牧師室より

 新しいウイルスに、国、経済、そして信仰までもが試されている。そのため、日々、いろいろな情報をチェックするようになった。

イースターの日(412日)、「情熱大陸」(毎日放送)という番組を見た。ウイルス学者の河岡義裕氏を取材したものだった。インフルエンザワクチンの開発にも携わった経験を持ち、COVID-19への対策の任を担っている人物だ。ウイルスへの恐れで、くたびれている私たちにとって、このような研究者の存在は希望と言える。

彼は取材に答えて、「ワクチンは少なくとも数年はできない」「薬はおそらく、すでに人で使われている薬の中でこのウイルスに対して有効な薬が見つかってくる」「このウイルスが季節性を持っているかどうか冬に流行するウイルスかどうかはまだ分からない」「もしそういうウイルスだとすると、6月ぐらいから流行は下火になって、また冬に流行する」ただ長期戦になることは確か」と語っていた。

 教会はウイルスの特徴に合わせて、礼拝や集会のスタイルを季節ごとに変える必要が出てくるかもしれない。インフルエンザに対するのと同じように、共存していく覚悟が必要だと感じた。ウイルス学者のように、教会もまた世の希望でありたいと思った次第である。(中沢譲)