◇牧師室より◇
配餐のパンとぶどう液は、小型の密閉容器に入れて配りました。お弁当のマヨネーズやドレッシング用のプラ容器を利用しました。ぶどう液は酸性なので、酸に溶けず、こぼれにくい容器にしたのです。あらかじめ消毒した環境で封入して準備し、先に配るパンは、手指消毒用のアルコール綿と共に配りました。パンやぶどう液を口に入れたらすぐにマスクを、と呼びかけました。感染リスクのある、指でパンをつまむ時と、マスクを外す時への対応を工夫したつもりです。個別包装の市販品を利用しなかったのは、せめて「主の御体を分かつ」という手順は、教会でしたかったからです。 (中沢麻貴)