牧師室より

 新型コロナウイルスの感染状況が、刻々と深刻度を増しています。教会も、感染防止対策に、真剣に取り組んでいます。どうぞ皆さんも、礼拝のために教会に来ることが難しいと判断されたら、ご自宅で礼拝をまもってください。

 感染予防の心得の基本は、自分がウイルスを運んでいる可能性を、まず念頭に置くことです。自分が感染しないように、よりも、自分が感染させないように、とイメージすることが大切です。ウイルスが手についただけでは感染しません。その手で何かを触って汚染してしまうこと、自分の口や目を触ってしまうことがないように気を付けます。また、お互い息がかからない程度、人と人とが距離を置くことも安全策のひとつです。不安に勝る用心を。

 外出自粛要請のある中、久しぶりに会うと、つい会話が盛り上がってしまいますね。でも、おしゃべりは控え気味にお願いします。また、うっかりページを、なめた指でめくらないためにも、礼拝前に聖書・讃美歌の箇所にしおりをはさんでは、いかがでしょうか。

 礼拝も短くしました。讃美歌も少しです。心を込めて静かに賛美しましょう。みことばから心の平安を得ましょう。困難の中にある方々のために祈りましょう。  (中沢麻貴)