ないことなの…?


Y:
6人でサッカーしてる時点で…(今、気がついたけどえもんいなかったね!?)あれはサッカーなの!?(笑) ていうか、何でアチモフはサッカー対決しに来たの!? ナゾがいっぱいv(今、パンフにのってるエルの横顔に、素の部分を感じてドキドキしていますv/笑)


N:
アチモフ出すぎよね!(笑) その登場時間をえもんにちょっとゆずってくれても良かった…かもv にしても今年のエルはホントに良かった!! パンフのエルとかもうどれとっても最高よ!! やたらかわいいよ!? ナニコレ!?? なんか今まで(勝手に)抱いていた、ちょっと不器用で実は孤独なエル…というイメージくつがえしてくれちゃう若人エルですVv


Y:
若々しくてかわいいよv(上のイメージ…今まで誰も止めてくれる人はいなかったのかな…/汗) エルに対する見方、変わったね!(こんなこと書くから、うちらエルFanと思われちゃうのかな…<皆スキよv) そいや今年はマフラーとったニコフ(ユージャル)が拝めて、ニコフに対する見方もかわったかも☆


N:
ちょっと…私はよちさんを代弁してあげたのよ!?<イメージ ニコフもなんだかユージャルからして男らしかったよね? サッカーという勝負の最中だったからかな? いつもよりもこう、攻撃的というかアグレッシブというか…(意味いっしょ) 全員に関して言えない? 今年は皆、新たな一面を見せてくれたような。メッドなんか泳げるようになってたし! 夏休み中に特訓でもしたのかしら?(意地の悪い発言)


Y:
シンクロ! 笑ったよ―――――!! あそこでシンクロするあたりホントにシュールだよね〜。あと…その…アチモフスタジアムから落とされる時にさ…王がメッドにつかまって…そんで落ちるとこ(婉曲に表現/汗)…ロボットなのに服着てないと恥ずかしいのカナ?(汗)


Y:
ピンクだから特別恥ずかしいんじゃない? なんて適当に言って自分で妙に納得です。シュールよね〜…そうそう、展開がいちいちね! よちがアメコミというから、はじめはバットマンとかそっち系をイメージしてたんだけど、ディズニーとかバッグズバニーとかだったのね。通り抜けた穴がそのまんまの形だったり、そういう…なんかもう素で笑えました! ひざ打って笑っちゃったよ…ニコフの火がお尻について走り回るリニョとかさー(笑)


Y:
いちいちワールドワイドな笑いなのよね! もう、ラミを出せとか、キラミにしろとか言うスキもない!(笑) いや、最初にも言ったけど、5分でセリフ無しならこうするしかなかった…BESTな5分間だったと思いますv …でも来年はも少し長く…! 長く…!!(願)


N:
そう、キラミとかもうワガママ言う気も起こさせない事前情報・ザ☆5分声ナシ! それでもよくできてるだろうなという信頼はしてたし、十二分に応えてもらったよね! だからこそ、来年はまたぜひ時間をとってストーリーを見せて欲しいなと期待してしまうのです。という感じで、5分の映画を一時間以上かけて語ってしまった私たちをアワレんでぜひぜひ来年は長編でお願いしまーすVv

Y:
(対談、時間かかるね? でも、作品作るスタッフ様はもっと時間がかかってるんだよね…ご苦労様でした! ……でもやっぱり長編で…/諦め悪く☆)







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「ぼくの生まれた日」


Y:
(上記の対談を行ってから早や1年…ようやく続きをやる機会が持てましたよ…)はいはい!「僕の生まれた日」です! 記念日に身近な相手とケンカ、という誰でも1度は経験したんじゃないか、というエピソードなのですよ。


N:
感動シリーズが得意とするところの、何とも郷愁をさそう映像でのび太に共感!! ルンルン気分で調子に乗ってたら地の底へ。わかるわ〜あれは素直になれないよね(笑)


Y:
ホントわかるよー! 特に小学生くらいだと、バースデーは特別な一大イベントデイ! それがドン底気分に…ヘコみますね! そしてやけっぱちな気分で家出…リアルだわー(笑) このシリーズはいつもそうだけど、感情の流れがリアルだよね。そこに、描きこまれた背景と、これでもかという演出が拍車をかけて説得力出してますv


N:
ママとパパにしかられて激しく悔し涙なのび太の表情、すごく気持ちが伝わってくるよね。誕生くらいいい気持ちにさせてくれてもよいのに、こんなに怒られるなんて…!!って。


Y:
特にのび太って普段駄目な子、という自覚もあるだろうので、余計誕生日こそは僕が主役!って気持ち強かったんじゃないのかなあ? その後、友達のママとの仲良さげな様子を見てさらに落ち込み…それにしても、映画でしずかちゃんたちの家庭での様子にスポットあたるの珍しいよね?(←大歓迎v)…たくさんのママがいるけれど、自分のママはひとりだけ…v 本編にしても、今回は「ママ」がテーマだったの?


N:
あらパパも入れてあげてほしいわ!(笑) 若い頃のパパが納豆かきまぜるシーンとかよちさん大好きじゃないの…私は若きパパママの初々しい会話が好きだなあv


Y:
パパもママもほんとに若くてときめきますね! 今でもやっぱりラブラブでねv ところであのパパの納豆シーン台所や病院では、背景スタッフ大カツヤクでしたね! あの心憎いまでのレトロさが〜Vv


N:
全体的に色が少しくすんだイメージでね! うーん、のび太の年齢で現時点から逆算すると、パパママ時代ってあんなにレトロじゃないわよね? F先生の描かれた時代イメージまんまなのかしら。このシリーズはこういうとこホント大人向けだなって思うわ〜。区画整理とか、される前された後の風景がどちらもリアルよね。でも泥臭い絵じゃないとこはさすがプロ!


Y:
すごい区画整理のされっぷりでしたね!(笑) あれってホント、現時点から逆算すると古すぎなんだけど、そこはそれ、今の親世代〜以上が見て懐かしいと感じる共通イメージなんじゃない? そしてあの、区画整理された地区の堤防(?)の上で「のびちゃんv」と話しかけるレインコートドラ! かーわいーVv(ちょと遊び心もあってさv)


N:
ネコ型ロボ用レインコート(<むしろ、誰でもレインコート?(笑)よち)かわいかったね〜! あのフォルムにあんな子供用みたいなデザインのレインコート反則よ〜。このシリーズとドラズは、本編よりもドラがやわらかそう(笑) 病院到着時にバイク(?)から落ちるとこもかわいかった! ドラのかわいさ的にサービス満点だったなあ。


Y:
ふにゃふにゃした手ざわりっぽいよねv 前のイヤーマッフルもそうだったんだけど、同時上映作品では、ドラえもんの日常ファッションに変化があって、胸ときめかせてしまいますv 「ドラえもん」ファンに対するサービス多かったよねー。ラストの、皆で浮かび上がるシーンとかも、もうドーラー可愛いー!って思っちゃう。


N:
もうラストの話?(笑) いや、あそこはもう…手を伸ばしてくるのび太がものすごくうれしかった!! 本編でも、ママが「ドラちゃんも私の子よ」みたいに言ってくれてたけど、のび太が両親に愛される姿を見守るドラの姿を見て、ドラえもんのママはいないんだなあ、とかちょっとさびしく感じた瞬間だったので、4人家族なラストの絵は幸せだったわ〜Vv 原作よりも甘えたさんじゃない? アニメドラって。


Y:
原作ドラは割と目線が大人なのよね。でもアニメドラは声のせいかなあ…ちっちゃい子みたいなときあるよね。下手するとのび太の弟みたいな。そこでちゃんとママが子ども扱いしてくれるのが、ほんと大団円!って感じで微笑ましかった…v ドラえもんが、のび太の為にしてくれてることをパパもママも感謝してるんだよね。だからこそ、ちゃんとドラのこと家族扱いしてくれる…パパとママって素晴らしい! 言うことないよ、あのラスト!! さらに続く、しずかちゃんたちのお祝いシーン…のび太!あんた愛されてるよ!!と最初のやさぐれてたのび太に言ってやりたい(笑) そして映画を観た人たちにも!


N:
スネ夫、ジャイアンまでがのび太の為に努力してくれて…TVアニメではなかなか描かれない友情シーンだけど、裏にああいう色々がなきゃ本編での強いつながりって出てこないわよね。「芸術家もいいわねえ」なんて赤ちゃんのび太に夢いっぱいのパパとママだったけど、のび太は立派に周囲に愛される人間に育ってるわけよね! 感動シリーズはいつも観てる私たちまでのび太に惚れてしまう憎い映画です!







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「のび太とロボット王国」


Y:
ポコvジャンヌで!!


N:
かたくなな王女の、兄弟兼幼なじみは育たないアイツ、的方向で!!


Y:
ポコはちっちゃいまんま! ジャンヌは成長していくってトキメキよねー!!


N:
昔はぼくの妹的感覚だったのよね、アレって! ポコっていつまでたっても見たまんまの精神年齢なのかしら? ママに甘えたさんですが、でも倒れたジャンヌを背負うときにやっぱり彼女を妹のように思ってたりしないのかな?


Y:
あのシーンはほんといいシーンですよ…。兄妹みたいな気持ちでいた幼なじみが成長するにつれ、外見年齢差が開き、身分差があり、ロボットと人間としての溝が生まれ…ちょっと!これをツボと言わずして何がツボですか…!(笑) 今回の映画本編に対しては、いろいろなご意見あるとは思いますが、でも私好きです、この映画。もそっと人間とロボットの関係についてつっこんでほしかったけどね!


N:
ひとつひとつのエピソードはとても良い感じだったわよ? お嬢様と私(ロボ)とか、人間の女王と乳母ロボットとの親子愛とか、隠居してる科学者とおナベさんたちという独特の逃げ場とか、国王と今は亡き妻を模した乳母ロボットとの間に生まれた愛、とか…。


Y:
(「お嬢様と私」って何かと思ったよ…。冒頭に登場した、召使ロボットが改造されて帰ってくる、アレですね?)てゆうか、国王と乳母ロボットとの間に愛があったんですか!!(笑) このエピソード、今のんのさんから聞いたのですが(彼女の創作)やたら説得力あるね! そりゃあ一人娘の養育係りつくるんなら、亡き妻に似せちゃうかも! そう考えるとこの映画、ものすごい深いよーな。…あんまり飛ばすと「…え、この対談どの作品の?」とか思われちゃいそうなのですが「ロボット王国」です! やはりロボと人間の絆に、今一歩踏み込んで欲しかった…!(…て「ブリキの迷宮」のときも思ったなあ)勿論、個々のシーン(鋼鉄バトルとか、タイムマシンの暴走シーンとか)はすっごく面白かったしね。それぞれ必要あったと思うのですが…ちょっと繋がり弱かった感じ? いろいろ目移りしちゃう感じ?


N:
そうね、よしコレか!って入れ込もうとしたら、すぐに次の料理が来ちゃうかんじネ。大きなストーリーとしては、ロボと人間との共存を阻む悪玉を、のび太と知り合った異界の友達が、のび太達の救けを借りて倒すなり改心させるなり…おお、あらすじはいつも通りなのよね! 何だかいつもと違う感じがしたのは、のび太と異界の友達との友情があまりクローズアップされなかったから…?

Y:
異世界への出発があまりにも早かったよねー!? あら、あっという間に決断して旅立ってるよ!ってカンジ。別に悪くないんだけどね、そういうのも。でも、今回は大きな挫折ってゆーのか、ピンチとかハラハラドキドキさせるとこが弱かった気がするの。ドラさらわれてたけど(笑) 切実な緊急事態って印象がうすい…。その分、ポンポンポンとテンポよくお話ススんでいくんだけどね(なんかこの対談、否定的な意見にも読めちゃうかもなのですが、私今回の映画好きですよ)


N:
あ、そうね。そういうのもいいよね。テンポ良く、色々つめ込んで…映画はいつものび太と新しい友達との深い友情がまずありき、って思い込んでるから違和感があったんだろうな。のび太をかっこいい!って思えないとさびしいのかも、私が(笑) そういう意味ではどこか実験臭もするわね、この映画…少し型にはまるのを避けた感じ。


Y:
言ってみればパイロット版?(それも一生懸命作った方に失礼な言い方ですね…ごめんなさい)ジャンヌのキャラが(私的には)イイなと思えたので、もっとのび太たちとからんで欲しかったのかな。ポコ、ジャンヌ、マリアあたりの関係とともに、クローズアップしてくれても…いえ、おナベさんとかゴンスケとかの、はしばしにちらっと出るキャラも良かったけどね! ノーホホホホホ!(おナベさん大好きーv)


N:
ゴンスケとかね! オマージュ多かった? ジャンヌ良かったよね! 新山さんのあのカタクナな声、口調、とっても良かったですVv セリフがまたね、「父上」とか言っちゃってv(笑) ポコが来るのは全然いいんだけど、その後もっとジャンヌにクローズアップというか、のび太たちを近付けてほしかったな〜! だってジャンヌってもっとメインにすえて味わえるキャラよね、というか味わいたかったの、私が!!(笑) あの気丈でいて悪玉にいいようにあやつられる王女サマvなところがかわいくてたまらないわ…!


Y:
新○千春悪くなかったよねー感じ出てたよ。そうか、私も全体的にジャンヌが足りなかったのかも!(笑) あんまり簡単に改心とかせずに、最後の最後まで操られていてほしかったね!(笑) そしてギリギリで味方に…!みたいなね。でも虹の谷での、ポコとジャンヌのハ○ジシーン(@アル○スの少女○イジ「ジャンヌのばか!弱虫!ほんとは歩けるくせに…!」みたいな/笑)好きですけどね。あそこ、曲も良くてジーンとしちゃったの。あと、ラストのドラのサヨナラのセリフ…あれはドラファン的には涙せずにはいられないでしょ…!? ズルいよなー(笑)


N:
大団円なんか百も承知なのに涙しちゃったわよ、私(笑) 宿題ちゃんとやって、しずかちゃんと幸せに…結婚前夜でドラがいなかったの思い出しちゃうわよ(泣)(笑)


Y:
人間でもロボットでもいつかは必ずお別れが。だからこそ、お互いが仲良く出来る今が余計に大切なのね…ママに会いたくなったのび太たちの気持ちわかります(また、最後にちらっと出てきたママが良かったの!)家族の絆、がテーマだとするなら、すごく良く出来た作品だったと思いますよ!









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