礼 拝 心 得                     2017.2.12修正

主日(日曜日)礼拝は、キリストの復活を記念する礼拝です。この復活されたキリストが今ここにいますという確信と喜びをあらわすものであり、さらに、わたしたちもやがて復活してキリストのみ前に集められ、神とともに住むという終わりの日の救いを望み見ます。

礼拝の開会時間(10時30分)に遅刻することは神に礼を失します。また、他の人の礼拝を妨げることにもなります。5分前には全員が着席し、緊張した思いをもって開会を待ち、充実した礼拝をささげましょう。

座席は前列より順に詰め、席での挨拶は目礼程度にし、私語はつつしみ、黙祷し、週報に目を通して聖書、讃美歌、交読文の箇所を開けて用意しましょう。

礼拝は、神の言葉とこれに対する応答がくり返されながら進められます。

礼拝の順序は、大きく三つの内容に分けられます。

  @ 神の言葉(招詞、聖書朗読、説教、聖餐)

  A 会衆の応答(讃美歌、祈祷、交読詩編、信仰告白、主の祈り、献金)

  B 祝福と派遣(祝祷)

聖書は、わたしたちを人間として真に生きる者とする神の言葉です。

説教は、神の言葉を取り次ぎます。それを人間の言葉としてでなく神の言葉として受

  け入れる態度が大切です。説教は神の言葉となってわたしたちの内に働きます。

聖餐は、わたしたちのために裂かれたキリストの御体をあらわすパンとわたしたちの

  ために流されたキリストの御血をあらわすぶどう酒とをもって行います。配られ

  味わうことによって与えられる神の言葉です。聖餐は、信仰告白し洗礼を受けた

  キリスト者であれば、どの教派教団に属する方でも与かることが出来ます。未だ洗

  礼を受けておられない方、信仰告白をしておられない幼児受洗者は、与かることが

  出来ません。しかし、同席して見守って下さい。

讃美歌は、オルガンで全曲が奏された後、わたしたちを召してくださった神さまに対し

  て心から歌います。オルガンが奏されると同時に起立しましょう。

祈祷(祈り)は、神のみ名をあがめ、ほめたたえ、ざんげし、感謝をささげ、さまざ

  まの願いごとをし、また決意をあらわします。キリストの名によって祈るとき必

  ず聞かれると約束されています。祈りと讃美歌の 後にある『アーメン』は、『そ

  の通りです』という意味です。力強く唱和しましょう。

交読詩編、信仰告白、主の祈りは、起立し、はっきりした口調でテンポを合わせて唱

  和しましょう。

献金は、感謝と献身のしるしとして献げられ、教会の宣教と運営のために用いられます。

祝祷は、これから出てゆくこの世での歩みに、神さまが共にあることを求める祈りです。

                     

                        (横浜港南台教会)2003.9.7 修正  

 日 本 基 督 教 団 信 仰 告 白

 我らは信じかつ告白す。

 旧新約聖書は、神の霊感によりて成り、キリストを証し、福音の真理を示し、教会の拠るべき唯一の正典なり。されば聖書は聖霊によりて、神につき、救ひにつきて、全き知識を我らに与ふる神の言にして、信仰と生活との誤りなき規範なり。

 主イエス・キリストによりて啓示せられ、聖書において証せらるる唯一の神は、父・子・聖霊なる、三位一体の神にていましたまふ。御子は我ら罪人の救ひのために人と成り、十字架にかかり、ひとたび己を全き犠牲として神にささげ、我らの贖ひとなりたまへり。

 神は恵みをもて我らを選び、ただキリストを信ずる信仰により、我らの罪を赦して義としたまふ。この変らざる恵みのうちに、聖霊は我らを潔めて義の果を結ばしめ、その御業を成就したまふ。

 教会は主キリストの体にして、恵みにより召されたる者の集ひなり。教会は公の礼拝を守り、福音を正しく宣べ伝へ、バプテスマと主の晩餐との聖礼典を執り行ひ、愛のわざに励みつつ、主の再び来りたまふを待ち望む。

 我らはかく信じ、代々の聖徒と共に、使徒信条を告白す。

 我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりてやどり、処女マリヤより生れ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府にくだり、三日目に死人のうちよりよみがへり、天に昇り、全能の父なる神の右に坐したまへり、かしこより来りて、生ける者と死ねる者とを審きたまはん。我は聖霊を信ず、聖なる公同の教会、聖徒の交はり、罪の赦し、身体のよみがへり、永遠の生命を信ず。 アーメン。

         主 の 祈 り (讃美歌21 935A

 天にまします我らの父よ、ねがわくはみ名をあがめさせたまえ。

 み国を来らせたまえ。

 みこころの天になるごとく

 地にもなさせたまえ。

 我らの日用の糧を、今日も与えたまえ。

 我らに罪をおかす者を 我らがゆるすごとく、

 我らの罪をもゆるしたまえ。

 我らをこころみにあわせず、

 悪より救い出したまえ。

 国とちからと栄えとは

 限りなくなんじのものなればなり。

 アーメン。