牧師室より

先日の教会バザーは、天候にも恵まれ、大勢の来場者があり、良い時となりました。お祈りに覚え、有形無形の様々な奉仕や応援で、この業を支えてくださった皆様に感謝です。

 礼拝堂の隅に、子どもゲーム・コーナーを設置し「縁日のちょっと怪しげな店番」みたいな形で、私も参加しました。子どもコーナーは、収益よりも、子どもたちにも教会バザーを楽しんでもらえることが目標です。子どもは、入場時に渡された子ども用しおりを見せると、ゲーム用コイン3枚がもらえる仕組みです。もっと遊びたい場合、子どもは10円、大人は100円で3コイン買えました。1コインで遊べるゲームは三種類。輪投げと、ハンマーでテコを叩いてボールをカップに入れる遊びと、紐くじです。ボール遊びのゲームは、昨年制作のものを「改良」。昨年は、ボールを手で投げる形でした。試作段階で大人に試してもらうと、まあまあの成功率。しかし当日、予想外に現代っ子たちは投げる動作が苦手と判明。成功率が著しく低いゲームになってしまいました。キャッチ・ボールなどで遊ぶ機会は、昔よりめっきり少ないのです。そこで今年は、ハンマー仕様に改良です。結果、子どもたちに大人気、コインを握りしめ、列を作って遊んでくれました。やがて、飛び出したボールを、子どもたちが拾い集めてくれ、大きい子も小さい子も一緒になって遊びました。手作りテーマ・パークもまんざらでもないと嬉しくなり、遊びを通じて、子どもたちに、いろいろ教えられた一日でした。(中沢麻貴)