◇牧師室より◇
雑誌『Forbes Japan』(2020年4月8日)に、「公衆トイレで感染を防ぐために守るべき手順」という記事が掲載された。
「新型コロナウイルスの感染症は、感染者の糞便を経由して広がる場合もあることが知られている。ウイルスが、霧のように空気中を漂う『エアロゾル』と呼ばれる状態になり、数時間も生き続ける場合があるのだ。」「専門家によると、トイレの水を流す際は、便器のフタを閉めてから流すべきだという。狭いトイレの空間では、ウイルスを含んだ排泄物からトイレット・プルームと呼ばれる汚染物質の煙が立ち上る場合があるからだ。」
便器の故障につながるので、教会のトイレのフタを閉めないでとアナウンスしたことがある。便器より大切なのは、人の命。今後は、フタを閉めてから水を流していただければと思います。 (中沢譲)